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歳の差婚ならではの老後の不安10選

結婚が決まっている人、既に結婚している人の中には歳の差婚の人もいるでしょう。パートナーが年上となると、「頼りになる」「一緒にいると新鮮」と感じている人も多いのではないでしょうか。年が離れているからこそ、分かり合えること、楽しめることもたくさんあるでしょう。しかし、歳の差婚の場合には年が離れているからこその不安も出てくるもの。では、歳の差婚の老後の不安についてご紹介しましょう。

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#1 周りよりも定年が早い

周りよりも定年が早い

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歳の差婚をしている人の中には、男性側が年上というケースが多いでしょう。
年上男性と結婚している女性にとって、歳の差婚により経済的な余裕がある人が多いのではないでしょうか。
そのため、今は老後への危機感を持っていな人も多いでしょう。

しかし、歳の差婚をしているということは、周りよりも早く定年を迎えるということ。
今は、余裕のある生活をしている人も、「これから、子供にお金がかかる」「家のローン返済が残っている」という時に、定年を迎えることになりますから、備えがなければ生活が成り立たなくなってしまいます。

経済的余裕があると、ついつい日々贅沢な暮らしに慣れてしまいがちですが、老後のことを考えるとある程度の資金は貯めておく必要があります。
「年金があるから」「退職金があるから」と当てにしていると、後々大変な目に合う可能性もありますから注意が必要。
今からしっかりと貯蓄をし、定年後の不安を解消しましょう。

#2 子育ての問題

子育ての問題

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歳の差婚をしている夫婦は、比較的仲の良い家庭が多いでしょう。
年が離れている分、喧嘩になることも少なく、平和な生活が続いている家庭も多いのではないでしょうか。

しかし、誰でも平等に年は取る訳ですから、子どもが成長するにつれ、かかるお金も増えることになります。
ご家庭によっては、「大学まで行かせたい」と思っている人もいるでしょうから、今からしっかりと資金を貯めておくことが必要。
相手の退職年齢、タイミングを考えると、お子さんの進学時と重なるケースも少なくありませんから、今からしっかりと計画を立てて、お子さんの進学に差し支えないように準備が必要です。

#3 義両親の介護

義両親の介護

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配偶者がかなりの年上となると、同時に義両親の年齢も高齢ということになります。
ということは、周りは「まだまだ、介護なんて先の話」という時期に、介護が必要になってくるでしょう。
もちろん、高齢でも元気であれば介護の必要はありませんが、体調を崩したり、どちらかのパートナーが亡くなった場合には、少なからずサポートの必要が出てきます。

中には、「自分の親ではないから」と簡単に考えている人もいますが、結婚している以上パートナーの親をみることは覚悟しておいた方が良いでしょう。

介護が必要となれば、仕事をしている人は仕事を辞めなければいけなくなることもあれば、同居等の話も出てくる可能性があります。
歳の差婚をしたということは、介護問題が身近にあることを、頭に入れておく必要があるでしょう。

#4 パートナーの介護

パートナーの介護

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歳の差婚をしている人は、それぞれ結婚したタイミングが異なります。
若いうちに結婚した人もいれば、ある程度の年齢になってから結婚をした人もいるでしょう。
若いうちに結婚した人であれば、新婚生活も楽しんできたでしょうし、それなりに結婚生活を満喫できたはず。

しかし、ある程度の年齢になってから歳の差婚をした場合には、相手の年齢によってすぐに介護が必要となることもあります。
「この人は、健康だから大丈夫」と思っていた人が、突然病に倒れ、介護が必要となることもあるでしょう。

歳の差婚をする時、した時には出来るだけ将来のことを具体的にイメージし、準備をしていくことが大切。
一人で介護するのは大変ですから、プロの手を借りるなどして一人で抱え込まない環境を作ることも必要ですから、介護費用はどのくらいかかるのかを調べ、それなりにお金を貯めておくことが必要でしょう。

#5 お金の問題

お金の問題

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男性が年上の場合には、歳の差婚をしたことで経済的余裕を持てた女性も多いのではないでしょうか。
「かなり年上だから、収入も多い」と結婚を決めた女性もいるかもしれません。
しかし、誰だって平等に年をとっていきますから、いつまでもその余裕に浸っていると老後に辛い思いをすることになります。

年上ということは、周りより早い段階で定年を迎えることになり、収入がなくなるということ。
今まで通りの生活を続けていては、老後の生活に困ることになりますから、今から貯蓄、保険等の知識を豊富にし、選択肢を増やせる様にしておくことが必要。

「自分では、難しくて計画が立てられない」と言う人は、お金のプロとなるファイナンシャルプランナーなどに相談するのも一つの方法です。

#6 早くにパートナーを亡くす可能性

早くにパートナーを亡くす可能性

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歳の差婚をしたということは、パートナーとの別れが早く来る可能性が高いということ。
年が離れていればいるほど、一緒にいる時間は短いと言えるでしょう。
これだけは、どんなに愛している相手であっても止めることが出来ません。

周りは、まだ家族で楽しそうに過ごしている時期に、あなたは一人になる可能性があるということ。
これは、結婚をする時にある程度覚悟しておいた方が良いでしょう。
特に、お子さんがいない場合には、1人きりになるという可能性が高いですから、これらも覚悟した上で一緒になる必要があります。

歳の差婚をした場合には、二人の時間を大切にし、後々後悔しないように日々過ごしましょう。

#7 自分の老後の問題

自分の老後の問題

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歳の差婚の場合、早くにパートナーを失う可能性があります。
そのため、自分自身の老後のことも考えておく必要があるでしょう。

お子さんがいる場合には、お子さんが老後の面倒をみてくれるかもしれませんが、期待していると悲しい思いをしてしまう可能性もありますから、ある程度一人で生きていける準備はしておく必要があります。

お子さんがいない場合には、一人になった時に生活出来る貯蓄をしておくこと、一人になっても楽しみながら生きられる環境を作っておくことも必要。

今から、相手がいなくなることを考えるなんて辛いことではありますが、老後困らないためには準備は欠かせません。

#8 住宅ローンの支払い

住宅ローンの支払い

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結婚している人の中には、マイホームを購入している人も多いでしょう。
「マイホームを持つのが、夢だった」と言う人も多いのではないでしょうか。

当然ですが、マイホームを購入する際にはローンを利用しているでしょう。
そのローンは、いくつまで支払いが続きますか。

住宅ローンによっては、世帯主が亡くなった場合やがんなどになった場合、支払いをせずに済むものもありますが、ローンによっては支払いが続くものもあります。
そのため、改めて住宅ローンの内容を確認し、万が一パートナーに何かあった時にはどうなるのか、確認しておきましょう。
中には、「定年後も、支払が続く」というケースもあると思いますが、その場合はどのように支払いをするのかなども、今からしっかりと考え、準備しておくことが必要です。

定年になってから、「ローンが払えず、家を手放すことになった」ということになってはあまりにも辛いですから、今からしっかりと計画を立てましょう。

#9 年金の受取りについて

年金の受取りについて

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歳の差婚をしている人の中には、「定年が早いけれど、その分年金があるから大丈夫」と軽く考えている人もいます。
しかし、年金はそれぞれ受取額が変わってきますから、今から確認しておくことが必要です。

年金は、企業年金に加入しているのか、国民年金に加入しているのかによって、かなり受取額が変わってきます。
「年金があれば、生活が出来る」と思い込んでいる人もいますが、中には数万円しか受け取れないケースもありますから、今からどのくらい年金を受給できるのか確認しておくことが必要。
実際、年金生活になってから「これでは、生活が出来ない」と気づいては遅すぎます。

これから歳の差婚をする場合には、「年金では、生活が苦しい」と感じるのであれば、老後用の民間の保険などに加入し、準備をしておくのも良いでしょう。

穏やかな老後を迎えるためには、やはりお金がなければ叶えられません。
「まだ、先のこと」と思わずに、今から準備しておくことが必要です。

#10 仕事の維持

仕事の維持

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歳の差婚をしている人の中にも、共働きをしている人が多いのではないでしょうか。
「生活のために、仕事をしている」と言う人もいれば、「仕事が好きだから」という理由で仕事を続けている人もいるでしょう。

しかし、パートナーの親をみることになったり、パートナーの介護が必要となれば、あなたも仕事を続けることが出来なくなってしまいます。
「仕事をしなければ、生活が出来ない」と言う人も、あなたがいなければ介護が出来なくなってしまう可能性もありますから、今からあなた自身が働けなくなった時のことを考えておく必要があるでしょう。

歳の差婚のリスクを抑えるためには、準備が必要!

歳の差婚のリスクを抑えるためには、準備が必要!

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歳の差婚をしようと考えている人、既に歳の差婚をしている人の中には、「将来のことを考えると、不安だな」と思っている人も多いでしょう。
そんな人は、今から準備をしておけば、いざという時に焦ることもありません。

歳の差婚には、歳の差婚ならではの魅力、楽しさもありますが、逆にリスクもあります。
リスクというと、不安に感じたり、心配になる人もいますが、リスクは準備次第で軽減することが出来ますから、今から将来のことを考え準備をはじめましょう。

リスクがあると知ると、歳の差婚を躊躇する人もいると思いますが、どんなに同じ年齢の相手と結婚したとしてもリスクは付きもの。
どんなに若い人でも、思いがけない事故にあうこともあれば、病気にかかることもあります。
年の差婚は、これらの可能性が少し高いだけですから、あまり深く考えない方が良いでしょう。
何よりも年の差があっても、「結婚したい」「一緒にいたい」と思える相手と出会えたということは幸せなことですから、その気持ちを信じることが大切。
例え、一緒にいる時間が短かったとしても、二人の時間を大切に過ごしていれば、幸せな結婚生活だったと後々思うことが出来るはずです。