好きだけどセックスレスになる理由とは？原因と対策を考える

パートナーのことを「兄弟や身内」のようにかなり近い存在として思っていることはありませんか？もちろん仲がいいことはいいことなのですが、仲がいいあまりに必要以上に近づき過ぎて、男女の関係ではなく、血の繋がった親子や兄妹・姉弟のような関係になってしまっている場合は、「恋人に見えなくなる」ことが原因でセックスレスになることもあります。

距離が近すぎてしまって、恋人のように感じられなくなってしまったなんて人もいませんか？そのように今思っている方は危険信号！中には別れるカップルもいるくらいセックスレスは重要な問題になってきています。
付き合う前は全くお互いのことを分からない状態の2人がカップルになったわけですが、セックスに関して距離感が非常に重要になってきます。

まずは相手を恋人としてみるように心がけてみたり、接し方を優しくしたりしてみると徐々に変わってきますよ。

あまりにも仕事が忙しいと、休みの日に大好きなパートナーとゆっくりしていても、身体の触れ合いが面倒になってしまうケースも少なくありません。
疲れ過ぎていてセックスをすることが苦痛になってしまったり、別にいいやと思うこともあります。
さらに疲れている時は、パートナーと触れ合うことでさえ嫌になってしまって、一緒にいるだけで十分という気持ちになってしまうのです。
いつまでも忙しい訳ではなく、どこかでゆっくりとした時間がとれるのであれば問題ないのですが、ずっと忙しいなどの問題があると、自然とセックスレスへ繋がってしまいます。

仕事を減らすというのは難しいですよね。
ですので環境を変えるのも1つの方法です。
例えば「いつも部屋でしているけれど、今日はホテルでしよう」というようないつもと違う刺激を感じることで、疲れていても「あの人としないな」と感じるようになるかもしれませんよ。

恋人や夫婦、親子がスキンシップをすると愛情ホルモンと言われている神経伝達物質、「オキシトシン」が分泌されます。
そのオキシトシンの効果は大きな効果があって、安心感を覚えたり、相手への愛情がより深まったりする素敵な効果があるんです。
しかも、この物質はセックスをしてオーガズムに達すると大量に分泌されるとも言われていて、身体の関係がどれだけ大切なのかを感じさせるデータになっています。

つまり、普段キスや抱きしめあったりなどスキンシップをたくさんしている仲良しカップルは、セックスなしでも十分に心が満たされている可能性が高いのです。
もちろん肌の触れ合いからセックスの雰囲気になれば問題ないのですが、そこでエッチをしていないな…と感じるときは、スキンシップを軽くしてみると意外と簡単にセックスレスがなくなっていくことがありますので、ぜひ試してみてはいかがですか？

相手に全く触れていないことに、だんだんムラムラしてくるかもしれませんね。

いつも一緒にいることが多くなっていたり、同棲を初めて相手の生活感が見えてしまったりすると、どうしても異性として見られなくなってしまいます。
相手に対して身体を求めてしまう時は、相手のことを異性として見ているからであって、自分にない魅力がたくさんあるからこそ、相手との愛情を確認したくて身体の関係をもつこともあります。

ですが、先ほど挙げた理由のほかになんらかのきっかけで相手を異性に感じられなくなってしまいます。
もちろん何事もないままに付き合いが長くなってしまったから、セックスレスになることもありますが、だいたいの理由として、相手を異性として見られなくなってしまったことが原因として挙げられます。

女性が男性からの身体の関係を断っている場合にこの状況が起こりやすいです。
もちろん身体の関係がないからと言って浮気をしてしまうのも問題ですが。
女性側の断り方に問題があったり、男性に不安な気持ちをさせてしまったりと、どちらが悪いともいえないときもあります。
女性にどんなに歩み寄っても身体の関係を断っていると、どうしても心が折れてしまいます。

その時に、魅力的な女性が目の前に現れて、彼のことを求めてきたとします。
今まで我慢してきた分、その相手と爆発してしまうこともあります。
その場だけの火遊びで済めばいいのですが、相手との相性が良くて癖になってしまって、日常的に会うようになってしまうなど、あなたのところに戻ってこない場合もあります。
そうなると話がこじれて大変な思いをすることになります。

カップルでも夫婦でも、一緒に過ごしている時間が長くなれば不満も溜まってくるもの。
もちろんお互いにその気持ちをしっかりと伝えあっていればいいのですが、どうしても溜めてしまうときもあります。
不満が大きくなるとどうしても相手に対して「なんでこれは…」「どうしてこんなことを」というように愛情よりも不満の方が大きくなってしまいます。

そのため、不満が大きくなってくると、相手への愛情もかけてきやすいということが言えます。
その結果相手に触れたくないなどセックスレスのきっかけになります。
不満を溜めてしまうことは相手にとっても自分にとってもよくないことです。
言い方に気を付けることでしっかりと相手にも伝わりますので、我慢せずに小出しにしていくようにしてくださいね。

パートナーと触れ合いがあるからこそ、「好き」という感情が大きくなっていくものです。
ところが、セックスはおろか手の触れ合いなどもなくなってしまうと、相手に対する愛情もどんどん冷めてしまいます。
セックスレスはささいなきっかけで起こることなのですが、その影響はとっても大きく、別れの原因にもなってしまうのです。

仕事が忙しくてセックスできないときもありますよね。
そのときは肌と肌が触れ合うことに重点を置いてみましょう。
手をつないだり、キスをしたり、寄り添ってみたり…。
方法はたくさんあります。
セックスできない状況であるならば、気持ちをしっかり伝えて、愛する気持ちが冷めないように心がけてみてください。

これがセックスレスの最も怖い部分。
セックスがないことが普通になってしまって、「していなくても大丈夫」という気持ちになってしまうことが最も怖いのです。
セックスのない生活が普通になってしまうと、相手との触れ合いも少なくなりますし、浮気をしていても気がつかない、相手の変化に気が付けなくなることがあります。

さらに、セックスをすることで分かる病気のシグナルもあります。
痛みを感じたり、いつもと感覚が違ったり…。
ただ欲求を満たすだけでなく、実は相手の身体の変化に気が付けるという素晴らしいメリットもたくさんあります。
ですが、セックスレスになってしまうことで触れ合いがあれば気が付けることも、そのままスルーしてしまうことも多くなります。
お互いの身体の変化にも気が付けて、2人の距離が保てるなんて、セックスレスになってしまうことがもったいないことと感じませんか？