【数年来の好意を経て…】片思いが成就した男性に聞く！出会いや告白のアドバイス

恋愛経験は浅かったですが、片思いが実ったのは初恋ではありません。
小さい頃よりサッカー部でしたが、高校卒業とともに運動からは遠ざかりました。卒業後は専門学校に通い、時折、大学のために独り暮らしをしていた、高校時代の友人宅へ遊びにいくことがあった頃のことです。

専門学校へ進学した私が、大学進学した友人の独り暮らし宅へ遊びに行った時が初めての出会いです。友人の大学の同級生で友人を含めて男性2名と女性2名が、同じく友人宅に遊びに来ていました。そのまま近くの居酒屋で飲み会となり意気投合しました。朝まで飲み明かし、私は実家に帰るということが何度かありました。そのうち、友人を除く形でも飲み仲間として遊ぶようになり、次第に二人の女性の内、一人とは個人的にも会うようになりました。特にデートのようなことはしていませんが、相手もお酒が好きだったので、何かにつけては飲みに行こうと誘ったり、また、誘ってくれたりしましたので連絡は頻繁でした。
相手の連絡先は友人から教えてもらいました。友人が飲み会に遅れそうなため、場所のわからない彼女を自分の代わりに誘導してほしいと教えてくれたのが初めての連絡です。

結局、お互いに在学中は良き友人として時が過ぎていきました。卒業後、互いに働き出しましたが、彼女は少し離れた都市へと移り住んでしまいました。メールなどでやり取りしながら、関係は続いていましたが飲みに行くことも途絶え、会わない月日がながれました。そのうち、彼女からのメール内容が相談へと変わりました。仕事が辛かったようで、愚痴や仕事の相談、弱音が増えていきました。電話で彼女を励ましながら、ある日仕事の休みを聞き出し、お互いの中間にあるテーマパークで遊ばないかと誘ってみました。当日は一日中遊び尽くしました。ストレス発散になったのか、彼女にも笑顔が戻っていました。その日の夜、いつものようにメールで連絡した際に私の方から告白しました。オッケーの返事を貰い、遠距離恋愛がはじまりました。

遠距離恋愛が続いていましたが、彼女が仕事を辞め、自分が住む町へ引越してきました。その頃には私も実家を出て独り暮らしを始めていました。彼女はこっちで仕事を探し、お金を貯めて留学するつもりだったようです。お互いが近くなったこともあり、以前のように一緒に飲みに行くことが増えました。以前と違うのは、付き合っているということです。お互いが独り暮らしであることを良いことに、半同棲のような生活が続き、その時が来ます。彼女は留学のために国外へ行ってしまいました。以前からの夢であることを知っていましたので、応援こそしましたが引き止めることはしませんでした。ここからまた、超遠距離恋愛が始まりました。
その後1年程が過ぎ、彼女が日本に戻って来ることになります。空港まで迎えに行ったことを覚えています。これでまた一緒に過ごすことができると思ったのもつかの間、彼女の就職先は東京になり、また、また遠距離恋愛になります。初めて出会ってから、また、付き合い始めてから長い年月が過ぎようとしていましたが、一緒にいた時間はごく僅かだったとおもいます。その彼女も今は私の妻として常に隣にいてくれるようになりました。

恋愛は時間ではありません。付き合って何年とか、あまり関係ないと思います。お互いに相性が合うのなら、直接的に過ごす時間が長かろうが短かろうが、なんとなく上手くまわって行くものだと思います。
恋愛には距離が必要です。近すぎると見えなくなるものや、逆に見えすぎてしまうものがあるように思います。それでも好きだという境地に至るには、恋に恋することのないように適度な距離感を保つことが有効だと思います。
最後に恋愛は質だと思います。如何にありのままの自分を出せるか、ありのままの相手を許容できるかにかかっていると思います。