優雅なひと時を演出するブランドティーカップおすすめ15選

カップには紅茶専用とコーヒー専用があります。
ティーカップは口が広く高さが低いものが主流。
紅茶は熱湯を使って茶葉を抽出して飲みます。
高温で注がれた紅茶を効率よく冷ますために、このようばデザインになったと言われていますよ。

一方コーヒーカップは、ティーカップより高さがありますね。
コーヒーは低めの温度で淹れることで冷めにくい形になっています。
飲み物に合わせたカップで飲むと香りを楽しみながら適温でいただけますよ。

ティーカップには「モントローズシェイプ」と「ピオニーシェイプ」があります。
モントローズシェイプは世界で最も売れたと言われるロイヤル・ルベート社の”オールドカントリーローズ”にこの形が用いられていますね。
広がった口元に中心部がすぼまり、下が広がったボディーに高めの台座がデザインされています。
紅茶を適温にするデザインで究極のシェイプなのだとか。
ピオニーシェイプは、ピオニーの花のように尖ったカップで丸みのあるデザインが特徴。
丸みを持たせて対流を利用し温度とおいしさを保ちます。
ティーカップを購入するときは、形にもこだわって選んでみましょう。

ハンガリー王室御用達の高級磁器ブランドヘレンド。
ウィーンの薔薇シリーズは、ハプスブルク家用に作られた作品でとても高貴なものでした。
たおやかな一輪の薔薇がデザインされたシリーズで女性に人気があります。
ティーポットやプレートとセットでコレクションしたいですね。

白山磁器は、波佐見焼をデザイン化した日本のブランドです。
毎日の生活に馴染むシンプルなデザインが特徴で、使っていて飽きの来ない食器を展開しています。
G型カップ＆ソーサーは、カップとソーサーが一体型になった丸みのあるデザイン。
フチの部分が反り返り、口当たり良く紅茶を飲めます。
1970年にグッドデザイン賞を受賞したロングセラーアイテムです。

1873年創業のアラビアはフィンランドのブランドです。
明るい絵柄で北欧を代表する窯元。
日本ではムーミンシリーズが人気ですね。
パラティッシはアラビアのクラシックシリーズで、1969年より愛され続けています。
綿密な構造で描かれたフルーツと花が華やかで、テーブルが明るくなりますね。

1825年スウェーデンで創業したグスタフスベリ。
個性的なデザインで芸術性があり世界的に人気のブランドです。
手作りに近い製法で作られた温かみのあるカップを手に取ることができます。
スティグ・リンドベリによるデザインで細長い柳の葉をイメージしたもの。
1954年～65年にかけて生産されました。
現在発売されてるものは復刻版ですが、当時と同じ釜で生産しています。

イッタラはフィンランドのイッタラ村にある小さなガラスコ工場で生まれたものです。
飽きのこないシンプルなデザインで暮らしの中に溶け込みます。
ラーミのカップ＆ソーサーは、デザイナーのジャスパー・モーリソンがデザインしたもの。
カジュアルな食事の雰囲気をイメージしたシリーズ。
紅茶とコーヒーを兼用で楽しめるカップです。

エインズレイは1775年に陶器工場よりスタートしたブランドです。
高い品質と豪華なデザインが特徴で、多くの商品はイギリスの職人によって手作業で作られています。
英国王室御用達ブランドで品質はお墨付きです。
このペンブロックシリーズは日本の伊万里焼に影響されたもの。
鮮やかなカラーと内側のきめ細かなデザインが素敵です。