なぜそんなことを言うの?本音を言う男性の心理とは

本音を言う男性心理には、あなたの本心や考えが知りたいという思いがあるからかもしれません。
女性同士でも、本当のところ相手がどう思っているのか確かめるために、先に自分から本音を伝えることってありますよね。

男性も同じで、その女性がどういった考えや気持ちを持っているか知りたいときに、自分が先に本音を言うことで確かめたいと思っているのではないでしょうか。
あなたに対して好意があるのかどうかは別として、「人柄に興味を持っている」「どんな人なのか知りたい」という気持ちがあることは確かだと言えるでしょう。

このようなときは打ち明けられる範囲で返答をして、彼がどんな反応をするのか伺っておきたいものですね。

失敗したり間違ったことをしてしまったりした時、男性に厳しいことを言われて落ち込んだ経験はありませんか?「そんなにハッキリ言葉にしなくても…」と、多かれ少なかれ傷ついたことがある女性もいるのではないでしょうか。

男性の行動って、良くも悪くも単純でストレート。
周囲に他の人がいる前で攻撃的に厳しいことを言ってくるなら、あなたのことを良く思っていない可能性もあります。
ですが、そうでないならあなたのためを思っているから、一緒に努力して成長していきたいからこその発言かもしれません。

身近に感じる人が間違ったことをしていたら、やっぱり放っておけないと思いますよね?自分の欠点や良くないところを口に出してまで言われるって、とても耳が痛く感じるもの。
ですが、ここはグッとこらえて男性の厳しいアドバイスを受け入れてみましょう。
そうすれば、その先に彼の本当の優しさが見えてくるのかもしれません。

男性は女性に比べて警戒心が強いと言われています。
相手を警戒しているときは相手を信用ならない相手だと感じているわけですから、絶対に本音を漏らすまいと思うことでしょう。
ですが、そんな性質を持つ男性が本音を言うということは、「あなたに対して警戒心が薄らいでいる＝あなたに気を許している」ことと同じだといっても過言ではありません。

本音は気を許している相手には無意識に漏れるもの。
本音を言う男性心理には、あなたに対する好意があってもなくても、その男性にとってあなたは気を許せる存在となっているのです。
あなたに対して敵ではないという安心感、仲間同士のような連帯感は間違いなく感じていると言えるでしょう。

男性は自分のことを認めて欲しいと常に願っているプライドの高い生き物。
だからこそ、自分のことを理解して認めていてくれる相手には、自然と好感を抱き、尊敬の気持ちが生まれるものです。
男性でなくとも、そのようなリスペクトできる相手には、「自分の本当の思いを知ってもらいたい」「共有したい」と願うものではないでしょうか。

このことからも、本音を言う男性心理には「好感があって、尊敬もしている。
だから、もっと自分のことを知ってほしい」という感情が働いていると考えられます。
この好感や尊敬が、恋愛対象としての好意に転じる可能性は無きにしもあらずですから、彼女になれる機会が訪れる可能性だって高いと言えるでしょう。

ですが、まずは特別な関係になりたいと願うより、人として異性から認められる喜びや幸せを噛みしめておきたいところですね。

男の人って、普段は常に余所行きの顔をしているもの。
「オレは男だから強くなければいけない」「弱音なんて吐いてはいけない」と、精一杯強がって頑張っている生き物なのです。
いわば、男性の普段の対応は究極の余所行きの顔だということ。

このような性質を持つ男性が本音を言うときの心理を考えれば、それは、間違いなく、その男性はあなたとの間に信頼関係を感じているということになるでしょう。
しかし、そのことを「本音を言う＝異性として好意がある」と安易に換算しないほうが良いかもしれません。

どちらかというと、この信頼関係は男性同士にある「信頼」に近いもの。
そこに恋愛感情を持ち出すと、場合によっては今の素敵な関係も壊れてしまうかもしれません。
今後、2人の関係が恋愛に発展するかはわかりませんが、今のところ「彼に認められているから信頼関係を結べた」と考えたほうがお互いのためになっていくでしょう。

相手との信頼関係がないと、本音を言うなんて絶対できません。
そして、信頼が強ければ強くなっていくほど、相手にさらなる本音を伝えたくなるもの。
だからこそ、本音を言う男性心理とは「あなたに心を開いている」というサインに他ならないのです。

本音を言う男性のその先の気持ちを深読みすることができれば、気を許し合える友達、心強い仕事のパートナー、そして素敵で大切な恋人などへと良い異性関係を紡いでいくことができるでしょう。
好意の有無に捉われず、焦らず気長に2人の関係を育んでいきましょうね。