交際2ヶ月目が山？彼氏と喧嘩ばかりしてしまう理由と、仲良しカップルになる方法

片思いの時期は、その人が大好きで想いを募らせるばかりに、「この人と付き合えるなら何だってできる！」とまさに恋は盲目状態に陥ったり、実際に付き合えるようになった時も夢が叶った！と有頂天になり、この一番幸せな時期は相手の欠点や気になる部分、自分と合わない価値観などが全く見えなくなっています。
欠点に気付いたとしても、その欠点すら愛おしく、むしろそれを知っている自分に優越感を感じたりするものです。

しかし、どんな大恋愛でも、付き合う時どれだけ「もう他には何もいらない！」と思っていたとしても、月日が経つにつれて交際が現実味を帯び、これまでは大好きオーラで見えなくなっていた相手の欠点などが目に付くようになってきます。
そこに理想とのギャップがあると、「こんなはずでは…」という思いにイライラしやすくなり、喧嘩にも発展しやすくなってしまいます。

また、片思いの時期、もしくは告白が上手くいった直後などは、食事の場所もデートも相手に合わせて会ってもらえるだけで幸せ♪と思っていた人も、恋人関係になって数ヶ月経ち、落ち着いて来ると多少は自分の好みや希望にも合わせてもらいたくなります。

例えば映画に興味がない人が、映画大好きな恋人に合わせて最初は毎回デートで映画に行っていたとしても、次第に「映画以外のデートもしたい」「自分は映画に興味がないのに毎回高い映画代を払うのが辛くなってきた」など、次第に不満があらわれてくるのです。

お互いに相手のことを思いやり、お互いの好みを尊重して交互に楽しむようなデートが出来るのが理想ですが、最初に「合わせてもらうのが当然」になってしまうと、後から路線変更するのが難しい場合もあり、「何で前は付き合ってくれたのに今は嫌なの？」と喧嘩の原因になる場合があります。

何度か喧嘩していると、ちょっとした不満や気付きがあっただけで必要以上に強く注意したり喧嘩腰の口調になってしまい、喧嘩することが当たり前のようになってしまいます。
ネガティブな感情は相手にも伝わりやすいので、常に喧嘩、お互い不機嫌という状態がデフォルトのようになってしまいます。
そうなってしまうと、交際数ヶ月で破局…なんてことにもなりかねませんから、なるべく常日頃から喧嘩しないで済むように考えることが大切です。

片思い時期は「恋に恋する」状態で、相手がまるで自分の理想の王子様やお姫様であるかのような感覚になりがちですが、人間誰しも欠点があるように、完璧に自分の理想通りの恋人なんてこの世にはいません。
相手に不満を感じていると「もっと恋人がお金持ちなら」「もっと優しければ」など思いがちですが、実際にお金持ちや優しい人と付き合ったとしても、今度は必ず別の部分に不満が出てきます。

他人の迷惑をかけるような極端な欠点でない限りは、その不完全さも愛するような気持ちで、また自分も完璧な人間ではないのだ、ということを忘れずに、理想の恋人ではなく今いる恋人を大切にしてください。

付き合う前や付き合い始めた頃に恋人に尽くされていた場合、時が経つと「前より大切にされていない」「どうして以前は何でもしてくれたのに今は断るの？」など、これまで自分が当然だと思っていたことが無くなると大きな不満を感じてしまいます。
もしくは、相手が変わらず尽くしてくれている場合でも、自分の要求がどんどんエスカレートし、相手により多くを求めすぎて、結果「満たされない」と感じているのではありませんか？

恋愛は相手あってのもので、決して自分一人で出来るものではありません。
当たり前のことではありますが、それを意識することでワガママになり過ぎるのを防ぐことができます。
恋人にイラッとしたら、責める前にまず、「自分は相手に多くを求めすぎていないか？」と自問自答してみてくださいね。