厚めの菜切りを希望して「厚」となっていたので購入しましたが、
薄目の菜切でした。
(追伸:「込厚」を割り込みの厚いものと勘違いしてしまいました。
現物を見て気が付いたのですが、「込厚」とは込(こみ)=中子が厚いという意味でした。
つまり柄に刺さっている部分が厚いという意味です。
ただし本品のその部分は菜切りとしては、むしろ薄い部類に入るのではないかと思います。
また洋ハンドルでなく和式の柄の菜切りの場合は、中子は太くなっているのが普通だと思いますので、
態々明記すると返って紛らわしくなるのではないでしょうか)
峰の厚みは、柄の差し込み部分が4mm、中央部が1.2mmで、切っ先の所が1.1mmです。
平の厚みも藤次郎作という刻印が裏写りしている位の薄さです。
そして、この価格帯の菜切りにはよくある事ですが、
刃も柄も曲がっていました。
柄は多少左に曲がって刺さっており、。
刃は先の方から5cm位の所で峰もエッジも左に折れ、
更に手元から5cm位の所はエッジだけが左に折れています。
本当は厚めの菜切りが欲しかった事でもあり返品しても良かったのですが、
この包丁は薄い上に、例えば強い弾性のある正広作 松の様に
曲げてもバネの様に直ぐに元に戻ってしまうような事は無く
曲げ直しが楽そうに思えたので、返品せずに自分で直す事にしました。
なお曲げ直しは楽に出来ましたが、
刃が曲がったまま研いであったものを戻したため、
刃を横から見たシルエットが直線では無くなったため、それも修正。
しかし側面の切り刃の部分で、曲げ直した所が凹んで砥石が当たらなくなりましたが、
それはそのままです。
切れ味は刃が薄い事もあり大変良いです。
ただ白紙鋼なので青紙鋼より刃の持ちは悪いです。
またカボチャを割る時などは、薄い上に弾性が無いので
刃を曲げてしまいそうで大変心もとないです。
やはり厚めの丈夫な菜切りが欲しいので、
関の孫六の金寿を買うことにしました。
色 | 白紙 |
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メーカー | 藤次郎 |
素材 | 鋼 |
商品重量 | 0.14 キログラム |
刃渡り | 165 ミリメートル |
食洗機対応 | いいえ |
梱包サイズ | 36.2 x 8.4 x 2.4 cm; 140 g |
梱包重量 | 141 g |
電池使用 | いいえ |
電池付属 | いいえ |