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彼氏、彼女と穏やかな同棲生活を送るための心の準備とは?

最近、恋人と同棲する人が増えているようです。ルームシェアのブームなどから、心理的にも社会的にも抵抗が少なくなってきたのかも知れませんね。好きな人と毎日一緒、なんて新婚生活のようで楽しそうですが、夫婦関係にないからこそ注意しなくてはならないこともたくさんあります。男女問わずに気を付けたい、同棲生活を楽しく送るための心構えをご紹介します。

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#1 インテリアは一緒に買いに行こう

インテリアは一緒に買いに行こう

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家具や家電を買う場合は、出来る限り一緒に選ぶようにしましょう。
特にテーブルやベッドといった大きな家具や、カーテンやシーツといった部屋のインテリアイメージに大きく影響を与えるような布類は、必ず購入前に相手に確認しましょう。
相手が忙しい、もしくはインテリアに興味がないので何でも良い、と言った場合でも、事前に大まかな希望を聞いておくことが大切です。
明るい系のインテリアが好きなのか、暗い色が好きなのかといった、漠然としたものでも構いません。
何でも良いと言っても自分の思っていたイメージと大きく異なっていると、人はショックを受けるものです。

例えば、二人とも「木を基調にしたインテリアが良い」と思っていたとしても、それぞれの好きな木のイメージは無垢であったりダークブラウンであったりと、全く異なる想像をしていることもよくあります。

これは部屋の壁紙や床でも同じことが言えるので、もし二人で新しく新居を構える場合は、部屋選びも相手の希望を聞きながら一緒に行うようにしましょう。

小物も自分で楽しもう

また、クッションや置物といった小物は、自分の部屋や自分用のスペースで楽しむことを前提で購入しましょう。
ちょっと置くくらいだし良いだろうと、つい自己判断で買ってしまいがちですが、それが相手の好みでなかった場合、結構なストレスを与えてしまうことがあります。
嫌だな、と思っても、自分が買ったものではありませんから、勝手に処分することもできずにストレスを貯めてしまいます。

ちなみに筆者は、地方から東京へ遊びに行った際、ある展示会で小さめのシンプルなポスターが欲しいと思いました。
購入前に同棲中の彼氏に写真を送り、リビングに飾っていいかと電話したのですが、彼の好みではなかったのようでイライラしたように「それどうしても飾らなきゃ駄目なの?」「トイレに飾るまらまだいいかな」と言われ、せっかく東京に遊びに来たのに少し悲しい気分になってしまいました。
結局、同じ柄のクリアファイルを購入して会社で使うことにしました。
相手も自分も嫌な思いをしないため、はじめから自分用の場所で楽しむ、と割り切ることも必要かも知れません。

#2 お金のルールはしっかり決めて!

お金のルールはしっかり決めて!

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お金の問題は、なかなか直接話しにくいことではありますが、後々大きな問題になることがあるので、生活をスタートする前に、必ず話し合っておくようにしましょう。
夫婦であればどちらかが専業主婦や主夫となって、家計は一人で支える、ということもありますが、同棲の段階では基本的にお互いが働いてお金を出し合うというパターンが多いかと思われます。

家賃は彼で、食費と雑費は彼女、と大まかに決めて後はその時考えよう、という感じで同棲生活をスタートするパターンはとても多いです。
しかし、少し考えてみると様々な疑問が出て来ます。
例えば、外食費は食費に含まれるのか?電球など数千円かかるものも雑費とするのか?といった細かな用途について誰が負担するかといった問題です。
例えば、二人とも仕事で疲れて食事が作れず外食が続くといった場合、食費を担当する側の負担がかなり大きくなってしまいます。
また、ティッシュなどの消耗品も、自分がどれだけ節約して使っても相手が気にせず使っている場合、自分が買っているのにな…と気になってストレスの素に。
一つ一つは本当に些細なことで日常では気にならないかも知れませんが、喧嘩をした時などにそういった小さな不満が噴出し、大きなトラブルを招く恐れがあります。

お財布を一緒にするのが楽で公平

一番シンプルに、そして平等に家計を管理する方法は、2人の生活用の財布を作ることです。
例えば家賃が7万円としたら、食費3万円、外食やデート代として2万円、トイレットペーパーやアルミホイルといった消耗品5千円、電球や家電などが壊れた際の積み立て5千円として、計13万円。
これを2人で専用の財布に入れ、生活に関する出費は全てそこからやりくりしましょう。
単純に2等分するより、収入の差に応じて負担する金額を変えると無理がありません。
もしスーパーで食材を購入した際、自分用のリップクリームも一緒に購入したとしたら、帰宅後にリップクリームの代金を2人の財布に入れておきます。

お金の話はあまり自分からすると、がめついと思われそうで言い出しにくいかも知れません。
また、一度ルールを決めて生活がはじまると、相手が面倒くさがったりして途中でルールを変えることが難しくなることがあります。
お金の不満が溜まっていった結果、大喧嘩に発展することもありますので、必ず同棲前にしっかりと話し合いをしておくことが不可欠です。

#3 自分だけがくつろげる場所を持とう

自分だけがくつろげる場所を持とう

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家族ではない人と長期間一緒に住むとき、長い目で見ると「空白」が大切になってきます。
ここでいう空白とは、自分一人で思い切り伸びができる「空間」のことです。
今はとてもラブラブで、いつもくっついていたい!と思っていても、毎日同じ空間で生活を共にしていると、必ずちょっと一人になりたい!と思う時が来ます。
そういう時にすぐに自分だけの空間でくつろげるように、準備しておくことが大切です。
イライラすることがあっても、一人でゆっくりと考えることで、大きな喧嘩を防ぐこともできます。

自分用の部屋がある場合

2DKなど、自分一人の部屋がある場合は、自分の部屋で一人リラックスすればいいだけです。
しかし、心からリラックスするためにも、自分の部屋も常に掃除をして綺麗に保っておくようにしましょう。
二人で使うリビングは綺麗にしていも、自分の部屋は油断して散らかっている…なんてことがありませんか?いつでもくつろげるような状態に部屋をキープしておけば、一人でのんびりしたいな、と思ったらすぐに綺麗な部屋でリラックスすることができます。

また、掃除だけでなく、部屋は適宜換気を行い、いつもフレッシュな空気を入れておくのがオススメです。
イライラして一人になりたい、と部屋にこもる場合も、天気が良ければ窓を開けて、新鮮な空気を吸うとリラックス効果が高まります。

しかし自分の部屋があっても、相手が隣の部屋にいると様子が気になってしまい、かえってストレスになることがあります。
その場合は、次の「自分用の部屋がない場合」を読んで下さい。

自分用の部屋がない場合

ネットカフェでもカラオケでも、一人で気軽に入れる「隠れ家」を見つけておくと後々便利です。
密室でなくても、カフェや映画館、ショッピングモールなど、自分が飽きずに楽しい!と思える場所ならどこでもOK。
車があるなら、ドライブがてら行ったことのない道の駅などへ行ってみるのも良いですよ。
ストレスがたまって頭がごちゃごちゃしていると、どこへ行こうか分からなくなることもありますので、あらかじめ、ここが私のストレス発散場所、と決めておきましょう。
元々が実家住まいなら実家に戻ってみるという選択肢もありますが、両親を心配させたり、色々聞かれることも考えて。
できるだけ一人になれる場所、に行くことをオススメします。

ストレス発散に掃除や断捨離をする人もたくさんいます。
もちろんそれは良いことですが、相手もイライラしている場合、あてつけのように感じてもっとストレスが溜まってしまうこともあるので、心が落ち着くまでは家を離れるのが最適です。

#4 家事分担は厳密に決めなくてOK

家事分担は厳密に決めなくてOK

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先ほどは同棲生活のお金の分担について、事前にしっかり話し合っておくことが望ましいというお話をしました。
反対に家事の場合は、あまり厳密な話し合いはせず、あえて「なりゆきまかせ」にしてみることをオススメします。

掃除は彼女、料理は彼女で洗い物は彼氏など、あまりに細かく役割分担してしまうと、イレギュラーで自分の担当の家事ができなくなった場合、もう片方に負担をかけてしまいます。
残業や急な接待など仕方がない理由でも、頻繁に繰り返されるようではうんざりし、ストレスが溜まってしまいます。

一緒にやればデート感覚で楽しめる

自分が家事をしている時に相手がくつろいでいるのを見ると、「いつも自分ばかりしている気がする」と不満に感じがちなので、なるべく相手が動いているのを見たら自分も手伝うか、他の家事をするといいでしょう。
一緒に動くことで、面倒な家事もデートになるのです。
筆者が同棲していた際は、自分が洗い物をしている時に、彼氏が横でお皿を拭いてくれている時間が好きでした。
彼氏の思いやりを感じ、喋りながら行う洗い物は面倒だと感じませんでした。

特に掃除は二人で使っている部屋や設備ですから、いつも誰という担当は決めずに二人一緒に、その場で分担を決めて楽しみながら行うといいでしょう。
お互いの家事のペースや生活が分かってくると、自然と自分たちに無理のない分担ができるようになってくるはずです。
最初は基本は一緒にやって、後は気が付いた方がやる、くらい大雑把な決め方で構いません。

同棲はあくまでも生活、無理せず自分らしく楽しんで

同棲はあくまでも生活、無理せず自分らしく楽しんで

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同棲生活をはじめると、たくさん不満が出てきたり、これで良かったのかな、と不安になることもあるかと思います。
それでも好きな人と時間を気にせずに、生活そのものを独り占めできるのは同棲生活の特権であり、最高にぜいたくで幸せな日々です。
ケンカやトラブルが起きても、それは同棲生活の失敗ではありません。
二人の生活を作り上げるための過程ですから、ちょっと休んで軌道修正すれば良いだけです。
同棲しよう、と決めたときのワクワクやドキドキをいつまでも忘れずに、少しずつ時間をかけて自分たちに心地よい生活を作っていってくださいね。
reshui2017