ハロウィンパーティーにおすすめ！みんなで食べたいかぼちゃ料理やスイーツ15選+気をつけたいこと3選

今では仮装やお菓子を楽しむお祭りのような存在である「ハロウィン」ですが、もともとは違う形を起源としているようです。
大元になるのは「古代ケルト人」の行っていた「サウィン祭」。
この日はご先祖様が返ってくる日とされており、日本でいうお盆のような扱いでした。
ただし返ってくるのはご先祖さまだけではなく、悪霊たちも一緒にやってきて悪さをすると恐れられていたのです。
悪霊たちを追い払う意味を込めて仮装に興じる習慣が生まれました。
この習慣は今のハロウィンにも引き継がれていますね。

ハロウィンのシンボルである「ジャック・オー・ランタン」。
アイルランドの物語に登場する「ジャック」という男性が名前の由来になっています。
ジャックは生前悪いことをし続けたうえに、魂を獲りに来た悪霊までも騙してしまったため地獄にすら行くことができなくなったのです。
そうしてランタンに明かりをともして夜な夜な歩いたと言われています。

もともとは「カブ」をくりぬいて作られた物。
しかし、キリスト教圏内へと広まったときにアメリカではかぼちゃがその時期に旬だったこともあり、かぼちゃに変わりました。
かぼちゃは食用ではなく観賞用の鮮やかな種類を使うことが多いですね。

「かぼちゃ」という食材はおかずにもスイーツにもアレンジできる万能アイテムともいえる野菜です。
日本では夏から秋にかけて旬を迎え、ホックリとした味わいが特徴的。
柔らかい食感は乳幼児の離乳食からご年配の方まで幅広く召し上がっていただけます。
生の状態では非常に硬いですが、湯がいたりレンジで加熱すればペースト状にできるほど柔らかくなるのもアレンジがしやすい理由の一つ。
自然な甘みのある果肉は砂糖や生クリームを入れればデザートに、コンソメや野菜を入れればスープやお惣菜として活用させられますよ。

ハロウィンの料理といっても使うシーンによって用意するものも変わってきます。
子どもたちの「トリック・オア・トリート」に合わせて配る用やパーティーの中心になるメインになる料理、手作りの料理をふるまうならその材料を用意するでしょう。
配るように金額の高いものやつぶれやすいものは選ばないほうが良いですし、メイン料理なのに質素なものでは寂しいですよね。
どんな時の為に用意する料理やスイーツなのかを考えて選ぶのが大切です。

料理を用意するときには相手や集まる人たちのお好みに合わせたものを用意する必要があります。
「かぼちゃ」は甘くて食べやすいものが多いですが、好みに合わないという方も少なからずいらっしゃるでしょう。
独特の青臭さに敏感な方や、そもそも野菜なのに甘いのはちょっとということも。
ハロウィンだからといって無理にかぼちゃを食べさせる必要はありません。
そんな時にはかぼちゃの形をしたお菓子や料理でハロウィンの空気感を演出できますよ。

ハロウィンの料理はかわいらしいものやおいしそうなものもありますが、やはり悪霊たちのはびこる景色も注目されておりホラー寄りのデザインも用意されています。
目玉の形をしたゼリーや、ガイコツや指の形をしたソーセージなどアレンジ料理もさまざま。
そもそもですがジャック・オー・ランタンもかわいいよりも怖い顔つきをしたものだってあります。
怖すぎるデザインの料理は食欲も失せてしまうでしょう。
小さなお子さまがいらっしゃるときには特に注意して用意してくださいね。