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もらって嬉しい結婚式の引き出物って?ゲストの本音で選んだギフトアイテム15選

人生の一大イベントである結婚式&披露宴。新郎新婦は色々と決めなければいけないことが多いですが、その中でも結婚式に出席してくれたゲストの方に感謝の気持ちとともに贈る引き出物のチョイスは、重要なポイントのひとつですね。そこで今回は、ゲストがもらって嬉しい人気の引き出物を紹介していきます。アイテム選びのポイントや相場金額、贈る際のマナーなどについてもしっかりチェックして、大切な人たちにおもてなしの気持ちを伝える引き出物を選びましょう。

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引き出物のマナーや贈り方など基礎知識をチェック!

引き出物のマナーや贈り方など基礎知識をチェック!

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アイテムを選ぶ前に、まずは引き出物についての基本的なマナーや贈り方などを確認していきます。
結婚式をあげる夫婦にとって、引き出物選びは初めての経験であることがほとんどですよね。
まずは基礎知識をしっかり把握して不安を取り除いておきましょう!

そもそも、引き出物って何?

引き出物とは、新郎新婦から結婚式に参加してくれたゲストに対するお礼としてお渡しするギフトのことです。
「引き出物」という名称は、昔は宴の席で「土産物の馬を引き出して見せた」ことが由来といわれています。
かつての引き出物は「婚礼の宴のお土産」という意味が強く、結婚式の後に余った料理をゲストが持ち帰り、家族と一緒に楽しんだことから始まりました。
現代では料理を持ち帰ることは少なくなったため、披露宴の記念品という意味合いとして引き出物が用意されるようになり、さらにお祝いのお返しとして、いただくご祝儀の額に合わせて贈るというおもてなしの考え方が定着しています。

ちなみに引き出物はいただいたお祝いに対してのお礼・お返しの意味合いなので、「ご祝儀1つに対して引き出物1つ」を用意するのが基本です。
夫婦や家族で参列の場合、ご祝儀は1つになるため、人数分ではなく1つ引き出物を用意すればOKですよ。

引き出物はどのくらいの点数を選べば良いの?

引き出物を受け取ったことがある方はご存知かと思いますが、引き出物は1点だけでなく複数受け取りますよね。
一般的な品数はメインのギフト一つプラス引き菓子に、縁起物を加えた3品と言われています。
ここで注意したいのが、ご祝儀同様偶数は避けた方が無難。
特に年配の方の中には「偶数は割り切れるため縁起が悪い」という考えを持った方もいるので、出席するゲストによっては奇数で揃えるなどの配慮も必要です。

また地域によっても異なるのが特徴。
例えば会費制が一般的な北海道では1,000~2,000円のギフトか引き菓子のみで問題なかったり、豪華な結婚式でおなじみの東海・北陸地方では5品~7品が定番、など全く異なるものなのです。
さらに地域によって添える縁起物も、北海道では「赤飯」、東海地方では「鰹節」を添えるのが常識、といった風習があるため、困った時は先輩夫婦や結婚式場の担当者に相談してみましょう。

引き出物で選んではいけないNGアイテムは?

引き出物を選ぶ際、選んではいけないNGアイテムというのはあるのでしょうか?まず基本的にですが、大きすぎたり重たすぎるものは絶対NG。
見栄えがいい品物を選びたいと思うあまり選んでしまいそうになりますが、結婚式はただでさえ着替えなどで荷物が多くなってしまう参列者が多い中、ありがた迷惑になってしまったり不満を呼んでしまう恐れがあるんです。
特に女性や年配の方、遠方から来ている方にとっては負担になってしまいますよ。
あと評判が悪いアイテムとしては、新郎新婦の名前や写真入りのオリジナルグッズ。
一昔前の引き出物では定番でしたが、家族くらいの間柄でなければ置き場所に困ってしまいます。

縁起を大切にする日本ならではのNGギフトもいくつかありますので注意しましょう。
まずは刃物。
刃物は「壊れる」「切れる」など忌み言葉を想起させることからおめでたい席では好ましくありません。
食器も同様の理由で避けられていましたが、最近ではブランドの食器などを選ぶ人も多く、あまり気にしない傾向にあるようです。
あとは、髪を梳かす櫛もNG。
こちらは「クシ」という語呂が「苦」「死」を連想させるため不吉、という理由と、クシの歯が折れてかけてしまったりする場合があることから「大切なパーツを失う」ということをイメージさせるため避けた方が無難。
あとは「サル」の絵柄が入ったものも避けましょう。
「サル」は「去る」に通ずると言われ、新しい門出のお祝いにはふさわしくないと言われているんですね。

引き出物を郵送するのはマナー違反?

ゲストに喜んでもらうための引き出物を考えていて、どうしても重くなってしまいそうだから郵送で贈りたいな、と思う場合、郵送というのは失礼なのかな?

と気になりますよね。
これまでは、式場に頼んで引き出物を手配し当日ゲストの方に渡すのが主流でしたが、選べる品物が少なかったり、ゲストの方に持ち帰ってもらうのが大変だったりという理由から、最近ではゲストのお宅に直接引き出物をお届けする「引き出物宅配便」が人気となり、マナー違反にも当たらないため安心して贈って構いません。

ネットで注文してゲストの方に贈るため、式当日に相手が持ち帰る負担を取らせることもありませんし、贈る方に合わせた引き出物を選んで贈ることができるのもとても便利ですね。
準備で忙しい新郎新婦の負担にもなりづらく、ぜひ検討してみるのをおすすめします。

引き出物の金額相場は?

それでは、引き出物の金額の相場はどのくらいを見ていれば良いのでしょうか?最近ではご祝儀の額に合わせてお返しとして贈るという側面があるため、贈る相手との関係性によって金額が異なってきます。
まず、ご祝儀の相場が3万円と言われる友人や同僚の場合は、メインの引き出物は3,000円程度、引き出物として1,000円前後、そして縁起物として1,000円前後、という合計5,000円程度が平均的。
ご祝儀の相場が5万円と言われる親族・上司へは、メインの引き出物は5,000円程度、引き出物として1,000円前後、そして縁起物として1,000円前後の合計7,000円程度がちょうど良いでしょう。

一番ご祝儀が高い親族にはメインの引き出物として8,000円程度、引き出物として1,000円前後、そして縁起物として1,000円前後の合計10,000円程度が多いようです。
それぞれ贈る相手によって品物を変えたり、同じブランドの中から金額を変えて贈り分けしてうまく振り分けをするようにすると良いですね。

引き出物のアイテムに迷った時は「贈り分け」をして!

結婚式や披露宴に出席する友人や同僚、親戚や上司といったゲストは、立場や年齢も違えば、趣味趣向もさまざまですよね。
そんな時にどんな引き出物を送れば良いか迷ったら、ゲストに合わせて「贈り分け」をするのがおすすめです。
最近の先輩新郎新婦も、ゲストをいくつかのパターンにグループ分けして、引き出物の品物や金額を変えるのが一般的と言われています。

そうすることで、ゲストにフィットした引き出物アイテムを選ぶことができますし、金額についてもきちんとコントロールすることが可能なんですね。
「贈り分け」をする際は、ゲスト同士がパッと見て引き出物に差があることがわからないように、引き出物を入れる袋は同じものにするなど気遣いを忘れないようにしましょう。

その1【20代女性ゲスト向け】トレンド感のあるおしゃれな引き出物TOP3

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それでは、ゲストの年代別に喜ばれる引き出物アイテムをチェックしていきましょう。
まずは、20代の女性のゲスト向けの引き出物です。
若い女性に喜ばれるなら、トレンド感やセンスを重視した引き出物がおすすめ。
実際、今までに貰った引き出物の中で嬉しかったものとして「SNSなどで話題になっている有名なお店のスイーツ」や、「ファッションブランドの小物」などを挙げる方が多いですね。
おしゃれに興味がある年代のため、有名ブランドのアイテムも喜ばれますよ。
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