別れたいけど恨まれたくない!彼氏・彼女を傷つけない別れ方4つのSTEP

相手から気持ちが離れてしまい完全に別れを決意したのなら、もうその時点で「彼氏・彼女」という関係は実質的に消滅しています。
ですが、あなたは別れたいと思っていても、相手はまだ「あなたと恋人同士」だと信じているのです。
この気持ちのタイムラグが生じている間、相手に対して「まだ好きなフリ」をしてしまうと別れるときに深く傷つける原因になってしまいます。

もう別れたいと思っているのなら、「ワガママを聞いてもらう」「おねだりをする」などの行動は慎むようにしましょう。
まして、身体の関係をズルズルと続けることもご法度です。
恋人同士だからこそコミュニケーションとして成り立っていた行動も、その関係が消滅してしまえば相手を都合よく利用しているだけに過ぎません。

相手を傷つけない別れ方をするためにも、「好きじゃなくなっていたのに利用された」と思われないよう相手にできるだけ誠意を尽くしましょう。

恋人関係が破たんしているとは思ってもいない側にとって、言葉でストレートに伝えることは必要以上に精神的ダメージが大きくなるものです。
まずは、メールやLINE、電話、会う回数などを減らして、態度で2人の濃度を少しずつ薄めていくようにしましょう。

恋人同士の距離から、ちょうどいい友達同士の距離へと徐々にシフトさせていくのが傷つけない別れ方のコツです。
別れたいという気持ちを、態度から相手に気づいてもらおうなんて一見ずるいようにも思えますが、あなたと別れることは晴天の霹靂かもしれない相手にとって、状況を受け入れる準備期間にできるため無難な選択であるといえるでしょう。

あなたの以前とは違う態度に、相手も最初は不安になったり動揺したりするかもしれませんが、「2人の関係にピリオドを打とうとしている」というあなたの気持ちを心のどこかで少しずつ受け入れ始めることができるでしょう。

別れたいあなたと、そうでない相手のタイムラグが埋まってきたら、ついに別れを切り出すタイミング。
相手を傷つけない別れ方をするためには、相手があなたの別れたいという気持ちに気づいて、冷静に話し合えるだろうタイミングを待つことが大切です。

相手が明らかに感情的になっている間の別れ話は思わぬトラブルに発展する危険性もあり、得策ではありません。
状況によっては自然消滅になってしまうかもしれませんが、やはり最後は2人で話し合うことがベストです。
何を言われても相手の気持ちに反論せず、動揺せず、相手の気持ちをただ受け止めるようにしましょう。

別れ話の場を持つことは、気まずく、とても心苦しいものです。
ですが、ここでしっかり相手の気持ちを受け止めておかなければ、相手は伝えることができなかった心残りをひきずって傷ついてしまったり、最悪、あなたを恨んでしまったりする恐れもあります。

別れたくなった本当の理由を相手に伝えないようにすることも大切です。
別れを決意したということは、あなたが相手に対して何らかのネガティブな要素を感じたはず。
ですが、恋愛関係に終止符を打つときに、本当のことは言わないほうが無難です。
あなたも今までに「はっきり言われて傷ついた」という経験があると思います。

ただでさえ、好きな人から恋人関係を続けられないという悲しい宣告を突きつけられているのに、自身の欠点まで告げられてはもはや相手も冷静ではいられないでしょう。
嘘はよくありませんが、ついたほうが良い嘘も時としてあるもの。
また、本当のことであってもハッキリ言わないようにするということは、恋愛以外の人間関係でも役立つスキルです。

自分の欠点は、自分自身で悟ってこそ成長に繋がるもの。

オブラートに包んだ別れたい理由を用意して、相手を傷つけない思いやりのある別れ方をしましょう。

彼氏や彼女と別れたいけど恨まれたくない、傷つけたくないと思うのはなんだか矛盾した感情ですよね。
お互いに心が離れるタイミングが合ってでもいない限り、別れるということはやはりどちらかが傷ついてしまうものです。

相手を傷つけない別れ方ができるのはタイミング次第なのかもしれませんが、そうした矛盾する感情のなかにも相手に対して誠実さと思いやりがあれば後は日にち薬ではないでしょうか。
あなたが相手に対して誠実さと思いやりを持てたなら、「傷ついてしまうだろうけど、傷つけたいわけではない」ということがちゃんと伝わることでしょう。

人間関係のトラブルに発展してしまうのは、別れの瞬間だけでなく、どんな時も誠実さを欠いて思いやりが持てていないときです。
せっかく縁あって付き合うことになった2人ですから、いろいろあったとしても、最後はお互いが前を向いていけるような別れ方ができればいいですね。