恋愛には失恋がつきもの。辛い気持ちを乗り越えるためのステップ

失恋したばかりだと「好きにならなければ良かった」「もう 恋なんてしない」なんて思いますよね。
こんなに辛くて悲しいのは、それだけいい恋をした証拠です。
そして失恋はなにより自分を成長させてくれるもの。
だから立ち直ったときには、もっといい女になっているはずですよ。

失恋を怖がることはないんです。
大丈夫、辛いのは今だけ。
いつかきっと、笑って話せる日が来ます。
辛い失恋を乗り越えるためには、立ち直るためのステップを踏んでいきましょう。

彼氏に別れを告げられた時、あなたは何を思いますか？「え？何が起こったの？」と現実を受け止められず、意味がよくわからない状態になってしまいますよね。
彼の別れる理由を聞いても言い訳にしか聞こえなかったり、自分はまだ好きなのに納得がいかなかったりします。
でも振られたのは事実。
別れたことを受け止めるしかないのです。

振られて数時間は何も手が付かずぼーっとしていることでしょう。
時間がたつにつれて現実感が出てきて悲しく辛くなります。
そんなときは思い切り泣くことです。
泣かないで我慢していると、胸の奥がきゅーーっとなって苦しくなってしまいます。
我慢してしまうと頭で考えていることと心とのバランスが崩れてしまい、いつか爆発してしまいます。
そうならないためにも我慢をせずに、気持ちのまま吐き出しましょう。
別れて間もないときは「前向きに頑張ろう」と気負いせず、自分の心に無理させないことです。
感情の思うがままに、涙を流すことが一番ですよ。

時間がたつにつれて気持ちが冷静になっていきます。
現実を受け止め、今までの気持ちを整理する時期です。
この時期になれば付き合ったときのことを考えても、受け止められます。
「あのときは楽しかったな～」「これあのとき買ったものだ」など、彼との思い出はたくさんありますよね。
彼と一緒に出掛けた場所、彼にプレゼントしてもらった物、彼とお揃いで買った物、彼と一緒に撮った写真…まずは思い出の品を整理しましょう。
無理に捨てることはありません。
目の間にあっても思い出すだけなので、目に見えない場所へ移動させましょう。
辛い思い出であっても自分の人生の大事な思い出の欠片です。
大切にしまっておいてもバチは当たりません。
それと同時に気持ちの整理も少しずつ出来ているはずです。
無理に行動に起こすのではなく、少しずつ恋のリハビリだと思って動き出してみましょう。

なぜ振られてしまったのだろうと考えたとき、思い当たることはありますか？いくら考えても、いくら悩んでも答えは出ませんね。
彼は自分自身ではないのだから、答えが出なくて当然ですよ。
きっと彼にとって何かあなたと合わないものがあったのでしょう。
あなた自身を否定したわけではなく、あくまでも「彼にとって」の何かが合わなかったからなのです。
自分を責めることはありません。

この失恋を機に、自分を見つめ直すいいキッカケとなります。
あのときこうすればよかったか、ああすればよかったと彼と過ごした日々を思い返し、自分の行動や言動を見直すことが出来ます。
もしかしたら恋愛そのもののやり方ではなく、人間としての常識おかしかったのかもしれないなど、いろんな角度から客観的に自分を見つめなおしましょう。
それによって次に恋をしたときには、このときの恋の失敗を生かせることが出来て、もっと素敵な恋が出来るようになります。

失恋を吹っ切るには新し恋をすることですよね。
注意しなくてはなならないことは、立ち直るためではなく、吹っ切るための次への恋です。
立ち直るために誰かと付き合うなんて安易は考えでは、自分も相手も傷つけます。
失恋のショックが大きいために、誰かに優しくされたり支えてもらえたりすると気持ちが揺らぎますよね。
もしそのままの気持ちで付き合ってしまったら、元彼と比べたり、元カレと思い出の話をしたりと新しい彼氏にとってはいい気分ではありません。
さらに判断力も鈍っているので、ちょっと優しくされただけでもフラッとついて行ってしまいがちなので注意が必要です。

きちんと元彼として思い出になり、立ち直ってから新しい恋に進みましょう。
次の恋になかなか進めないのは元彼のせいではありません。
あなたの気持ちが恋することに憶病になってしまって、一歩前に踏み出せないでいるからです。
元彼とは美化されてしまい、どうしても吹っ切れない部分があります。
勇気と自信を持って、一歩前に進んでみましょう。

失恋をすることはいい経験となります。
人生の挫折の一つです。
挫折なしで生きて行ける人はいません。
挫折あってこそ人として成長し、自分に厳しく、周りに優しく出来るような人になれるのです。
大好きな人との別れはとても悲しいことでしたよね。
でも大好きな彼だったからこそ忘れずに、いい思い出にしていきましょう。
自分の歴史に、胸に刻んでおきましょう。
そして未来を明るく過ごすために、少しずつ歩き出しましょう。