スクスクと元気に育ってね！こどもの日に飾るかぶと15選

端午の節句は古代中国の邪気払いの風習と日本古来の行事五月忌み（さつきいみ）が結びついたものと考えられています。
中国は5月に雨季が始まり病気になりやすい時期だと考えられ、5月5日に菖蒲を煎じて飲んだり菖蒲に漬けた酒をのむ邪気払いが行われました。
日本では5月になると田植えが始まり、神社などで体を清める五月忌みの行事があります。
これら2つの行事が飛鳥時代に融合して田植え前に勝負で邪気祓いをするようになったのが「菖蒲の節句」と呼ばれ、後に端午の節句と名を変えました。

端午の節句になると男児のいる家庭ではかぶとや鎧を飾ります。
かつての武士はかぶとや鎧を身に着け敵の攻撃を防いでいました。
その頃の名残としてかぶとや鎧を飾ることは病気やケガをしないように男児を守り、困難に打ち勝ち丈夫に成長してほしいと言う願いが込められています。

かぶとや鎧は「春分の日より4月下旬くらいまでの間」で縁起が良く天気の良い日に飾ります。
こどもの日の直前に飾る一夜飾りは縁起が悪いと考えられていますよ。
片づける時期は、こどもの日の翌日以降に早めに済ませます。
湿気の少ない天気の良い日に片づけるのがベストです。