【同級生の兄を好きになり…】片思いが成就した女性に聞く！出会いや告白のアドバイス

高校3年生の話ですので、それまで男性としっかりお付き合いしたことはありませんでした。当時、私はいわゆるお嬢様学校に属する女子校に通っており、出会い自体がなかったように思います。

私が恋をした相手は、クラスメイトのお兄さんでした。夏休みに仲のいい友達同士でお泊まり会を開き、その友人の家を訪ねた際に知り合いました。以前から「うちのお兄ちゃん、掃除機かけたりお手伝いするいい兄貴なんだよ」と友人が自慢するお兄さんでしたので、会う前から好感度が高かったです。お泊まり会の間も、私たちにおやつを運んでくれたり、お話をすると大変気さくな人で、好きになるのに時間はかからなかったように思います。どちらかというと、向こうのほうからよく世話をしてくれた気がします。

告白はお泊まり会の間にこちらからしました。出会って2日で告白、我ながら大胆だったと思います(笑)何故急いでいたかというと、お兄さんは大学生で離れた県で一人暮らしをしており、いつでも会えるとは限らなかったからです。あちらも驚いたことに私に好感を抱いていてくれたので、連絡先を交換し、文通することになりました。当時はそんなに携帯電話が普及していなかったので、文通というクラシカルな遠距離恋愛となったのです。

一週間に2通は手紙のやりとりをしました。途中で手紙はメールに変わりましたが、私が大学を卒業するまで4年と少し、連絡が途絶えたことはありません。文通やメールの他には、春夏冬の長休みに中間地点でデートをしました。付き合い始めて1年でプロポーズをされ、お互いの両親に挨拶をしました。遠距離恋愛でしたけど、2人の間に友人(彼から見ると妹)という存在がいたためか、大きなトラブルが発生することもなく、今ではその彼が夫になっています。

主人が初めて付き合った人なので大したアドバイスはできませんが、会えなくて寂しい思いをしている女性にはたくさんアドバイスできます(笑)私が遠距離恋愛を成功させることができたのは、会えない時間もスパイスだと思っていたからだと思います。近すぎると喧嘩になりますが、適度な距離があると、会えるわずかな時間が愛おしくなります。一気に燃え上がる恋もいいですが、じっくり時を重ねてお互いを知ることが、結婚に向けての布石になります。焦ることなく、大切な人との出会いを大切に育てていきましょう。