元カノ恋愛

元彼が好き…終わった恋を引きずる原因と、乗り越える方法

あなたには忘れられない人はいますか?ずっと前の恋愛を引きずっている人、新しい彼がいるのに前の彼ほど大好きになれない人、既に結婚して幸せな家庭を手に入れてるのに何か物足りなさを感じてしまっている人。もう終わったことだと思っているのに、どうして心の中でいつまでも引きずってしまうのだろうと思う人もいるかもしれません。終わってしまった恋を引きずるというのはどういうものなのでしょうか。今回は、引きずる原因について特集します。そして、そこから乗り越えるための方法を伝授いたします。

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終わった恋を引きずるのはどうして?

終わった恋を引きずるのはどうして?

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別れたことも受け入れた、彼を諦めると決めた、そう頭の中で思っていても、なかなか心がついていかないことがあります。
少なくとも、別れた直後などは、急に気持ちを切り替えようと思ってもできくて当たり前。
過ぎた恋愛をいつまでも引きずってしまうのはどうしてなのでしょうか。

1.その恋、まだ自分の中で終わっていないのかも

1.その恋、まだ自分の中で終わっていないのかも

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別れたという事実がある、自分の中でも別れたと思っている。
こう感じて分かっていると思っていても、実は心の中ではその現実を直視することができずに、追いついていないときがあります。
しかも、無意識に。

無意識なので、自分の本当の気持ちに気が付くことができず、別れたという事実を上辺だけで受け止めてしまっています。
そして、その気持ちの差が徐々に大きくなっていって、その差に苦しむことにもなります。
元彼のSNSを覗いてしまったり、別れたのに必要以上に連絡をとろうとしたり、そうした行動は、まだ自分の中でその恋が終わっていないということから来る行動。

また、別れたのにどこかで元彼が連絡してきてまた復縁できるだろう、しばらくして連絡すればまた昔のように元に戻れるだろうという淡い期待を抱いている人も要注意。
復縁を望むということは、元彼への気持ちが残っているという証拠。
終わった事実を受け入れられていないということです。

2.元彼との恋愛自体に心残りがある

2.元彼との恋愛自体に心残りがある

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別れ際、ケンカをしてしまった、自分らしくないことをしてしまった、など後悔するような終わり方をしてしまうと、いつまでも彼との恋愛にふんぎりがつかないことがあります。

また、何か約束ごとをしていて、それを叶えられないまま別れてしまった場合も、心残りになってしまうことも。
恋愛に限らず、こうしておけばよかった、と後々思うことというのはいつまでたっても心に残りやすいもの。
後悔する出来事はいつになっても残るものです。
でも、タラレバは通用しません。
起きてしまったこと、言ってしまったことを取り消すことはできないのです。

3.怒りや悲しみが消えていない

3.怒りや悲しみが消えていない

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浮気などで裏切られた、酷い振られ方をしてしまったりと、怒りや悲しみの気持ちが大きいと、好きという気持ちよりも怒りや恨みといったマイナスの気持ちに心が支配されてしまって、いつまでも気持ちを整理することができないことがありますよね。

何かあるごとに元彼を思い出してイライラしたり、あげく別れたのに元彼にその怒りをぶつけてみたりと悪循環な行動をとってしまうことも。
新しい出会いがあっても、過去こういうことをされたから、と元彼と比較してしまったり、人間不信になることだって。

怒りというのは感情を隠すためのもの。
怒りは感情のフタと言われており、相手に理解されない悲しみや、思いが通じない苦しみなどの感情が隠れているのです。
どうして怒ったり恨んだりしているのか、一度考えてみて。

本当の自分の心の中を覗いて向き合って、乗り越えよう

本当の自分の心の中を覗いて向き合って、乗り越えよう

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ここまでで、元彼を引きずってしまうパターンをみてきました。
色々な気持ちがたくさんあると思います。
ひとつひとつ丁寧に読みながら自分の気持ちを照らし合わせてみましょう。
あてはまるものがあるかもしれません。

では、引きずってしまっている想いを乗り越えるためには、どうしたらいいのでしょうか。
ここからは、乗り越えるためのプロセスをお伝えしていきます。
紙とペンを用意してから、以降を読んでいってください。

このプロセスは、時に辛いこともありますが、自分の気持ちにとにかく素直になること、気持ちを全て吐き出すことを心がけてください。

1.自分の思いを全てとにかくさらけ出す

1.自分の思いを全てとにかくさらけ出す

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まずは、じっくり自分と向き合う時間を作りましょう。
自分にとって受け入れがたい事実を受け入れていくことは、決して楽な作業ではありません。
これまでの元彼との関係を振り返ることは、引きずっている人にとってものすごく辛い作業。
自分の部屋など1人になれて、誰にも邪魔されない環境を作ることが大切です。

現実を受け入れることができないなら、この時点ではそれでOK。
自分は本当はどう感じているのか、嫌なのか、辛いのか、じっくりと自分の優しく問いかけることが大切。
肯定的でも、否定的でも、支離滅裂でもなんでもいいんです。
「自分の気持ちに正直に、素直に」というモットーだけは忘れないで!

2.元彼への思いを全て書き出してみよう

2.元彼への思いを全て書き出してみよう

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さて、紙とペンの出番です。
元彼に対して、自分がどう思うのか素直な気持ちを書き出してみてください。
まずは、元彼の大好きだったところ。
こんなところが優しかった、あの時あんなことが起きて楽しかったなどなど、元彼の性格を思い出してプラスなことを書き出します。
ここだけは、元彼との甘い思い出にどっぷり浸ってみましょう。

どっぷり浸ったところで、次は逆。
嫌だった所をとことんこれでもかというくらい、書き出しましょう。
引きずっていると、どうしても過去の思い出が美化されがちです。
いったんその思考はストップ!冷静に考えて、元彼の気に入らない部分や許せないことなど、付き合っていれば色々とあったはず。
一気に紙に書き出してしまいましょう。

お金の使い方、デートの仕方、連絡の仕方、友達付き合いなどなど。
彼の癖や考え方など、どんなに小さなことでもいいからとことん書き出しちゃいましょう。

3.自分自身では本当はどうしたかったのか考える

3.自分自身では本当はどうしたかったのか考える

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では、ここまでのプロセスをふまえて、あなたは本当は元彼とどうなりたかったのか?もし別れていなければ、と仮定して、自分が思い描いていたことを書き出してみて。

このままずっと付き合っていたかった、結婚したかったなど、好きな人との将来について少なからず考えることもあったはず。
ここでは、現実はいったん置いておいて、どうすればうまくいったのかを考えて。

別れてから復縁するまでの過程ではなく、別れていなかったら自分はどうしたかったのかについてです。
引きずってしまうということは、まだまだ元彼としたかったことや思い描いていた未来がたくさんあったはずですよね。
それを思い出してみましょう。

4.一番辛い時間。現実を直視してみよう

4.一番辛い時間。現実を直視してみよう

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こうなりたかった、こうしたかったという自分の本当の思いが書けたところで、とっても辛い作業にはなりますが、今を見てみましょう。
3で考えた自分の理想に、今の状態でたどり着くことができるでしょうか?別れたという現実がある今、元彼との明るい未来は待っているのか?問いかけます。

ここが最も辛い作業になりますが、もっとも大切な作業。
自分ではこうしたかったという思いがあるのに、でも現実は違う。
その理想は決して手に入らない、もう元彼は自分の側にいない、という事実を突きつけられます。
それを受け入れるのが、ここでの大切なこと。
ここで決してくじけないで!ゴールはもう目前。

5.別れたという事実が受け入れられる

5.別れたという事実が受け入れられる

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さあ、これで最後です。
ここまでくればもうあと一歩で乗り越えられます。
自分の気持ちも吐き出せた、元彼について冷静に振り返ることもできた、自分の理想もあったけど、もうそれはただの理想でしかなくて現実は違うんだということにも気が付いたでしょう。

そうです、あなたはもう元彼と別れたんです。
もちろんゼロではないけど、復縁もないしこの先一緒になることはもうありません。
小さな希望だってないと今は思いましょう。
じゃないと、新しい未来はやってきません。
復縁しようと思う気持ちは分かります。
大好きな人とまた一緒に居たいという思いを持つのは当然のことですよね。
だけど、もうそんな将来は決してありません。
スパッと言ってしまって申し訳ないのですが、もう元彼との将来はありません。

でも、過去に目を向けていて何か良いことは起こったでしょうか?失恋で苦しんで辛い思いをしたあなたなら、もう分かるはず。
過去を振り返ることがいかに無意味であるということを。

まだ辛いなら。最後に…出さない手紙を出してみて

まだ辛いなら。最後に…出さない手紙を出してみて

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元彼を引きずっている人のために、その乗り越える方法を5つのプロセスでご紹介してきましたが、ここまででしっかり乗り越えることができた人はOK。
しかし、まだ気持ちがもやっとする人、もっとすかっと切り替えたい人は、元彼と決別するための手紙を書いてみて。

元彼への気持ちが大きければ大きいほど、引きずっている時間が長ければ長いほど、この作業は必要になるかもしれません。

元彼本人へ手紙を出すことが目的ではありません。
あくまで自分の気持ちを整理するためのもの、そして元彼としっかり決別するためのに書くのです。
これまでの思いを一気に書いてみましょう。
出さない手紙なんだから、何一つ遠慮することなく自分の思いを書いてOKですよね。

書くだけ書ききったら、最後にありがとうという感謝の気持ちを伝えて、その恋に終わりを告げる。
どんな元彼だって、楽しい思い出があって幸せな時間が必ずあったはずです。
別れてしまったことは悲しいことだけど、いっときでも幸せな気持ちにしてくれた元彼へ感謝の気持ちを伝えましょう。

書いた手紙は、しばらく自分の気持ちを整理しながら保管していて構いません。
何度も自分で読み返してみたり、捨てようかなと迷ったりしているうちに、自然と納得できる瞬間が訪れると思います。
そうなったら、その手紙は破いて、感謝の気持ちとともに捨てましょう。
捨てることによって、また自分の気持ちに一区切りつけることができるのです。
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