「なんで？どうして…」悲しい失恋から立ち直るまでの気持ちの変化

別れた直後は何も考えられず、ただただ悲しさで涙だけが流れだしますね。
今まで幸せに過ごしてきた時間やたくさんの思い出、大好きと言ってくれた言葉、すべてが嘘だったのかと悲観的になり、相手に裏切られた気持ちでいっぱいになるでしょう。
何もしたくない、何をしても楽しくない、もう生きていることさえ辛い、なんて思ってしまいます。
失恋をした現実をなかなか受け止められず、いろんな感情が入り混じって自暴自棄になってしまい、なかなか自分を取り戻すことが出来ません。
まずはしっかり失恋したことを受け止めましょう。

失恋を受け止めた後、なぜ失恋してしまったのか原因を考えても、あなたは振った本人ではないので、いくら考えて悩んでも答えは出ません。
別れの原因としては、性格の不一致や他に好きな人が出来たということ。
どちらにしても相手にとってあなたは一番ではなくなってしまったという現実。
今はその現実を受け止め、気持ちを冷静にさせる時期なのです。

気持ちが落ち着いてきたところで、客観的に自分自身を見つめなおしてみましょう。
恋人とはどんな風に恋愛をしてきて、別れたときはどんな言葉を言われましたか？失恋して良かったとは思えないけど、失恋することによって見えてくるものがあります。
そのときはショックと悲しさと怒りの中で、言葉の意味を理解出来なかったかもしれません。
しかし冷静になって考えてみると、こうゆう意味だったのかもしれないと、別れの理由が見えてきます。
別れの言葉はヒントとなるのです。
それを直そうと努力することで自分を磨くことになります。

こういうときはこうだった、あのときああ言えばよかった、など自分の行動や言動を思い返して、次の恋愛につなげられるといいですよね。
まだ気持ちがそこまで開き直っていなくても、時間が徐々に悲しみを癒してくれます。
悲しみを癒すには時間が必要なのです。
次の恋愛に進むときに、あのとき気付かせてくれた元パートナーに感謝したいと思うような前向きな考えで捉えましょう。

人は心に傷を負った場合、気持ちを浄化させる期間が必要です。
失恋したらとことん落ち込むこと。
わざと泣ける映画を見たり、切ない音楽を聴いたりして、涙をたくさん流しましょう。
涙を流すことでストレスが発散されます。
その他にも、友達とはしゃいだり愚痴を聞いてもらったり、カラオケで大声を出すのもいいでしょう。
恋愛だけに気持ちを集中させないで、仕事や趣味に集中することで、失恋に対しての気持ちが少しでも紛れるよう努力することを勧めます。

立ち直ろうという気持ちになったら、思い切って思い出の品を整理したり、過去への気持ちを少しずつ整理していきましょう。
失恋したら長い髪を切るなんて昔ながらの方法がありますが、案外美容院に行くということがストレス発散になるようです。
思い切って切る必要はないけれど、イメチェンするのはかなりいい気分転換になりますね。
気分転換や精神浄化、何か行動に移すことで失恋の傷が癒えていくので、かなり気持ちが前向きに進んできている時期となります。

空を見上げてみましょう。
小さな世界じゃなく、大きな世界を見るような目で考えてみてください。
この大きな世界で相思相愛出来る人と出会えるなんて、奇跡に近いのです。
その相手と自分の人生の少しでも一緒にいられたということは、まさに奇跡。
振られた悲しみや精神的ダメージは大きいけれど、好きだったときはお互いすごく好きで、たくさんの愛情をもらったはずです。
元パートナーと過ごしていなければ、その幸せな時間は存在しなかったわけですから、付き合った期間を「付き合わなければ良かった」などと否定しないで、付き合えたことに感謝しましょう。

復縁を考えてしまうかもしれませんが、それよりも今は恋愛をしない方がいい時期です。
失恋から自分を見直し、自分を磨き、新しい出会いが待っているかもしれません。
二人で過ごしてきた時間を大切な思い出として胸の奥に秘めて置き、次の恋へのステップを踏むために、前を向いて歩きだしましょう。
恋愛は出会いや別れを何度も繰り返し、人を成長させてくれるます。
「もう誰も好きにならない」なんて思う時期もありますが、それでもまた自然と誰かを好きになっているのです。
そのときは自分の気持ちに素直になり、新しい恋へ進んでください。