好きになってはいけない人を好きになったとき…上手な気持ちの終わらせ方

好きになった人が、好きになってはいけない人だった…。
恋の始まりは突然ですよね。
昨日までは何とも感じていなかったような異性を、今日になってその魅力に引き込まれ、突然好意を持ってしまうなんてよくあることです。
恋心に気づいて、すぐに厳重にカギをかけられるならよいのですが、ほとんどの人はそのまま感情が高ぶってパンドラの箱を開けてしまうのではないでしょうか。

ギリシャ神話のお話なのですが、ゼウスが人類で最初の女性であるパンドラに「絶対に開けてはいけない」と言って渡したものがパンドラの箱です。
パンドラの箱には世の中の全てにまつわる災いが詰められていたのですが、パンドラは好奇心から開けてしまいます。

そして、箱の中からは、悲しみ、苦しみ、悪といった様々な災いが飛び出してしまいました…というお話。
あなたも、パンドラの箱を開けてしまったのですね。

でも、誰かを好きになるって本当に素敵なことですよね。
地球上には何億という数の人々が生活しているのに、恋焦がれて好きだと思える男性になんてそうそう巡り会えるものではありませんから。
恋の始まりは突然ですが、それはものすごく小さな確率で巡ってきた貴重な瞬間。
なんだか運命すらも感じてしまいますね。

今回はたまたま好きになってはいけない人でしたが、まずは誰かを正直に好きと思えたその気持ちを、その運命的な出会いを大切にしましょう。
そして、これからその想いの行き先に苦しんで、葛藤して、心を整理しながら少しずつ乗り越えていきましょうね。

きっと、頭の中は好きになってはいけない人の存在でいっぱいになっていますよね。
寝ても覚めても、彼のことを考えて嬉しくなったり涙したり…。
ですが、そんな状態でいるのはとっても苦しいと思います。
とりあえず、この気持ちの行き先をどうするのか決めていきましょう。

選ぶことのできる選択肢は次の3つとなります。
好きになってはいけない人を好きになってしまったこの想いの行き先、あなたはどうしますか?

好きになってはいけない人だけれど、どうしてもあきらめきれない、私は1番を選びたいというあなたは、自分の気持ちを押し通すことが時に周囲にどんな影響を与えるのか考えていきましょう。
自分の意志を貫き通すことは素晴らしいことであるかのように言われたりもしていますが、貫き通したことが人生に大変な事態を引き起こすことだってあるのですよ。

できれば、そんな恐ろしい事態になりたくはないですよね。
そうならないためにも、一旦、冷静になって、好きになってはいけない人の立場別にシミュレーションした事例を見ていきましょう。

これらのように好きになってはいけない人との恋愛は、結局、誰も幸せになることはできません。
ただ、既婚者なら離婚して独身に戻ることで「好きになってはいけない人」の枠を外すことができます。
学校の先生なら、あなたが生徒の立場を卒業して成人するまで待てば大手を振って恋愛を楽しむことができますね。

友達の彼氏なら、彼女と別れフリーになるまで待つこと。
好きになってはいけない人を好きになってしまったら長い時の流れを要するでしょうが、「待つ」ということでもしかしたら解決が望めるかもしれませんね。