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【車いすでディズニー】ディズニーリゾート混雑時でも安心できる5つのコツとは?

ディズニーリゾートで車いすのゲストを見かけたことはありますか?実は車いすでもパークを楽しめるように、しっかりとした制度があります。車いすの借り方、アトラクションの乗り方、レストランの利用に至るまで、隅々まで解説します。

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1.ディズニーで車いすを借りるには?

ディズニーリゾートでは、お身体の不自由な方、けがなどで一時的に身体の機能が制限されているゲストに、車いすの貸し出しを行っています。
ディズニーリゾートを車いすで回る際、まずどこで借りることができるのかをパークごとに伝授します。

それぞれのパークで、どこに行けば貸してもらえるの?

東京ディズニーランドで車いすを借りるときは、エントランスを入って右側にある、白い建物をめがけていきましょう。
エントランスを入って右側に屋根があるので、そこをつたっていくとあります。
当日車いすを借りる旨をエントランスで伝えて案内してもらいましょう。
準備するものは、人数分のパークチケットだけです。

東京ディズニーシーでは、エントランスから左手にある茶色の建物。
入り口に緑の屋根がついているので、すぐにわかるところがディズニーの心遣いを感じます。
どちらも予約なしで行く形になります。
ほとんどないとのお話ですが、ごくごくまれに車いすが足りなくなることがあるそうです。
ですが、基本はゲストの方全員に楽しんでもらうための設備なので、足りなくなることはないと考えていていいそうですよ。
さすがディズニーですね。

料金はいくらなの?身分証は必要?

車いすを借りるにはレンタル料金が発生します。
1台500円で、1日借りることができます。
借りる際に、車いすにつけておくための名札のような物を渡されます。
そこに車いすを使用するゲストの方のお名前を書けば準備完了!本名ではなく、下の名前で書いてもOK。
使用者を明確にする目的があるというお話です。

そして気になるのが身分証の提示が必要かどうか。
基本的には自己申告制ですので、見せても見せなくても構いません。
なぜ車いすを借りたいのかをキャストさんに伝えればOKなので、身分証を忘れてしまったときでも借りることができます。
返却は借りたところに返却する形ですので、しっかり返すようにしてくださいね。

松葉杖は預かってもらえるの?

松葉杖をついてパークエントランスまで向かった場合、実は車いすを借りるところで松葉杖を預かってもらうことができます。
荷物預かり証を渡されますので、なくさないように保管してくださいね。
車いすを返却するときに、荷物預かり証と預けた松葉杖を引き換える形です。

松葉杖の他に、杖や歩行に関するものなど幅広く預かっていただけます。
もし車いすに乗り換えるまでに使用するけれど、パークの中は車いすで移動したいという場合には、ぜひキャストさんに相談してみてくださいね。

2.ゲストアシスタンスカードを活用しよう

車いすを借りた方に渡されるカードが、「ゲストアシスタンスカード」。
このカードを使うことでよりパーク内を快適に過ごすことができます。
仕組みを詳しく知りましょう。

そもそもゲストアシスタンスカードって?

ゲストアシスタンスカードとは、身体の不自由なゲストの方に快適にパークを利用して頂くための2つ折りのカードです。
少し考えてみてください。
足が悪くて立っているのが辛い、車いすの状態で60分もスタンバイの列に並んでいること、苦痛に感じませんか?そのときに、ゲストアシスタンスカードが活躍します。

カードをキャストさんに見せると、指定の時間に戻ってくれば優先的に案内してくれますよというシステム。
例えば、10時にアトラクションに行って、その時の待ち時間が60分であれば、カードに「11:00」と記載してくれて、11時に戻ってくることで優先的にアトラクションに案内してくれるというもの。
これは便利ですね。

時間になるまでは、ご飯を食べたり近くのいすに座って待っているなど、身体に負担のかからない方法で待つことができます。
「え!?それって、車いすの人は何回でもファストパスみたいに乗れるの?」と思いがちですが、ファストパスのようなものではありません。
なぜファストパスにならないのかを次で見ていきましょう。

カードに記載された時間を過ぎなければ、他のアトラクションに乗れない

ゲストアシスタンスカードに書かれた時間になるまでは、他のアトラクションに乗ることはできません。
あくまでカードに書かれている時間までは、他のゲストと同様に「スタンバイ時間」とみなします。

つまり、本当であれば待ち時間として並んでいる状態ですよね。
ゲストアシスタンスカードは他のゲストと同じようにスタンバイをさせるけども、身体に負担がかからないように自由に動ける状態になっているだけなのです。

ちょっとずるをして、他のアトラクションに乗ろうとしても、ゲストアシスタンスカードがあるのでばれてしまいます。
車いすを借りる時に、人数分のパークチケットが必要と説明しましたが、チケットの裏の二次元コードと、パークチケットに押されるスタンプでゲストアシスタンスカードの発行を管理していますので、アトラクションの入り口でばれてしまうんですね。

ゲストアシスタンスカードは車いすを借りるところ以外でも、アトラクションの入り口でも発行できるので、厳重な管理がされているんですよ。

カードに記載された時間には必ずアトラクションに戻ってこよう

ゲストの身体のことを考えた素敵なサービスですが、約束の時間には必ずアトラクションに戻ってくるようにしましょう。
実は他の車いすのゲストの案内の関係で、リアルタイムで案内の準備をしています。
ショーを見ていて時間に遅れてしまったなどがあると、次の時間の案内になることもありますので、ここは気を付けたいところ。
平日でも車いすのゲストの方はたくさんいますので、みんなで公平に楽しむためにはルールをしっかり守りましょう。

時間に戻ってきたら、どのキャストさんでもいいので声をかけましょう。
カードを見せるとすぐに対応してくれます。
キャストさん同士でしっかり連携を取ってくれるので、安心して乗ることができます。
アトラクションにもよりますが、裏口から入ったり、出口を逆走する形で入ることもあるので、普段できない不思議な感覚になるところもあります。

3.アトラクションに乗るときはどうしたらいいの?

土日・平日に関係なく、車いすでパーク内を歩くときに気になるのは、アトラクションに乗るときにどうしたらいいのかということ。
もちろん車いすのままで楽しめるアトラクションはありますが、ルールとマナーをしっかり守っていきましょう。

キャストさんの指示にしっかり従おう

まずアトラクションに乗る際、入り口などで説明があります。
該当アトラクションに乗ったことがあるのか、揺れなどがある場合は耐えられるかどうか、乗り場までどのようにして移動するかなど、細かい確認があります。
キャストさんが指示してくれることをしっかり守りましょう。

例えば、アトラクションでは乗り場が他のゲストと異なる場合があります。
そのときは、安全バーが上がっても他のゲストと一緒に降りずに待っているなど、特殊な指示を受けることになります。
しっかり指示を守ることで他のゲストの方の安全にもつながります。
指示を守ることでアトラクションの大混雑の中でもアトラクションを楽しめますし、グリーティングなどの施設もスムーズに利用することができます。

特別な部屋から入ることもあるので、どうしても興奮してしまいがちですが、落ち着いてキャストさんのお話を聞いて楽しんでくださいね。

緊急時は自力で移動することになる

地震など緊急時にアトラクションが止まってしまった時、避難経路を使って、自力で移動することになります。
これは、アトラクションの入り口で詳細説明として受けるのですが、歩行困難の場合、お連れ様の補助で移動・またはゆっくりでもいいので自分で動くかのどちらかになります。
アトラクションによって異なる部分があるので注意が必要ですが、避難時に段差がある部分、足元が暗くなっている状況などがあります。

入り口で必ず説明されるので、もし不安なところは必ずキャストさんに確認するようにしてくださいね。
私たちが楽しめるように最善を尽くしてくれますよ。
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