入園・入学祝いのお返しの疑問をスッキリ解消！いつ贈る？何を贈ればいいの？手紙は？

A：子どものお祝い事には、原則お返しは不要です。

しかし相手にお子さんがいる場合、その子の成長の節目に、同様にお祝いを贈るといいですね。

また、身内以外の方からお祝いをいただいた場合は、何かお返しをしておいた方が気持ち的には楽かもしれません。

身内の場合でも、それぞれの家の慣習などによってはお返しが必要なことも。
心配な場合は確認するか、お菓子など無難なものをお返しとして贈っておくと、安心かもしれませんね。

A：お祝いをいただいてから1週間から10日ほどたってから贈るようにしましょう。

ただし礼状やお礼の電話は、いただいたらすぐにするようにしてくださいね。

A：いただいた額の、1/3～半額が目安といわれています。

ただ、お返しは気持ちが大切。
金額にこだわりすぎず、無理のない範囲で贈るようにしましょう。

A：お礼状は、基本的には本人に書かせるようにしましょう。
特にお子さまが中学生・高校生・大学生の場合は本人に書かせてくださいね。
自分でお礼状を書くことで自立心が芽生えますし、感謝の気持ちもより感じることができるのではないでしょうか。

お子さまが小さい場合は、保護者の方の手紙を添えて贈ってくださいね。
お子さまが文字を書くのが難しい場合は、電話で本人からお礼を述べさせ、改めて保護者の方から礼状を贈るとよいでしょう。

礼状には、お礼の言葉以外に、近況報告、いただいたプレゼントへの感想などを盛り込みましょう。
身内の方には本人の写真などを添えてもいいですね。

保護者の方から、友人へあてた手紙の文例です。
幼稚園入園のお祝いに対するお礼を想定しています。
小学校や中学校などに入学の際も、アレンジをするとお使いいただけます。

1．お礼の言葉

○○ちゃん、△△の入園祝いを贈っていただいてありがとう。

今日の午前中に届きました。

2．プレゼントの感想

とってもかわいい洋服ですね。
さすがセンスの良い〇〇ちゃんが選んでくれただけあります。
他のお友達にも自慢できそうです。

△△も大変喜んでおり、さっそく鏡の前で身につけています。

3．近況報告・子供の成長の様子

△△は、生まれたころは体が小さく病気がちでしたが、今はすっかり元気でおてんばになりました。

近いうちにぜひ△△の元気な姿を見にきてね。

また改めて連絡します。
まずはお礼まで

次は、保護者の方から親戚にあてた手紙の文例です。
友人への手紙よりも少し改まった文章にしましょう。

1．お礼の言葉

春爛漫の快適な季節を迎えました。
このたびは、〇〇の小学校入学のお祝いに、立派な机をお贈りいただきまして、ありがとうございました。

2．プレゼントの感想

○○も大喜びで、毎日学校から帰るとすぐに机に向かい、宿題に取り組んでいます。

学校も楽しくて仕方がない様子で、親としても子どもの笑顔にホッとしています。

3．近況報告

○○は、私たちにとって初めての子でしたので育児にはとまどうことがたくさんありました。
しかしそんな○○ももう小学生。
月日が経つのは早いものだとつくづく思い、またここまで健康に育ってくれたことに幸せを感じています。

5月の連休にはそちらに伺いたいと思っております。

そちらのご都合はいかがでしょうか？

取り急ぎお礼まで申し上げます。

A：お返しには、消耗品や食べ物などがおすすめです。

後に残りませんし、好みに関係なく使えるので贈るほうも受け取るほうも気を使わずにすみそうですね。