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私が結婚する時に「妥協した点」「妥協しなかった点」

独身の友達に「結婚する時に妥協した?」と聞かれることが多いです。みなさん気になるところですよね。結婚を意識すると「自分の結婚の条件は?」「この辺で妥協するべき?」など、色々悩みが出てきます。そこで今回は一つの体験談として、私が結婚する時に「妥協した点」と「妥協しなかった点」についてお話しようと思います。

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その1 妥協しなかった点

その1 妥協しなかった点

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誰にでも妥協できない点(=譲れない条件)がありますよね。

主人には絶対秘密の、私が結婚相手に妥協できなかった点をお教えします!

1. 身長が高い人

私が身長150cmと小柄なので、身長の大きな人にずっと憧れていました。
高い所に手が届かなかったり、意外と日常生活の中で不便に感じることって多いんです。
「自分の子供には同じ思いをさせたくない」という気持ちが強かったですね。

特にスポーツでは、身長が高いと有利な事が多いですよね?私は水泳をやっていたのですが、身長が高い選手にタッチの差で負け、悔しい経験を何度も味わいました。

主人は182cmあるので「身長が高くても苦労があるよ?」と話してくれましたが、身長だけは譲れない条件でした。
息子はまだ3歳なので、この先身長が高くなるかまだわかりませんが、主人の身長が遺伝するのを日々願っています。

2. 歯並びがキレイな人

私は中学生までは歯並びが悪く、受け口でした。
そのせいで、クラスメイトから心無い言葉を浴びせられたり、時にはかわかわれたりして、本当に辛い思いをしました。
矯正治療で治したのですが、治療は痛さとの闘いで、費用も時間もたくさんかかりました。
その苦い経験の影響で、人よりも相手の口元や歯並びが、気になるようになりました。

また、歯並びや受け口は遺伝する可能性があると聞いたので、少しでも良い歯並びが遺伝するように、結婚相手には歯並びのキレイな人を求めました。

3. 私の意見を尊重してくれる人

3. 私の意見を尊重してくれる人

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私はせっかちの神経質で完璧主義者です。
同じような性格の人と交際したこともありましたが、お互いが意見を主張するので喧嘩が絶えませんでした。

そこで、「結婚するなら私の意見を尊重してくれる相手にしよう」と決めました。

結婚して7年経ちますが、すっかり主人は私の尻に敷かれています。
ですが、本人はそれを嫌がっておらず、むしろ私が何でも決めるので楽だと感謝してくれます。

自分の性格をよく把握して、お互いに足りない点を補える相手を見つけることが、夫婦円満の秘訣です。

その2 妥協した点

その2 妥協した点

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自分の理想に完璧な人と結婚できたら、すごく幸せですよね?ですが、奇跡でも起きない限りそんなことは無理です。

「妥協する」と聞くとなんだかすごく我慢しなければならないような気がしますが、本当に好きな相手なら「妥協を妥協とも思わない」かもしれませんよ?

1. 金銭面は妥協しても何とかなる

1. 金銭面は妥協しても何とかなる

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私が若い時は、幸せはお金で買えると信じていて「結婚するなら絶対お金持ち!」と決めていました。
ですので、お金持ちと交際したこともありました。

しかし、現実を知るにつれ「まじめに仕事をして毎月お給料を家に入れてくれる人なら」と考えが変わりました。
お金持ちの生活が、私には合わなかったんです。

実際に、結婚した当時のお給料は私の方が上でした。
今は、子供が幼稚園で私も専業主婦なので、主人が大黒柱で頑張ってくれています。
共働きとは違い家計は苦しい時ですが、お金がないながらも毎日楽しく生活しています。
あんなにお金にこだわる必要はなかったなと実感しています。

2. 容姿はそんなに重要じゃない

私は恋愛結婚なので、主人の容姿を妥協したとは思っていません。
ですが、タイプかと聞かれるとそうではないので、妥協した点の方に書きました。

私のように既婚者に、「相手の容姿に妥協しましたか?」と聞くと、「妥協したような、しなかったような・・・」という曖昧な回答が多いです。

離婚の理由でも、「相手の容姿が気に入らなかったから」というのはあまり聞きません。

これらのことからも、実は容姿はあまり重要な条件とは言えないのではないでしょうか?

3. 結婚相手の家族との相性

結婚すると必ずついてくるのが、相手の家族です。
もちろん愛する人の家族ですから、大切に思っています。
ですが、それと仲良くできるかは別問題。

私と主人の家族とは、残念ながらあまり相性が良くありません。
だからといって険悪な空気なわけではありませんし、会っている間は仲良くしています。

相性がよくなくてもお互いに妥協して、無理なく続けていける関係を築くことが大切です。

本当に大切なことは?

本当に大切なことは?

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こうして振り返ってみて、自分のコンプレックスが妥協できない条件に大きな影響を与えていることに、初めて気が付きました。
みなさんも無意識に、自分にない物を持っている人に惹かれているのかもしれません。

私は交際して半年でプロボーズされたのですが、全く悩むことなく結婚を決めました。
「妥協した」とも言えますし、「妥協しなかった」とも言える結婚でしたが、後悔したことは一度もありません。

妥協するにしてもしないにしても、それから先に自分が納得できるような答えを出すことが一番大切なのではないでしょうか。
2017haru