藤沢ディナーならここ！皆に聞いた美味しかった飲食店ランキングTOP5／神奈川グルメ情報

夏になると海水浴客で大賑わいを見せる湘南地区。
藤沢もその構成地域のひとつです。
小田急江ノ島線やJR東海道線が走り、神奈川県内のみならず東京からも好アクセス。
藤沢駅から鎌倉まで伸びる江ノ島電鉄はレトロな車両が可愛らしく、江ノ電の名で親しまれています。

湘南地区ということで、藤沢の名物の筆頭は「しらす」です。
飲食店に入ればメニューにしばしば取り入れられて、大変な人気となっています。
お食事だけではなく釜揚げシラスやシラスせんべいは定番のおみやげ品です。
なんとビールにまでしらすエキスが使われているとか…。

観光客を意識したラインナップですが、地元の人が名産品ばかり食べているかと言えば、そうではありません。
今回はリーズナブルでふらっと立ち寄りたくなってしまう、素朴なお店を中心にご紹介します。

「九州の豚骨」と「関東の鶏ガラ」を融合させた鶏ガラ豚骨スープを前面に出す「よってこや」。
藤沢駅南口ロータリーのすぐ近くなので、誰でもわかります。
実は結構SNSでも有名。
理由は年に1度の「10円ラーメン」。
通常690円の醤油豚骨ラーメンがこのお値段ということで、長蛇の列ができます。

この価格は常識外の破格です。
それでも普段はワンコインからせいぜい1,000円程度とラーメン屋さんとしては平均からややリーズナブルな価格帯であることは間違いありません。

豚骨というと濃厚で癖が強い印象なのですが、鶏ガラの柔らかい味と香味野菜のおかげか後味が意外なほど軽やか。
タレの染み込んだ白身と、とろりとした黄身のバランスが絶妙な味玉、口の中でほどける巻きチャーシューはトッピング必須です。

藤沢駅から東海道線で1駅の辻堂。
駅前の「おでんバー信濃屋」は昭和レトロな看板が目印。
おでんといえば冬のイメージですが、夏には夏の冷やしおでんもありますので、おでんファンは1年を通じて通い詰めることができるお店です。

常連さんが多いお店というとちょっと入りづらい印象かもしれませんね。
こちらのお店はマスターのふんわりとしたお人柄に惹かれた気さくな常連さんばかりなので、初めての人も昔からの仲間のように打ち解けられます。

定番のおでんネタはもちろんですが、人気ナンバー1は変わりダネのトマト。
まるっと1個使ったトマトの甘味と酸味が優しいお出汁の味と非常によく合います。
金曜日と土曜日限定のカレーおでんも大好評です。

生クリームやフルーツとの相性が良くスイーツとして、また卵やサラダ、ベーコンなどと一緒にお食事として。
パンケーキってどうしてこんなに汎用性があるのでしょう？

藤沢でパンケーキの魅力をとことん突き詰めたいならば、「ジェイエスパンケーキカフェ テラスモール湘南店」で決まりです。
薄めで滑らか、口当たりも軽いのに豊かなバターの風味が広がる、日本人好みのパンケーキが幅広いメニューで楽しめます。


インスタグラムの投稿をしているなら、季節限定品やストロベリーバナナパンケーキがカラフルで映えますよ。
ですが、最初に食べて欲しいのはクラシックパンケーキ（800円）。
バターとメープルシロップという何の変哲もない組み合わせだからこそ、このお店の持ち味が活きます。

昭和22年創業の「古久屋」は70年間、藤沢の地で愛され続け現在ではソウルフードの地位を固めています。
卵を練り込んだ中太ストレート麺が特徴的で、一度食べれば忘れられません。

スープは豚、鶏ガラ、野菜、昆布から出汁を取り、生醤油で味を調えています。
独自路線を進む店舗が多く、「スタンダードなラーメン」をあまり口にできなくなった昨今では珍しい「昔ながらの味」。
昭和生まれの人はもちろんですが、平成生まれの方でも「ああ、懐かしい…！」と何故か思ってしまいます。

昔懐かしいのはメニューだけではありません。
店構えもやはり昭和の名残を感じます。
でも決して古臭いのではなく、ノスタルジー。
神奈川県らしく野菜たっぷりのサンマーメン(670円)も人気。
気取らずに食事を楽しめる良いお店です。

「らーめん　そよ風」も懐かしテイストのラーメン屋さん。
麺は細めのストレート。
スープは煮干しの出汁をベースに醤油か沖縄の天然塩の2種類が選べます。
常連さん曰く、みなさんどちらか1度は食べたことがあるとか。

正直、煮干し系のラーメン店で当たりに当たったことがほとんどなかったのです…。
往々にして、「どこが煮干しなんだろう？」と出汁の良さを活かし切れていなかったり、逆に煮詰めすぎてエグみや生臭さが強調されていたりと。

若干恐る恐る飲んでみたスープが、まあ！しっかりと煮干しのうま味が出ているのに、雑味は一切なし。
しみじみ美味しいってこういうことなんだなぁって一人感激してしまいました。
店名の通り、爽やかで澄んだ味わいです。
カウンター席中心の小さなお店で回転率も高め。
明るい雰囲気なので女性一人でも安心して入店できますよ。

この記事では、藤沢のディナー情報を掲載しました。
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