恋愛

あなたは大丈夫?恋愛依存症女子の特徴と、依存を抜け出すためのアドバイス

人と出会い、好きになり、お付き合いしたり結婚して生涯を共にしたり…恋愛は人生を豊かにしてくれる素敵な体験です。特に女性は恋愛への関心が高く、常に恋愛に関するアンテナを立てて情報収集している人も多いと思います。そんな中で、まるで依存症のように恋愛のことばかり考えてしまい、他のことがどうでもよくなってしまったり、常に不安定で落ち着かない恋愛依存症になってしまうこともあります。この記事では、恋愛依存症の具体的な特徴をお伝えし、当てはまった場合、今後依存ではない幸せな恋愛をするためにどうすれば良いのかをアドバイスしていきます。

※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。

心当たりがあったら依存症かも

心当たりがあったら依存症かも

image by iStockphoto

恋人がいる場合でも、いない場合でも恋愛依存症になってしまう可能性があります。
恋人がいる人は常に一緒にいないと落ち着かなかったり、相手をコントロールしようとしてしまいます。
恋人がいない場合は、そのことを異常なほど気にしたり、常に異性を探して他のことが後回しになったりします。
具体的には、次のような状態に当てはまったら、それは恋愛依存症になってしまっているかも知れません。

#1 彼氏がいない状態に耐えられない

恋愛依存症の人は、とにかく恋愛至上主義で恋愛していなければ自分に価値がない…とすら考えています。
そのため、恋人がいないという事実はその人にとっては人生の一大事。
片思いの相手と上手くいかなかったり、周囲の人に恋人が出来ているのを目の当たりにすると、強いストレスで仕事すら手につかなくなることもあります。

恋愛依存症の人は常に相手がいなければ落ち着かないので、恋人が出来なければとっかえひっかえ相手を変えたり、それでも相手が見つからなければイライラしたり反対に落ち込んだりとジェットコースターのように気持ちが変化します。

ある人を好きになって、その結果付き合ったり結婚したくなるというのではなく、彼氏を作って恋愛するために無理やり相手を探すようになっているなら、そんな自分を振り返って、考えを見直した方が良いかも知れません。
無理やり相手だと、本気で好きになれずにすぐ別れてしまい、また次の相手を見つけるまでにストレスがかかる…という悪循環に陥ってしまいます。

#2 片思いの彼や恋人のことばかり考えて、社会生活に支障が出ている

既にこの人!と決めた好きな人がいる場合は、恋愛依存症の人はその人と常に一緒にいて、自分だけが独占したいと思ってしまいます。
恋愛感情があれば自然な感情ではありますが、依存症の状態だと、常識外れと思われるほどに相手のことばかり考え、実際に行動してしまうことがあります。

具体的には、好きな人に会うために重要な仕事を休んだり抜け出してしまったり、毎日会って会話をしないと異常なほど不安を覚え、相手にしつこく連絡したり、イライラして周囲の人に当たってしまうなどの行動があります。

せっかく好きな人がいるのに、楽しいや嬉しいという気持ちよりも、相手の動向が気になってイライラや不安の方が大きい!という場合は、依存症の域に達してしまっているかも知れません。

#3 一人の時に何をすれば良いか分からない

また恋愛依存症の人は、常に相手と連絡を取ったり、時間が少しでもあればデートするのが当たり前なので、一人で何かをするという概念がありません。
恋愛以外に関心がなく、趣味やストレス発散の方法を聞かれても全く思い浮かばないという人は危険信号です。

どうしても一緒に過ごす相手が見つからずに一人でいなければならなくなると、何をして良いのか分からずに時間を持て余してしまいます。
また、一人で家にいるという事実が自分で許せなくなり、ますます必死で相手を探したり、無理やり恋人とデートしたりして時間を埋めようとします。

誰かと一緒に過ごす時間は大切ですが、それが常になくては耐えられない、一人でいることに恐怖すら感じるという人も、恋愛依存症の気があります。

恋愛依存症はどうして治すべきなのか

恋愛依存症はどうして治すべきなのか

image by iStockphoto

恋愛依存症の特徴を紹介してきましたが、心当たりのある部分はありましたか?この機会に依存症体質を改善することを考えることをオススメします。
恋愛をしない方が良い、という意味ではありません。
恋愛はあなたの人生を豊かにするために大切ですし、人を好きになるということは大切に育てていくべき気持ちです。

しかし依存症の域まで達してしまうと、恋愛は豊かどころか大きなストレスの元になってしまいます。
依存していると、恋人がいても、どれだけ愛されていたとしても、常にもっともっとと「これ以上」を求めてしまい、満足することがないのです。

恋愛は相手あってのものなので、自分だけの努力で必ずしも満足のいく結果が得られるとは限りません。
相手には相手の考えがありますし、恋人同士だとしても彼には彼なりのペースや距離感があります。
しかし依存症になっていると前が見えなくなってしまうので、相手の気持ちを尊重することが出来なくなり、その結果人を傷つけてしまうこともあるのです。
よく恋人に「重い」と言われて振られてしまう人も、相手の気持ちを考えられず、自分の溢れ出る感情だけを押し付け続けてしまっていた恋愛依存症というパターンが多くあります。

常に渇望感に悩まされる辛い毎日を卒業し、「この恋のおかげで人生が豊かになった♪」と思えるような幸せな恋愛ができるようになるためには、依存症体質を卒業する勇気を持つことが必要です。

脱、恋愛依存症!

脱、恋愛依存症!

image by iStockphoto

では、恋愛依存症を抜け出すためには具体的にどんなことに気を付ければいいのでしょうか?彼氏がいる人といない人別に、あなたがこれから取るべき行動や考え方をアドバイスします。

彼氏がいる人

あなたは今の彼氏に不満がありますか?連絡をあまり返してくれなかったり、デートも、常に一緒にいてくっついていなければ落ち着かないというあなたにとっては、満足のいくものではないのかも知れませんね。

しかし、落ち着いて考えてみて下さい。
彼も人間ですから、時には怒ったり、自分勝手な態度を取ったりすることもあります。
過去にはあなたを傷つけるようなことを言ったり、また彼女に対する配慮の足りていない行動もあったかも知れません。
しかし、楽しい思い出や幸せな気持ちを与えてくれたことも、それ以上にあったはず。
さらに、気持ちの不安定なあなたから離れずに、辛抱づよく恋人として見守ってくれているのです。

今のあなたは、自分の不安な気持ちやイライラを満たすことに精いっぱいで、彼のことを思いやる余裕がないのではないでしょうか。
そんなあなたに必要なことは、まず恋人に感謝して、彼を一人の尊敬すべき異性として尊重すること。

彼からの返信が自分の期待しているタイミングよりも遅かったり、デートがちょっとイマイチだった場合は、思ったことをそのまま相手にぶつけたり、自分の中で苦しいほどのイライラを抱える前に、まず深呼吸して言葉を飲み込みます。
そして彼と付き合えることになった時の喜びを思い出し、あなたを最愛の恋人として選んでくれた彼の気持ちを考えてみてください。
感謝と尊敬の気持ちを常に持っていれば、依存して縛らなくても安心できる、より深い愛情を感じられるようになるはずです。

彼氏がいなくて不安な人

恋愛依存の女性にとって、彼氏がいないというのはまさに人生の一大事。
自分には彼氏が一生出来ないのではと絶望したり、友人に恋人が出来たりすると素直に祝福できなかったりと、毎日苦しい思いをしているのではありませんか。

このような人は、まず人と比べるのをやめてみましょう。
どんなに可愛くてスタイルが良い女性だって、常に途切れず彼氏がいて、ずっと深い愛情を受け続けているとは限りません。
その人にはその人で必ず何らかの悩みを抱えているものですし、彼氏がいるからあなたより幸せ、あなたより上という訳ではないのです。

また、現時点で彼氏がいないイコールモテないというわけではありません。
美人でモテる人でも、周囲に良いと思える人がいなかったり、反対に周囲の人がその人に恋愛感情を持たなかったりして、結果的に彼氏が長期間いないことも十分にあり得るのです。

つまり、彼氏がいないのはあなただけではありませんし、一生恋が出来ないかもと不安になっているかも知れませんが、前向きな気持ちで社会生活を営んでいれば、必ず出会いは訪れます。
彼氏がいない状況をまずは受け入れ、それは特殊なことではないのだと知ることが大切です。

絶望しているときは周りが見えなくなってしまい、こんなに孤独なのは自分だけなのでは…とネガティブな気持ちになりがち。
自分の世界に閉じこもっていると感じたら、今の素直な気持ちを信頼のできる同性の友達に話してみるのもオススメします。
他の人も、案外あなたと同じような孤独を抱えているものです。
共感を得られ、安心することで恋愛に依存していた気持ちが落ち着くかも知れません。

「今は彼氏ができる前の休憩時間なのね~」くらいの気持ちで、恋愛以外の楽しみを見つけられるようになれば、自然と依存体質はおさまります。

恋愛は人生そのものではなく、生活に幸せをプラスしてくれるもの

恋愛は人生そのものではなく、生活に幸せをプラスしてくれるもの

image by iStockphoto

恋愛は熱病に例えられることもあります。
しかし筆者は、恋愛は病気やイベントのような一過性のものではなく、生活に寄り添って幸せをプラスしてくれるものだと思っています。
中毒的に恋愛を求め、相手を必要以上に縛り付けたり、自分も苦しい気持ちにしかなれないのであれば、それはもはや恋愛ではなく、執着や嫉妬と呼ばれるものかも知れません。

恋愛は人生を豊かにしてくれますが、人生そのものではありません。
つまり、恋愛経験がその人の価値を決めるものではないのです。
恋愛は相手あってのものですが、まずは自分でしっかり自分の気持ちをコントロールし、自分の足で立てていることが第一。
常に自分を見失わないことで、恋愛で必要以上に苦しい気持ちになったり、相手をコントロールしようとしてイライラすることを防ぐことができるのです。

依存ではなく、お互いを尊重し「寄り添う」ような恋愛を目指しましょう。
reshui2017