結婚

経験豊富なアラフォー結婚の意外な難しさ10選

結婚したいと思いながらも、なかなか良い出会いがなかった人、仕事に追われ恋愛どころではなかった人の中には、アラフォーになって幸せな結婚をする人もいます。アラフォーともなれば、立派な大人ですから「結婚生活も安定するだろう」と思っている人もいるのではないでしょうか。しかし、アラフォーの結婚は経験豊富故にうまくいかないこともあります。では、アラフォー結婚の難しさをご紹介しましょう。

※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。

#1 ライフスタイルが確立している

ライフスタイルが確立している

image by iStockphoto

アラフォー結婚をしている人の多くは、今まで独身生活を謳歌していた人。
一人暮らしの人も多いでしょうから、自分なりのライフスタイルが確立している人が多いです。

そのため、結婚生活後にパートナーと暮らすことにストレスを感じてしまう人も少なくありません。
今まで、一人で好きなように生活をしてきた人にとっては、「どうして、今それをするの?」「休日は、こう過ごしたいのに」といった不満が出てくることも多いでしょう。
そして、この不満やストレスが爆発して、離婚という道を選ぶ人も少なくありません。

そうならないためには、「結婚後は、また新たなライフスタイルを作ろう」という気持ちを持たなければいけません。
誰かと一緒に生活をするということは、あなただけの場所ではなく、二人の場所。
全てあなたの思い通りにはならないということですから、価値観の摺合せも必要。
これを理解しておかなければ、結婚生活は単なるストレスとなってしまうでしょう。

#2 柔軟な気持ちが薄れてしまう

柔軟な気持ちが薄れてしまう

image by iStockphoto

一人暮らしをしていると、「休日に、洗濯や掃除をする」「食べた後の食器は、すぐに片づける」といったように、自分なりのルールを持っているもの。

しかし、結婚生活がスタートすれば、二人のルールを作る必要があります。
「これは、こうして欲しい」とあなたの思い、条件ばかりをぶつけてしまうと、結婚生活は成り立たなくなってしまうでしょう。

そのため、常に柔軟な気持ちで行動することが必要です。
「時には、仕方ない時もある」と思うことが出来るようになれば、二人の生活はもっと楽しいものになるでしょう。

結婚生活は、一人暮らしとは違い思い通りにいかないもの。
それも楽しむことが出来れば、「結婚して良かった」と素直に思えるようになるはずです。

#3 経験がある故に新鮮味を感じない

経験がある故に新鮮味を感じない

image by iStockphoto

アラフォー結婚をした人の中には、「過去に同棲の経験がある」という人もいるでしょう。
そんな人の中には、パートナーと一緒に生活することに新鮮味を感じないのではないでしょうか。
「そういえば、二人暮らしってこんな感じだったな」なんて懐かしく、同棲の印象を感じている人もいるでしょう。

アラフォー世代ともなれば、様々な経験を経てきている世代でもありますから、結婚生活に対しても新鮮味を感じられないという人も少なくありません。
新鮮味を感じない故に、「結婚生活がつまらない」と感じてしまう人もいますから、自分自身で楽しめる工夫をすることが必要です。

#4 過去の恋愛と比べてしまう

過去の恋愛と比べてしまう

image by iStockphoto

若い頃には、同棲生活を経験している人も多いでしょう。
アラフォー結婚をした人の中にも、「長いこと、同棲していた人がいた」と言う人もいるはず。

そんな人は、結婚後にその相手と比べてしまう人もいるのではないでしょうか。
どんなに好きな人、タイプの人であっても、一緒に生活をすれば不満に思ったり、「どうして?」と思うようなことが起こるもの。

そんな時、「元恋人は、そんなことをしなかった」「これなら、元恋人と結婚すれば良かった」と感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、これは今のパートナーに失礼なこと。
元恋人と結婚に至らなかったということは、あなたにとって運命の相手ではなかったということ。
今目の前にいる人を、もっと大切にする必要があります。

#5 子どもへの思い

子どもへの思い

image by iStockphoto

アラフォー結婚となると、ある程度の年齢を重ねていることから、「子供は、もう無理だろう」「今更、子どもはいらない」と思っている人もいるでしょう。
この気持ちが、夫婦同じであれば問題ありませんが、どちらかが「子供を欲しい」と思っている場合には、気持ちのずれが後々大きな問題となる可能性があります。
そのため、結婚前には子供への考えなどを擦り合わせておく必要があるでしょう。
男性がアラフォー、女性が年下の場合にはまだまだ子供を持てる可能性はありますから、これらもしっかりと話し合っておく必要があります。

また、子供を持たないという場合には、夫婦をつなぐ存在がいない訳ですから、より夫婦関係を密に丁寧に築いていく事が必要。
共通の趣味などを作り、これから先二人で楽しい生活が出来るように準備していく事も重要となるでしょう。

#6 一人の楽さを知っている

一人の楽さを知っている

image by iStockphoto

アラフォー結婚をしている人の中には、「独身の頃は良かったな」と感じている人もいます。
結婚する前で、一人暮らしを楽しんでいた人は、一人の楽しさを知っています。
それ故に、誰かと暮らすことに窮屈さを感じているのではないでしょうか。

どんなに好きな人でも、一緒に暮らせば相手に合せなければいけないことがあります。
「一人だったら、もう少し寝ていられたのに」「一人なら、適当なご飯で良いのに」と感じることもあるでしょう。

アラフォー結婚は、一人の楽しさを知っている人も多いため、人に合せることが苦痛と感じる人も少なくありません。
結婚後は、一人の時間もたくさん作り、上手に夫婦生活を楽しみましょう。

#7 相手に完璧さを求めすぎる

相手に完璧さを求めすぎる

image by iStockphoto

アラフォー結婚をした人の中には、「婚活をして、やっと結婚出来た」「ずっと、結婚をしたかった」と言う人もいるでしょう。
なかなかご縁に恵まれなかった人もいれば、仕事に没頭しやっとアラフォーになり結婚出来た人もいます。

そんな人の多くは、結婚に対して理想を抱いているでしょう。
「旦那さんには、こういうことをして欲しい」「奥さんは、こうあってほしい」といった理想、イメージがあるため、それを相手に「こうして欲しい」とお願いしてしまう人もいます。
これでは、相手は自分らしくいることが出来ず、結婚生活が辛いものとなってしまうでしょう。

アラフォーになって、「やっと結婚出来た」と言う人は、それぞれ結婚への理想を抱いていたと思いますが、それを相手に押し付けるのは避ける必要があります。
高望みは、離婚にも繋がりますから、注意が必要です。

#8 結婚生活の思いが強い

結婚生活の思いが強い

image by iStockphoto

「やっと、結婚出来た」と幸せを感じている人の中には、「結婚生活は、こうあるもの」といった思いを持っている人も多いでしょう。
女性の場合には、特に「仕事も家事も、完璧にこなしたい」と思っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、実際に生活が開始すると思い通りにいかないもの。
そんな時、「どうして、完璧に出来ないのだろう?」と自分を責めてしまう人もいます。
これでは、せっかくの新婚生活も楽しむことが出来ないでしょう。

結婚への思いが強ければ、「結婚したら、こういう家庭を築きたい」「こんな奥さんになりたい」「こんな旦那になりたい」といった思いがあるとは思いますが、それを完璧に叶えようとせずに、臨機応変に対応していくことも大切です。

まずは、新婚生活を楽しむことからはじめましょう。

#9 親の存在

親の存在

image by iStockphoto

アラフォーともなれば、自分だけではなく、周りのそれなりの年齢となっています。
10代、20代で結婚する場合には、親の介護なんて「まだまだ、先の話」と笑って済ますことが出来ますが、アラフォー世代ともなればそうはいきません。
中には、親が既に60代、70代となっている人もいるでしょうから、結婚と同時に義親の介護が必要となることもあります。

恋愛の場合には、相手の親のことまで考える必要はありませんが、結婚となればそうはいきません。
バラ色の結婚生活が待っていると思いきや、思いもよらない介護がスタートすることもありますから、アラフォー結婚の現実は意外と厳しいと思っておいた方が良いでしょう。

#10 相手の欠点が許せない

相手の欠点が許せない

image by iStockphoto

アラフォー結婚を果たした人の中には、「長い間お付き合いしていた相手だから、結婚しても変わらないだろう」と思っていた人が多いでしょう。

しかし、どんなに長い間交際している相手でも、一緒に生活してみてはじめて分かることもあるはず。
「こんな癖があったなんて、知らなかった」「普段、こんな生活をしていたの?」と驚くこともあるでしょう。

そんな時、「こんな人だと思わなかった」とどんどん気持ちが冷めてしまう人もいます。
長い間交際していた相手にも関わらず、相手の様々な部分を見てしまったことで、「もう、この人とは無理」と離婚を考える人も少なくありません。
アラフォーともなると、様々な経験をしてきていますが、「今更、こんな苦労をしたくない」と思う人も多く、早めに気持ちを切り替えてしまう人もいます。

相手の嫌なところに気づいてしまった時には、「自分も、相手にとって完璧ではない」と考え、相手の良いところを見つけるようにしましょう。
一つの欠点が気になると、何もかもが嫌になってしまう様では、誰と結婚しても上手くいかないはずです。
嫌と感じた時には、その理由を客観的に見つけ直すと良いでしょう。

アラフォー結婚は、柔軟な気持ちと完璧を求め過ぎないことが必要

アラフォー結婚は、柔軟な気持ちと完璧を求め過ぎないことが必要

image by iStockphoto

最近は晩婚化の時代。
そのため、アラフォー結婚する人も増えてきています。
長い間結婚願望を抱いていた人にとっては、「夢の結婚生活が手に入る」と思っている人もいるでしょう。

しかし、結婚生活はそうそう簡単なものではありません。
特に、経験豊富なアラフォー世代ともなると、様々な経験をし、様々な人と出会ってきたからこそ、許せないこと、譲れないこと出てくるでしょう。
それら全てに反応してしまえば、結婚生活を維持することは出来なくなってしまいます。

結婚生活を穏やかに過ごすためには、何よりも柔軟な気持ちと完璧さを求めないこと。
経験があるからこそ、もう少し気持ちに余裕を持って生活をしていきましょう。
「こんなこともある」「そんな考え方もあるんだ」と考えることが実践出来れば、相手の行動もいちいちイライラすることがなくなるはず。

アラフォー世代ともなれば、経験もあり、年収も多く金銭的余裕もあるはずですから、夫婦二人で楽しめる工夫をすることがオススメ。
そうすれば、二人きりの老後も楽しめるはず。
相手の悪いところばかりを見るのではなく、良いところを見つけることが出来れば、もっと相手の魅力に気づくのではないでしょうか。
そして、「この人と結婚して良かったな」と本気で思うことが出来るようになるでしょう。