メイクメイクテクニック

目の下にクマができる原因とは?メイクで上手に消すためのポイントを知ろう!

疲れた印象を与えたり、老けて見られる原因ともなる目の下のクマですが、改善を試みてもなかなか思うように消えてくれないものですよね、長年目の下のクマにお悩みの人も多いでしょう。クマには種類があり、それぞれ原因があります。原因を突き止め、正しく対策することで改善が見られるものもあります。ここでは、クマができる原因や、メイクで上手に目の下のクマを消すポイントをご紹介します。

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クマの種類別の原因と対策

クマの種類別の原因と対策

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クマには大まかに3種類あります。
「青グマ」「茶グマ」「黒グマ」なのですが、それぞれ原因があるもの。
クマの種類別に、原因と対策についてみていきましょう。

冷えや生活習慣の乱れからくる「青グマ」

冷えや生活習慣の乱れからくる「青グマ」

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冷えや疲労などにより、目のまわりの血行が悪い人や、生活習慣が乱れている人がなりやすいのが「青グマ」です。
目のまわりの皮膚はとても薄いもの。
目のまわりにはたくさんの毛細血管が通っていますが、その血液が滞ることにより、青っぽく透けて見えるのです。

体が冷えやすい女性はとくに青グマができやすいでしょう。
生活習慣が乱れることにより、体がストレスを感じ、ホルモンバランスの乱れることも原因とされています。
パソコンやスマートフォンの長時間使用による、目の疲れなども青グマをつくる原因です。
画面を凝視すると、血流が滞ってしまうのですね。

【対処法】

血流を良くするのが効果的です。
やさしくマッサージしたり、ホットパックなどで目のまわりを温めてもいいですね。
マッサージは刺激や摩擦を与えないようにするのがポイント。
強いマッサージは、色素沈着として残る可能性があるので、マッサージクリームなどを使って刺激を軽減させてくださいね。
目のまわりの皮膚というのは、とてもデリケートな部分なのです。

たっぷり睡眠時間をとり、生活習慣を見直してみるのも効果的でしょう。
ストレスを溜めず、穏やかな気持ちで過ごすことも大切です。
余裕があれば、適度な運動を取り入れたりして、全身か血の巡りを良くしましょう。

ダメージが色素沈着として残った「茶グマ」

ダメージが色素沈着として残った「茶グマ」

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ダメージが色素沈着として残った「茶グマ」には、大きく2つのパターンに分けられます。
まず、外部からの刺激により表皮にできたもの。
紫外線のダメージや、目をこするクセ、乾燥によるかゆみ、化粧残りによるかぶれ、これらが原因になっていることもあります。
この茶グマができるのは、目の下だけではありません。
まぶたにできることも。
まぶたに色が気になったことはありませんか?これもメイクなどにより、積み重なった刺激による色素沈着によるものなのです。

外部からの刺激により表皮にできたもの以外にも、肌の奥深くにできる茶グマがあります。
メラニンが皮膚の奥に沈着している状態で、両頬・おでこ・小鼻・目の下などにあらわれやすく、青みのある灰色と茶色が混ざったような色素斑です。
このタイプのクマには、レーザー治療が有効とされています。

【対処法】

紫外線や目をこするクセなどの、外部からの刺激により表皮にできたものは、美白に特化した美容液などが有効です。
美白作用のある、ビタミンC誘導体などが配合されているものを積極的に選び、ケアをしていきましょう。
ハイドロキノン(皮膚科でもらう場合は濃度が高い)やレチノール(皮膚科でもらう場合はトレチノイン)も美白には有効ですが、これらは肌に刺激が強く、皮むけを起こしたりすることも珍しくないので、慎重に使う必要があります。
有効成分が高濃度に配合されている美容液から始めてみてもいいですね。

皮膚のくぼみやたるみなどによる「黒グマ」

皮膚のくぼみやたるみなどによる「黒グマ」

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青グマや茶グマができてしまっている人は多いですが、皮膚のくぼみやたるみなどによる「黒グマ」ができている人もいます。
皮膚のくぼみやたるみなどにより、影が目立ってしまうことなどが原因です。
老化現象により、目のまわりの筋力がゆるみ、たるみやへこみが生じることから黒グマとなってしまう人もいます。
他にも、生まれつき目の下の脂肪が少なく、黒グマを生じやすい人もいます。

【対処法】

黒グマの場合はくぼみやたるみが原因なので、化粧品でカバーするのは難しいです。
皮膚のくぼんだ部分にヒアルロン酸を注入したりして、影ができるのを防ぐ方法が有効とされています。
ただ、青グマや茶グマと混合したタイプの人も多く、青グマと茶グマのそれぞれの対処法を組み合わせることで、少しは改善できる場合もあります。
血行不良や外部からの刺激により、くぼみやたるみが進行することも多いです。

メイクで上手に目の下のクマを消すポイント

メイクで上手に目の下のクマを消すポイント

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クマの種類別の原因と対策についてお伝えしました。

「青グマ」「茶グマ」「黒グマ」どれか心当たりのあるものはありましたか?ほとんどの人は、青グマか茶グマで悩んでいることと思います。
対処法を参考にしながら、クマを解消していってくださいね。
クマが解消されるだけで、より明るい印象になるはずですよ。
クマのないお顔だと、メイクもより楽しくなりますよね。

ここからは、メイクで上手に目の下のクマを消すポイント、をご紹介します。
クマはすぐに改善されるものではないので、クマの上手な隠し方を覚えておくと便利ですよ。
メイクでクマのないお顔になりましょう。

#1 白っぽい化粧下地は避ける

#1 白っぽい化粧下地は避ける

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白っぽい化粧下地は、「逆にクマを目立たせてしまう」というデメリットがあります。
肌を白く見せたいがために、白っぽい化粧下地を積極的に選ぶ人もいますが、クマがある場合は、クマを優先して色を選びましょう。
オレンジ系のものがおすすめです。
影になっているところに、白い化粧下地を塗っても、灰色が浮いてしまうだけですよね。
クマが気になる人は、白っぽい化粧下地は避けるようにしましょう。

#2 オレンジ系のコンシーラーを使う

#2 オレンジ系のコンシーラーを使う

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クマ消しにコンシーラーは必須アイテムですが、適したものをきちんと色を選べていますか?クマ消しには、オレンジ系のコンシーラが適しています。
クマを消すには、化粧品の「色選び」が重要になるのですね。
色白さんはイエロー系のコンシーラーでもかまいません。
迷った場合は、青グマにはオレンジ系のコンシーラー、茶グマにはイエロー系のコンシーラーと覚えてください。

また、コンシーラーにお金をかけてあげることも重要になってきます。
コンシーラーは安いものでいいと思っている人も多いかもしれませんが、年齢を重ねるごとにお金をかけてあげたいアイテムです。
やはり質が良いものは、クマをしっかり消してくれます。
口コミやテクスチャーを参考にしながら、コンシーラーを選び直してみてもいいですね。

#3 赤リップを活用するのもあり

#3 赤リップを活用するのもあり

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「オレンジ系のコンシーラーがない!」という人もいるでしょう。
そんな人には、赤リップ(オレンジ系のものがおすすめ)を活用したクマ隠しメイクをおすすめします。
赤リップなら誰でも持っているものですよね。
とりあえず試してみる価値もあるでしょう。

やり方は簡単です。
クマが気になるところに、赤リップをポンポンと塗っていきます。
赤リップを塗った上から、ファンデーションを重ねていきましょう。
クリームファンデーションかBBクリームを使うと、うまく仕上げやすいです。
伸ばすように塗るのではなく、ポンポンとのせて隠すような感覚でつけるのもポイント。
伸ばしてつけると、赤リップが広がってしまうのですね。
赤リップを活用したクマ隠しメイクは、コツをつかめばとても便利ですよ。
使い切れない赤リップがある人にもおすすめです。

#4 コンシーラーはやわらかいものを選ぶ

#4 コンシーラーはやわらかいものを選ぶ

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コンシーラーにも、テクスチャーはさまざまですよね。
硬めのものからやわらかいもの、クリームタイプのものまで販売されています。
クマを隠すには、「やわらかい」ものを選ぶといいです。
皮膚が薄くデリケートな目元は、やわらかいテクスチャーで密着しやすいものが適しているのですね。
保湿成分が配合されているようなコンシーラーを選びましょう。
目元はよく動く部分でもあるので、乾燥肌の人は、クリームタイプのコンシーラーがおすすめです。

#5 クリームタイプのハイライトで仕上げる

#5 クリームタイプのハイライトで仕上げる

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コンシーラーの順番はさまざまですが、最後にクリームタイプのハイライトで仕上げるだけで、コンシーラーとの境目がなくなり、綺麗な肌を演出できます。

・「コンシーラー 」→ 「パウダーファンデーション」(パウダーファンデーションを使う人はコンシーラーが先)

・「リキッドファンデーション」 → 「コンシーラー」(クリームタイプのファンデーションを使う人はコンシーラーが後)

肌質を考慮しながら、適した方を選んでください。
この後、チークを入れていきます。
チークをのせた後に、クリームタイプのハイライトで仕上げていきましょう。
コンシーラーの境目やチークの境目に、クリームタイプのハイライトを軽くのせ、指でクリームタイプのハイライトをなじませたら完成です!

クリームハイライトは、数多くのメイクアップアーティストさんが使っているということで人気に火が付いたアイテムです。
肌に密着するクリームタイプなので、いろんな使い道があって便利ですよ。
パウダーのように浮いてくることもなく、小さなラメのおかげで、肌も綺麗に見えますよ。

目元はエイジングサインが出やすい場所

目元はエイジングサインが出やすい場所

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皮膚が薄く乾燥しやすい目元は、エイジングサインが出やすい場所です。
目の下のクマに悩むということは、ケアや生活習慣の見直しが必要、ということ。
紫外線対策や保湿を丁寧に行い、ケアを続けていくことが大切です。
目元はよく動く部分で負担も大きいので、年齢が出やすいのですね。
目のクマはエイジングサインだと思って、やさしくケアしていきましょう。

今回ご紹介した、メイクで上手に目の下のクマを消すポイント、も参考にしながら、クマのない若々しいお顔を手に入れてくださいね。
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