お祝い事に使われる「紅白」とは？その意味と縁起の良いお祝いギフト15選

紅白とは赤色と白色のことで祝い事の行事に使われる色です。
赤色と白色は区別しやすく運動会などの組み分けに使われることもあります。
おめでたい席で使われることが多い紅白ですが、「赤白」表記でも良いように感じますよね。
これは、赤の漢字は赤裸々や赤字など”何も持たない”や”裸”などあまり良い意味に使われていません。
イメージが悪いことで「紅」にしたと言われています。
また、中国ではあかい色の事を「紅色」と書き”紅”が常用されていることで紅白となった説もありますよ。

紅白のルーツは源平合戦と言われています。
源平合戦は、794年～1185年にかけて起こった大規模な内乱で源氏と平家が権力を争いました。
この時、敵と味方を区別する赤と白の旗が用いられ対抗する2組を区別したと言われています。
最近では紅白歌合戦などに使われていますね。

紅白の色はおめでたい席で使われ縁起が良い色として知られていますね。
縁起の良い色になった訳は諸説あります。
日本人は昔より「ハレ」と「ケ」を意識していました。
ハレとはお祭りや年中行事などを行う特別な日のことで、ケは普段の生活を意味します。
ハレの日には紅白をイメージした赤飯や餅を振舞う習慣があり、紅白はおめでたいと印象付けられて縁起の良い色になったと言われていますよ。
また、もう一つの説は室町時代に中国より輸入された箱に赤と白の縄が縛り付けられていました。
これは中国が輸出用の箱を区別するよう行っていましたが、日本は贈答にする習慣だと誤解したそう。
贈答品に赤と白の紐をかけるようになり水引きになったとか。
今では水引きには紅白が使われ縁起の良い色として定着しています。