自分って恋愛下手かも…？恋に不器用な人の7の特徴

恋愛をテーマにした漫画やドラマ、映画などいわゆる「恋愛モノ」に関心が薄く、これまであまり見て来なかったという人は、いざ自分が恋愛をする番になった時、どんな態度を取れば良いのか分からず上手く波に乗れないことがあります。

恋愛モノはエンターテイメントとして面白いだけでなく、実際の恋愛の教材にもなるのです。
映画のようにドラマチックにアピールして、ドラマと同じ台詞で告白するようなことはそうそうないかも知れませんが、自分と違う異性の思考パターンなど、概要を学ぶにはとても有用な参考書でもあります。

そのため、「異性のことがよく分からない」「好きになったらまずどうしたら良いんだ？」と、告白以前に恋愛のことがよく分かっていない！という人は、恋愛が題材の映画や本、ドラマに触れてみてください。
いかにもラブストーリー、な雰囲気が苦手な人は、コメディタッチの作品や、ミステリーと絡んでいるものなど、恋愛以外の要素も楽しめそうな作品から入ってみると良いでしょう。

ルックス内面問わず、誰にでもコンプレックスはあります。
しかしそのコンプレックスをあまりにも強く意識していると、コンプレックスを隠すことが優先になってしまい、好きな人に積極的になれなくなってしまいます。
こういった傾向がある人は、せっかくの魅力的な部分もコンプレックスと一緒に隠れてしまうことがあるので、とてももったいないです。

コンプレックスがない人はいませんし、コンプレックスがあっても恋愛をしている人はたくさんいます。
人は誰かと接するときに、この人は好きだ、この人は苦手だという漠然とした好みはあっても、その人のコンプレックスであろう部分に目がいって、そこがピンポイントで嫌いになる、なんてことはないはずです。
コンプレックスだけが原因で恋愛が失敗することはありませんから、自信を持って人と接するようにしましょう。

また、自分に強いコンプレックスがということは、他者のコンプレックスや弱みも理解してあげられるという武器になります。
悩みは人への思いやりや優しさに変えることもできるのです。

また、プライドを人よりも高く持っている人の場合も、恋愛下手になりやすい傾向があります。
もちろんある程度のプライドを持つことは、自己肯定感や自尊心を保つために必要ですが、それが行き過ぎると、「自分は人とは違う」が「自分は周りよりも優秀」「こんなバカなことはしたくない」など、周りを馬鹿にするような態度を取るようになってしまうことがあります。
そういったことを思っていると、周囲は何となくその空気を察し、自然と距離が開いていってしまいます。

プライドはあくまでも自分らしくあることを認めるための手段として持ち、人と比べたり、この人は人として何を持っているか？など品定めをするようなことはやめましょう。

プライドが高過ぎる人は、恋人がいても常に自分のプライドが満たされるような交際を無意識に強いてしまうことがあるので、長続きするのが難しいこともあります。
プライドは人から満たしてもらうものではなく、自分の中で完結させられるようにしましょう。

中学や高校で男子校、女子校出身だった人は、思春期にあまり異性と接する機会がなかったため、いざ大学や社会に出て恋愛しよう！と思っても、免疫がなく異性とうまく話せなかったり、恋愛の過程などが分からず迷走してしまうことがあります。

筆者も女子高校出身で、また大学もほとんど女子しか居ない学部だったために、社会人になっていざ恋愛、お付き合い、となった時は右も左も分からず困ったものです。
早熟な人なら、たとえ男子校や女子校に通っていても、塾やバイト先で恋人や友人を見つけているのですが、恋愛を意識することなくのほほんと学生生活を送っていたので、まさに異性に免疫がない状態でした。

出身を変えることはできませんし、男子校や女子校にもそれぞれの面白さや良さがありますから、それで共学にすれば良かった、という後悔はありません。
ただ、男子校や女子校の出身で、恋愛が難しい…どうして自分だけ上手く接することができないんだろう、と悩んでいる方がいたら、それは皆同じように悩んでいることなので焦ったりせずに、自分のペースで恋していってほしいと思います。

行動を面倒くさがる傾向にある人も、恋愛が上手くいかないことがあるので注意が必要です。
こういったタイプの人は、頻繁な電話やメールを好まないことが多く、それだけなら良いのですが、普段から常に返信が遅くなったりして恋人を不安にさせたり、反感を買ってしまうことがあります。

また、外に出るのがあまり好きではない…という人だと、デートを自分から誘わずに常に受身になっていたり、誘ったとしてもインドアなデートばかりなんてことも。
恋人が外デートを誘っても渋ったり、嫌々行って早く帰りたがったりしては、関係に亀裂が入ってしまう恐れがあります。

しかし面倒くさがりな性格を直すことは容易ではありませんし、恋人に無理矢理合わせていたら、疲れてストレスになりイライラ、余計に面倒になる…なんて可能性も。
なので自分が面倒くさがりだと自覚のある人は、自分のペースで構わないのでルールを決めると良いでしょう。

例えば3回に1回は外デートに付き合う、1週間に2回は自分からメールするなど、恋人に寂しい思いをさせない程度で、少しずつ積極的になれるようにしましょう。

また、恋人や好きな人が面倒くさがりだった場合は、浮気されにくいというメリットもあります。
面倒くさがりな人はそもそも何人もの異性に手を出しませんし、バレて修羅場…なんて考えただけでも面倒なリスクを負うような真似はしません。
そういう意味では、恋人としてはそこまで悪い相手でもないのかも知れませんね。

付き合いは常に相手のペースに合わせて、自分の希望よりも恋人を優先する…。
恋人としては理想的かも知れませんが、いつも自分を抑えて何でも我慢してしまう人も注意が必要です。

最初は「今回だけだから」「たまのわがままだし」と思って相手に合わせすぎてしまうと、次第にそれが相手にとっても自分にとっても当たり前になってしまいます。
つまり、あなたが我慢することが二人の定番のパターンになってしまうのです。

問題なのは、我慢する方はもともと優しい性格の人が多く、イヤイヤ我慢しているわけではないので、本人にもあまり自覚がないこと。
しかし、心の奥ではストレスが溜まってしまいます。
いつ身体の疲れやイライラになって現れてくるか分からないので、ストレスを溜めすぎないように意識することが大切です。

このタイプの人は、自分から「自分は我慢しているんだから」「いつもそっちの希望ばっかり」などと言うことがあまりないので、恋人もあなたにストレスを与えていることに気付かずにどんどん甘えてしまいます。

相手のことを思いやって優先するのは素晴らしいことですが、中々相談する機会もなく、気づかない内にストレスが溜まって関係がギクシャクしてしまうこともあるので、たまには自分からも甘えてみる、というつもりで、お互いがバランス良く心地良いお付き合いをするように心がけましょう。

先ほど紹介した、つい我慢してしまうタイプとは反対に、あまりに我が強くていつも自分の希望を押し通してしまう傾向がある人も、恋愛が長続きしない傾向にあります。

このタイプの人も悪気があるわけでなく、自分でも意識しない内に相手を自分のペースに巻き込んでしまいます。
相手がいつも同意して付き合ってくれている場合でも、実は我慢させていた…ということもあります。
いつも自分がリードしてるなと思ったら、たまには相手にしたいことや言いたい事はないか、と尋ねてみるのも良いかも知れません。

我が強いと言うとあまり良くないイメージかも知れませんが、自分の意見やアイディアをたくさん持っているというのは長所でもいます。
特にお付き合いが長くなるとデートがマンネリ化してきて考えるのが大変になったり、自分の意見があまり無いのでリードしてくれた方が楽という人もいるので、そういう人にとっては、多少グイグイ引っ張るくらいがちょうど良いのかも知れません。

どちらにしても恋愛はチームプレーです。
自分のペースで常に相手を巻き込むのではなく、相手が心から賛成してくれているか、他に希望していることはないのかを、足取りを合わせて常に確認できるようにしたいですね。