楽しいはずの同棲にもデメリットが！同棲前に知っておきたいデメリットとは？

同棲というと、「楽しい生活」というイメージを持っている人が多いでしょう。
今まで、週に何度かしか会えなかった二人の場合、同棲をすることで毎日会えるようになるわけですから、ワクワクするのは当然です。

しかし、同棲にもデメリットがあります。
どんなに好きな恋人でも、どんなに理想通りと思っていた相手でも、一緒に生活してみなければ分からないことがたくさんあります。
例えば、お金や時間の使い方、友達との関係、趣味など、今まで知らなかった考え方や付き合い方、楽しみ方を知ることになります。
中には、どうしても理解出来ないことや、許せないことなども出てくるでしょう。

また、生活習慣の違いなどにも戸惑いを感じることがあります。
これらの少しずつの積み重ねにより、「一緒にいるのは無理」と感じてしまうこともあれば、「やっぱり、この人で間違いない」と自信を持てることもあるでしょう。

それだけ、同棲生活はデートでは知り得なかった互いのことを知る場となります。

同棲がスタートすれば、生活そのものがはじまります。
最初のうちは、一緒にいるだけで「楽しい」「幸せ」と感じていても、その生活が当たり前になってくると、少しずつ相手の存在がストレスに感じてしまうこともあります。

二人の経済状況によって、一緒に暮らす環境が異なりますが、ワンルームなどで生活をする場合には、１人きりになることが出来ないため、それがストレスと感じてしまうこともあるでしょう。
「好きな人と一緒に暮らしているのに、どうしてイライラするのだろう？」と自分の裏腹な気持ちに戸惑うこともあります。

それだけ、他人と一緒に生活をするということは、様々な気持ちが芽生えるということです。

同棲がはじまると、帰宅すれば恋人と顔を合わせることになりますから、今までの様なデートをすることは少なくなるでしょう。
生活そのものが、二人の時間となりますから、同棲期間が長くなれば長くなるほど、互いの存在が当たり前になってきます。

そして、気づいた時には新鮮味を失っていることに気づくでしょう。
「一緒にいても、ドキドキしなくなった」と感じた時には、同棲前の様なデートを計画すると良いでしょう。
家の中でばかり過ごしてしまうと、ストレスも溜まりますし、どんどん新鮮味が失われてしまいます。
休日には、一緒に外出を楽しむことも必要です。

長い時間一緒にいると、衝突することも増えるでしょう。
同棲をはじめたカップルの中には、「喧嘩が増えた」と言う人も少なくありません。

同棲中の喧嘩を防ぐためには、お互いが思いやり、理解し、心にゆとりを持つことが必要です。
同棲をはじめる前、はじめた頃は、もっと相手のことを考え、思って発言、行動していたはず。
しかし、一緒に暮らすうちに距離が近くなり、相手のことを思いやることが出来なくなってしまいます。

「喧嘩が増えたな」「イライラすることが増えた」と感じた時には、同棲当初の気持ちを思い出しましょう。
イライラを我慢することはありませんが、一方の気持ちだけをぶつけてしまえば、破局してしまう可能性があります。

同棲をはじめた人の中には、「結婚前に、まずは一緒に暮らしてみよう」と考えている人も多いでしょう。
結婚してから一緒に暮らすと、結婚後に「こんな人だったなんて」と気づくことになりますから、そんな後悔がない様に、結婚前の同棲を考える人もいます。

しかし、結婚前に同棲をしてしまうことで、生活に流されてしまい、結婚のタイミングを失ってしまう人も少なくありません。
既に、結婚生活のような生活をしていることから、「このままでも良いのでは？」と思ってしまう人もいるでしょう。

こうならないためには、同棲前にしっかりと同棲期間を決めておくことがおすすめです。
「結婚前のお試し生活は1年」と決めておけば、1年後スムーズに結婚へと進めることが出来るでしょう。

同棲前から、同棲のデメリットを聞いてしまうと「同棲に、躊躇してしまう」と言う人もいるでしょう。
しかし、デメリットは必ずしも誰にでもデメリットになるとは限りません。

同棲前からこんなデメリットがあるということを知っていれば、それを回避することは出来ます。
どうしてストレスを感じるのか、喧嘩が増えてしまうのか、それを知っていれば、避けることが出来るはずです。