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結婚式する?しない?入籍3年後に披露宴なしの家族挙式&2次会をした話

昔は結婚=結婚式をするが当たり前でしたが今では色々な考えのもとに結婚式をあえてしないご夫婦が増えていますよね。私も元々は結婚式をしていませんでしたが最終的にはやっぱりやろうと思って挙げた1人です。しないと決めるまでやっぱりやろうと決めるまで、そして披露宴をあえてしなくて良かったと思った話を紹介させてもらいます。

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そもそも『結婚式』ってどんなもの?

そもそも『結婚式』ってどんなもの?

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私も自分で調べるまで知らなかったのですが、本来『結婚式』とは『挙式』と呼ばれる儀式を指す言葉になります。
でも私たちがイメージする『結婚式』は教会で愛を誓いあってから別の会場でご飯を食べたりするまでの流れを想像しますよね?そういった私たちの間で一般的になっている結婚式のスタイルは『挙式』+『披露宴』という別のものがセットになったものなのです。

なお、『挙式』とはキリスト教式・神前式・人前式と種類がありますが先程ご紹介した通り「愛を誓う儀式」であり、『披露宴』は「結婚したことを友人たちにお知らせ・お披露目するパーティー」という意味のものになります。

結婚式をする?しない?決められない!

結婚式をする?しない?決められない!

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お互いに仕事をしていた上に偶然入籍した時期が私の仕事の繁忙期さらに夫も他県で就業中…と完全に週末婚状態だった私たちは自分たちが結婚式をするかしないか、するとしたらいつ頃にどこでするのかを決めなければいけないねと漠然とした目的だけ持ってそれぞれに費用を含めて調べ合っていたのですが、システムをそもそも知らなかったので全くイメージがつかめずに話し合いはほとんど進みませんでした。

ゼクシィを買って読んでみたりネットで調べたりはしたものの時間が合わない為にウエディングフェアや結婚式場が開催している相談会には全く参加が出来ず決まらないまま時間だけが過ぎていく…正に八方塞がりお手上げ状態だったのです。

1回目の選択に後悔はなかった

お手上げ状態で決められないままお互いに忙しさがピークに達した私たちは結婚式のことまで今の状態に加わったこと考えると準備に時間をかけている暇がない・正直めんどくさい・金銭的な部分を考えても現実的じゃないと早々に「結婚式はしない」という結論を出しました。
自分たちの性格を考えるとよく漫画やドラマでみる結婚式の準備でストレスを感じた挙句に喧嘩が頻発して別れるなんてことになってもおかしくないタイプだったので無理な選択肢を選ばなくて本当に良かったです。

ただ、夫の両親からフォトウェディングをしたらどうか?と提案があり記念になるのでそこはお言葉に甘えて撮影をしてもらいました。
今考えてみるとその提案は私にとって良い思い出であると同時に結婚式にこだわらなくても良いんだと気持ちが楽になった瞬間だったと思います。

友人の結婚式で改めて色々考える

友人の結婚式で改めて色々考える

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私たちが結婚して1年が経った頃に私の先輩や友人が1回目の結婚ラッシュになりました。
その為、結婚式に呼んでもらうことも多くなり喜んで参加させてもらっていたのですが、行く先々で「本当に結婚式しないの?今からでも遅くないと思うよ」と先輩・友人に聞かれたり言われることが増えたのです。
この頃すでに私は元々いた職場を退職していたので仕事の忙しさからは解放されていた上に、私の母親が結婚式のドレスを選びたがっていたということを父親から偶然聞いたこともあり改めて『結婚式をした方が良いんだろうか?』と私の中で考えることになりました。

そこで結婚式をした・する予定の友人に相談をしていくとみんな口をそろえて「結婚式は男性からすると女性のためだし、もっと言えば親の為。
家族挙式とかもあるくらいだしするならぜひ呼んでね!」とアドバイス&励ましをもらって再度夫と話し合いをすることに…。

夫との話し合いと2回目の選択

夫は「一度しないって決めたよね?」と完全に乗り気ではありませんでしたが、私側の母の気持ちを考えると…とモヤモヤ。
そこで義母に相談したりするなど詳しい経緯は省いてしまいますが私たちの2回目の選択として「結婚式をする」ことになりました。

ただ『もうすぐ入籍から3年経つ頃だし既にお祝いをもらってる人もいる以上ややこしいからご祝儀が発生する一般的な挙式+披露宴の結婚式はしたくない、あと今の職場はすでに結婚した状態で働いていたわけだから職場の人を呼ばなくて済むように内々だけのものにしたい、でもやるなら相談した人もいるしお互いの交友関係を紹介する意味でも友人は呼びたい、久しぶりに会う友人もいて友人同士での話もしたいだろうから余興は私たち側で1つ準備をして歓談の時間を多く取りたい』と普通とは少し変わった結婚式の形を求めた結果、近しい親戚にだけ声を掛けた家族挙式+親族食事会+友人のみの会費制2次会をすることに決めたのです。

式場探し&打ち合わせ

私たちの場合、家族挙式が挙げられる・出来れば同じ会場で2次会対応をしてくれる・高齢な夫の祖母に配慮して地元の交通の便が良いところと優先順位がすでにはっきりとしていたので会場探しは比較的スムーズでした。
式場の担当者の方も気さくで打ち合わせ最初に自分たちが求め結婚式と2次会の雰囲気&内容を伝え、披露宴をしたくないこと・代わりに親族で食事会がしたいと相談したところ会席のように本当に食事会にしてしまうパターンと親族のみ披露宴といったようなお色直しをしたり余興をしたりなど色々自分好みに出来るパターンがあると提案して頂けました。
また、遠方から帰省中に打ち合わせに来ていることを話すと普段はメール&電話での打ち合わせにして帰省できるタイミングで一気に進めましょう!と打ち合わせ方法もこちらに配慮してくれてとても負担が軽減されて助かりました。

一生に一度のイベントだからこそ式場選び・担当者選び・打ち合わせについては流されたり妥協せずにしっかりと選ぶことをおすすめします。

家族挙式+親族食事会+2次会にして良かったこと

家族挙式+親族食事会+2次会にして良かったこと

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今まで結婚式を一度はしないと決めたこと・やっぱり結婚式をしたいと考えたこと・そして結婚式をすると決めてどんな結婚式にしたいのか自分たちに合う結婚式の形を決めたことなどをご紹介していきましたがこれからは実際に私たちが行った家族挙式+2次会形式にして良かったと感じたことをご紹介していきます。
今まさに結婚式をするかしないか考えている人や似たような悩みを持っている人の参考になれれば嬉しいです。

#1 費用が抑えられる

正直なところ一番の部分はこれだと思います。
もちろんご祝儀制の披露宴をすればプラスマイナスゼロか内容によってマイナス・プラスのどれかになったでしょうがそれでもかかる費用が倍以上違ってきます。
結婚式の費用は会場使用料、衣装、料理、システム料(プロジェクター使用など)、写真撮影など打ち合わせをする前から想像できる費用以外にも招待状&メニュー表などのペーパー類、着付け&ヘアメイク、引き出物、会場に飾っているお花代、予想外の考えられる出費(招待客が有料ドリンクを頼んでいた…など)といった打ち合わせをしないと分からなかった費用が出てくるのです。

結婚式は確かに一生に一度のものですがあくまでイベントであり、結婚式の翌日から自分たちの新しい生活が待っているということを忘れないで無理をし過ぎない範囲で準備することをおすすめします。

#2 招待客の調整や悩みが少ない

次に大変なのがこの作業。
例えば披露宴は人数×決まった金額もしくは人数によってパック料金のようになっていることが多いです。
なので披露宴をするとなるとお互いの人数に差が出ないように調整したり、職場の上司や同僚に出席してもらう場合これまたお互いの人数をそろえたり上司の役職に差が出ないように調整したり、初めは出席できる予定だったのが急にキャンセルになってしまった際に別の人を探さないといけなかったり、招待客に渡す招待状の為に氏名・住所を確認したり、座席の決め方・食事のメニューで悩んだり…と挙げればきりがないくらいに調整することが山のようにあります。

これが私たちの場合は挙式から人数が変わらない上に、親戚なので招待状も送りますがその他の連絡が必要な場合は親から話を通してもらうことが出来るので出席者の管理がしやすく当日の料理メニューもある程度の好みが分かっているので決定するまでに余計な時間を取られることがなかったのです。

#3 家族挙式でもお色直しは出来た

家族挙式でもお色直しは出来た

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皆さんが検討されている会場やプランによって異なるかもしれませんが、当初ウエディングドレスだけを着る予定から母親のドレス選びをしたいとのかねてからの夢もあったので通常の披露宴と違う親族での食事会でもお色直しは出来るのか聞いてみたところ私たちの場合はオプション追加で問題なく対応してもらいました。
もちろん有料にはなりますがヘアセットもカラードレスに合わせて変更してもらうことが出来てそこの会場で行われる通常の披露宴と何の変りもない対応でした。

打ち合わせを担当してくれる相手はプロの方なので自分たちがしたいことを伝えると希望に対して明確な答えをだしてくれます。
だからこそ、披露宴じゃないからこれはダメなのかな?なんて勝手に決めてしまわないで一度相談してみることがおすすめですよ。

#4 2次会は友人しかいないのでお互いに気楽

「披露宴だと両家の親族の方もいるし職場関係の人もいて色々気疲れしてしまう、新郎新婦と話をしたいのに披露宴の進行がある為に話がほとんど出来なかった、友達といつも通り話したいのに職場の人がいる手前ちょっと気が引ける…なんて経験今までありませんか?これが披露宴無しの2次会だと両親・職場の人がいないので自分たちを含め、友人も気疲れすることなく伸び伸びと楽しむことが出来ます。
特に私たちは余興をこちら側主催のビンゴしかしなかったので食事も食べることが出来たし友人たちともしっかり話すことが出来ました。

また、披露宴から2次会まで中途半端に時間が空くのが困るし荷物が沢山あって移動も大変…なんてことも2次会スタートであれば心配はなくなりますし、家族挙式の会場と2次会の会場を一緒にすることが出来れば自分たちが終わってから着替えてすぐに移動をしないと!となる必要もなくなるので時間だけでなく精神的・体力的にも余裕を持てますよ。
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