結婚結婚式

希望通りの式にできる!小さな結婚式の魅力とは

一生に一度の結婚式、憧れるけど少人数でもできるもの?大丈夫です、少人数でも立派な結婚式はできますよ。小さな結婚式のメリットとニーズを知れば、盛大にするのだけが結婚式ではないと思えるはずです。そう思っていただけるような小規模結婚式のメリットをご紹介します。

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結婚式は年々小規模に

結婚式は年々小規模に

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結婚式・お葬式といえば盛大に行うものが当たり前だったのは一昔前で、月日とともに徐々に色々な面でボリュームダウンしてきています。
今だと参列者は両親や兄弟のみといった近い関係の親族であったり、新郎新婦の二人だけで行う結婚式も多くあり、むしろそれが一般化しているのです。
こういった傾向があるのは金銭的な面や人間関係など、さまざまな理由があります。

親以上の世代になるとその結婚式の少人数化を残念に思う人もいるようですが、メリットも多くあるため今の若者世代からは小規模な結婚式が支持されているのです。
ではなぜ結婚式は小規模化してきているのでしょうか。

授かり婚の増加

授かり婚の増加

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結婚よりも先に妊娠するということは昔からよくあることであり、珍しいものではありません。
ですが決して多数派ではなく「できちゃった婚」と呼ばれ、中にはそれを批判する人も多くいました。
それが今では10代女性の8割、20代女性の6割が妊娠をきっかけに結婚しているのです。
そうしたことから、できちゃった婚という言葉のマイナスイメージをなくすために、一説によればブライダル業界が「授かり婚」や「マタニティー婚」、「おめでた婚」という言葉を作り出したとも言われています。

妊娠するとどんどんお腹が大きくなるため結婚式の準備にあまり時間をかけられません。
なので準備時間の必要な盛大な挙式は自然とできなくなります。
そのため妊娠中の結婚式は身内だけの小規模な挙式しか選択肢はないのです。

会社との関係の希薄化

会社との関係の希薄化

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盛大な挙式を行うとなると新郎・新婦それぞれの会社関係の人も呼ぶのが一般的になります。
特に社内恋愛で結婚した場合は必ず会社の人たちは呼ばなければなりません。
それが面倒であったりプライベートなイベントに会社の人を呼びたくないと考える人が増えたため、断る為に身内だけでの挙式を選ぶ人も増えています。

盛大な挙式をするとなると当然上司には仲人として挨拶の言葉をお願いしなければなりませんし、披露宴の座席の並びもかなり気を遣わなければなりません。
会社の上司や同僚とは仕事上だけの関係と考えている人にはそれが大変な心的負担になるのです。
ですが身内だけの挙式にすると、親しい友人も呼べない代わりに会社の人たちにも声をかけずに済みます。
友人は別の機会にパーティーを開いてそこに招くという方法をとる人もいるのです。
それだけ会社との関係が希薄な世代が増え、小規模な結婚式の一般化に拍車をかけているといえます。

写真撮影だけで済ませる人も多数

写真撮影だけで済ませる人も多数

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そもそも結婚式自体が不要と考えている人も中にはいます。
決まった形式の挙式に魅力や必要性を感じず、ただドレスだけは着たい、もしくは着ておいた方がいいという親からの意見を聞き入れるためにフォトスタジオに行き写真撮影するというものです。
これは親世代からは支持が少なく、写真だけで済ませることに反対される人も多くいます。

こういった挙式の省略も今では珍しいものではありません。
盛大な結婚披露宴はバブルの象徴ともいえるためです。
時代が変わった今では、一生に一度の結婚式とはいえ、どれだけ費用を抑えられるかが大事であるといえます。

小さな結婚式のメリットとは

小さな結婚式のメリットとは

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ブライダル各社でも結婚式の小規模化に合わせてさまざまなプランを提供したり、披露宴を執り行わず会食を選ぶ人が増加していることから提携先のレストランが増えたりなど、顧客獲得のためにあれこれ策略を練っています。
中には小規模な結婚式専用の「小さな結婚式」という会社もあるのです。
ここは50名までの本当に小規模な結婚式をするのに親切な施設や費用のため、選ぶ人が急増しています。

私もマタニティー婚で小さな結婚式を選びました。
新郎新婦を合わせても10人しかいないこじんまりとした式にしたかったので、他の会場だとチャペルが大きすぎてがらんとしすぎて寂しいと思いサイズ感も考えて選んだのですが、なかなか良かったです。
人数に合わせて会場内に椅子を配置するので、座席が余りすぎて寂しい感じもなかったですし、人前式もキリスト式も出来るようにさまざまなオプションやプランが用意されていました。

#1 少人数でリラックスできる

少人数でリラックスできる

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身内だけで行う結婚式だと、気を張ることがないのでリラックスできます。
結婚式特有の緊張感はありますが、大勢の人に見られるよりはずっと気が楽です。
また、一般参列者がいない場合は挙式後に披露宴ではなく会食という形をとる方が一般的なので、挙式が終わってしまえば注目されるようなイベントがほとんどないので緊張することもありません。
披露宴を行うと新郎新婦は忙しく、食事をとれる時間はかなり限られています。
ですが会食はプログラムがないので、やることといえば親族に挨拶に回ったりケーキカットをする程度のため、ゆっくり食事を楽しめます。

大人数の披露宴だと参列者全員に気を遣うのはかなり難しいものがありますが、少人数だと会場スタッフの方も目が行き届きやすくサービスが丁寧になりますし、新郎新婦もひとりひとりに気を配ることができるので、きちんとおもてなしをしたいという方にもおすすめですよ。

#2 急な挙式にも対応可能

急な挙式にも対応可能

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盛大な結婚披露宴を行うには、想像以上に多くの準備が必要になります。
BGMはシーンに合わせて何曲も候補を出し、プロフィールムービーに使用する写真は幼少期のものから二人の思い出のものまで、似通っていない写真を選ぶ時間を作らなければなりません。
他にも招待状のデザイン、住所録、文章など、ひとつのものだけでも確認することは多量にある為、挙式までは長めの準備期間が必要です。
急なスケジュールで行おうとして喧嘩してしまう新婚夫婦も多くいます。

また、招待状の返信が期日までに返信しない人も必ずいるのです。
そうなった場合は個人連絡になり、すぐに返事をしてもらえない事もあります。
急な挙式を予定するとそのようなことが起こった場合、座席の配置や食事・引き出物の数が確定できないため会場側も困るのです。
少人数で会食にした場合は比較的融通が利きやすく、打ち合わせ内容も少ない為早めの挙式も出来るというメリットがあります。

#3 費用を抑えらえる

費用を抑えらえる

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小さな結婚式の一番のメリットはここにあるといえるでしょう。
費用が格段に安くなるので自己負担が少なく済みます。
各ブライダル社で少人数プランというものを用意しているので、口コミや説明会に参加するなどして一通りプランの内容、対応人数、金額などを聞いておきましょう。
中には少人数に対応していないところもあります。

私は挙式だけで25万円、提携レストラン先での会食で13万円、合計38万円で結婚式を行うことができました。
これはかなり安い方です。
各社のプランの中にはウェディングドレスやタキシードのレンタル代が込みになっているものもあります。
数は少なくシンプルなものが多いため追加料金を支払いプラン外のドレスを選ぶ人が多いのですが、シンプルなものの方が好みという方はもっと費用を抑えられるかもしれませんよ。

#4 挙式中の写真撮影が可能なところも

挙式中の写真撮影が可能なところも

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教会での挙式では難しいのですが、独自の挙式会場を構えているようなところだとOKなことがあります。
一般的にキリスト式の挙式だと式中の写真撮影は禁止のところが多いのですが、人前式向けの会場になっているところは式中の写真撮影が可能なのです。

人前式はキリスト式と違い、司会者がいて新郎新婦は常に参列者に向き合う形になっているので、堅苦しい雰囲気がありません。
参列者に向かって誓いの言葉を読み上げたり、誓約書を見せたりするので大人数向けではないのです。
そういった少し気楽な雰囲気がある式では写真撮影が可能なので、参列者同士でも写真撮影をしてその場の空気を楽しめるということで支持を得ています。
会場側も、参列者がSNSにアップすることで広告効果が期待できるためどんどん写真撮影をしてもらった方がありがたいのです。

#5 会場によってはペットの同伴も

会場によってはペットの同伴も

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ペットが同伴可能な挙式プランを用意しているのはゲストハウスや小規模挙式専用会場に多く、そういったところは収容人数が少なめに設定されているところが多いのです。
人に慣れていて長時間じっとしていられるペットであればいいのですが、人がいるとすぐに遊んでもらいたがる甘えん坊や、飽きっぽくじっとしていられない子には挙式と披露宴で拘束し続けるのは可哀そうなものがあります。
ゲストハウスで会食スタイルや外での立食パーティーのようなスタイルをとるとペットもストレスなく過ごせるので、盛大な挙式よりは小さな式の方がペット同伴には適しているのです。

注意が必要なのは、参列者の中に該当する動物のアレルギーを持っている人がいないかどうか確認しなければなりません。
アレルギー所有者がいた場合ペットの同伴は控えましょう。
もしも実現できたならペット愛好家には一生に一度の素敵な思い出になりますよ。

【最後に】小規模でも立派な挙式はできる

【最後に】小規模でも立派な挙式はできる

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友人や親戚の結婚式、又は結婚情報誌を読んだりすると、大きなチャペルで挙式をし、立派なホテルやレストランでの披露宴に憧れる人は多くいるでしょう。
一生に一度の記念なので、盛大にしたいという気持ちもよく分かります。
ですが必ず理想通りになるとは限りません。
結婚相手が職場の人を呼ぶのを嫌がったり、友人の数が少なかったりすると参列者は減るため規模は自然と小さくなります。
費用面でもオプションを多くつけて盛大にすると結構な金額になるため結婚式貧乏になってしまう事もあるのです。

結婚はゴールではありません。
新しい家庭をスタートさせる節目の行事です。
大切なのは結婚後なので、結婚式に夢を膨らませて無茶をするのだけはやめましょう。
小規模でも立派な挙式はできます。
打ち合わせ中は物足りなく感じても、終わってみたらこれで良かったと思う事もあるので、パートナーとしっかり話し合って自分達にぴったりの結婚式を選びましょう。
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