遠距離恋愛から結婚までたどり着いた筆者が語る「遠恋」の秘訣とは？

毎日電話したい派とそうではない派がいますが、お互いの価値観が同じであれば、毎日しても良いですし、しなくても良いと思います。
しかし、筆者の意見としては毎日電話をしなくても良いのではないかと考えてしまいます。

理由は話のネタが尽きてしまい、1日の報告を言うだけになってしまう可能性があるからです。
どんなラブラブなふたりでも、毎日「今日何があった」「何を食べた」なんて話をしてばかりでは、マンネリ化を避けられません。
どうしても毎日声が聞きたくて仕方がない場合は、寝る前の「おやすみ電話」もしくは朝に余裕があるカップルは「おはよう」電話など、数分話すだけをおすすめします。

電話は毎日するのは難しくても、一日の始まりと終わりの挨拶くらいはしておきたいものですよね。
今はラインやメールなど簡単にコミュニケーションが取れる便利な機能があります。
デジタル文字で少し味気は無いかもしれませんが、好きな人からのメッセージは、どんな形であれ元気になりますよね。

仕事が忙しくてメールする暇も無いカップルもいることでしょう。
言葉を打つことが難しくても、ラインスタンプひとつなら、どんなに忙しくても押せるはずです。
大切なのは今日も元気で過ごしていたよというメッセージ。
遠く離れたふたりだからこそ、日々のコミュニケーションは重要です。

毎日連絡取りたい気持ちはお互いにあります。
忙しい日々の中でも、ふと遠く離れた恋人の事を思い出すこともあると思います。
しかし、現実的に毎日連絡取ることが厳しい状況もそれぞれありますよね。
その中で必ず1日1回は連絡をすると決めてしまうと「義務」のようになり兼ねません。
それでは「恋人」よりも「仕事相手」になってしまいます。
取れる時に、取りたい時に、連絡し合いましょう。
タイミングをふたりで作っていく事が遠距離恋愛には大切です。

遠距離恋愛中はどんなに会いたくても「時間」という制約が付いて回ります。
筆者の場合、週末休みと平日休みという勤務スケジュールが合わない事と、遠距離のダブルパンチでした。
休みが一緒、もしくは住んでいる場所が近ければ、まだ会いやすいですが、どちらも条件が合わないとなると、会う回数も限られてしまいます。

休みが合わない場合は、仕事終わりに会うしか無く、どちらか一方に無理が掛ってしまう場合も出てきます。
会いたい気持ちはわかりますが、無理をし過ぎて身体を壊してしまっては悲しいです。
互いの無理がない範囲で、会える日を決めていきましょう。

遠く離れて暮らしているため、当然会うためには交通のお金がかかってきます。
飛行機代や新幹線代、電車賃、ガソリン代など、どうしても出費がかさんでしまいますよね。
恋人同士で「お金」のことや、ましてやふたりが会うために必要な「交通費」の事を話すのは、気が引けてしまいます。

しかし、これは遠距離恋愛をする上で覚悟しておきたいところ。
女性も男性にばかり来てもらうというスタンスでは、彼の負担が大きくなり、後々不満が爆発しないとも限りません。
中間地点を決める、順番に行ったり来たりするなど、お互いでしっかり話し合いましょう。

ふたりの仕事の兼ね合いやその他の予定もあり、遠距離恋愛中の会う頻度は少ないのが実際のところ。
しかし、本音で言えばやはり月に1度は会いたいですよね。
どうしてもお互いの都合が付かず、半年以上会えない期間があるカップルもいるかと思います。

しかし、1か月以上会えない間、自分達が思っている以上に、色々な出来事がふたりの間に起こっているのです。
毎日テレビ電話で話しているから大丈夫、というカップルも、やはり会って実際に話すのとは全く違います。
無理し過ぎない程度に、月に1度は会う予定を組んでみましょう。

遠距離恋愛は「寂しさ」が常に付きまといます。
だからこそ、ひとりの時間をエンジョイできるようにすることが大切。
彼に会えない間、自分磨き、スキルアップ、貯金などやることはいっぱい！ひとりの時間をいかに楽しく過ごせるかが遠距離恋愛を成功させる秘訣。

彼の自由な時間は「あなたが独占できる時間」ではありません。
彼の時間は彼だけのもの。
たとえ彼女であってもそこはズカズカと踏み込みすぎないように。
筆者も若かりし頃に、彼の時間を奪い過ぎて失敗した経験があります。
その失敗から学び、次の遠距離恋愛では、自分の時間と同じく彼の時間を大切にすることを心掛けました。
そうすることで、ふたりの間に余裕が生まれ、より良い関係を築くことができました。