結婚

義理両親との同居がストレス!その原因と解決策5つまとめ

結婚して義理両親と一緒に暮らすことになったという人も多いでしょう。あるいは筆者のように妊娠をきっかけに、短期間だけ同居することになった人もいるのではないでしょうか。しかし、元は赤の他人である義理両親と生活を一緒にするというのはストレスもたくさんかかります。今回は自身の経験をもとに、その原因や解決策を考えていきたいと思います。

※本サイトは広告プログラムにより収益を得ています。

義理の両親と同居することになったきっかけに多いのは?

義理の両親と同居することになったきっかけに多いのは?

image by iStockphoto

昔と違い現代では自分たち夫婦だけで暮らすいわゆる「核家族」が主流となってきて、親世代と一緒に暮らすことが少なくなってきています。
とはいえ、親が年齢を重ね病気やケガなどで親たちだけでの生活が苦しくなってきた時、この先一度は同居の話がどの家庭にも出てきます。
病気や年齢的な問題の他に、どういったきっかけで同居に進んだケースが多いのでしょうか?

旦那が長男というケース

大学入学と同時に上京し、東京の会社で就職。
職場恋愛を経て結婚という人も多いのではないでしょうか。
東京で暮らす8割の人は地方出身者です。
そのため結婚してから数年後は地方の実家に戻って両親と一緒に暮らすというケースも多いですよね。
特に昔ながらの考えを持つ家庭では、女は結婚したら嫁ぎ先の両親の面倒はみるものといって、はじめから同居というケースも。

結婚の挨拶の段階で長男だから同居するという話で進むこともありますし、はじめから同居という話は無かったものの、長男という理由で両親に何かあった時は同居しようという話になることも。
そのため女性や嫁に出す方の両親は結婚相手が長男かどうかというところでも大きなポイントになっていきますよね。
イマドキは長男だから必ず両親と一緒にすむことになるということはありませんが、結婚する男性の家がどういう考えを持っているかを結婚する前に聞いておくと良いでしょう。

妊娠をきっかけに短期間の同居

妊娠をきっかけに義理両親と同居するケースも結構たくさんあります。
筆者自身も二人目を妊娠した時に旦那の両親と同居することになりました。
里帰り出産と言うと、奥さんの実家に帰るパターンが圧倒的に多いのですが、何らかの事情で奥さんの実家には帰れないこともあり、旦那の実家でお世話になる場合もありますよね。
この場合は期間限定の同居のため、結婚と同時に同居がスタートするケースとは少し違います。

妊娠がきっかけで一緒に暮らすケースでは、臨月から産後1か月までの期間に同居するパターンが最も多いです。
しかし中には退院後は自分の家に帰りたいからと、臨月の期間だけ同居するという人や新生児のお世話をする産後1~2か月の間だけ同居するという人も。
筆者の場合は上の子の面倒を見てもらう関係で臨月だけ同居し、退院後は子どものために自分の家に戻りました。

なぜ義理両親との同居はこんなにもストレスが溜まるのか!?その3つの原因

なぜ義理両親との同居はストレスが溜まるのでしょうか?ここからは筆者の体験も交えてその原因を考えていきたいと思います。

1.年代の違いによる壁

1.年代の違いによる壁

image by iStockphoto

生きてきた時代と言うのは人間形成に大きく影響を及ぼします。
その時代では当たり前だったことが、次の世代には理解されず、全く違う考えが生まれたりするもの。
自分の親の世代から「昔はこれが当たり前だったのよ」と言われても「何それ?」と反発したり、共感できなかったりしますよね。
自分の親であれば率直な意見が言えますが、義理両親に自分の親と同じことをしては角が立つため絶対に言えません。

よく耳にするのは「子育て」に関して。
子供の育て方に対して口を出されることが一番のトラブルの元です。
義理両親からすればよかれと思ってアドバイスをしたつもりでも、嫁からしてみれば自分の子育ての方針を否定されているような気持ちになってしまい、関係がギクシャクしてしまいがち。
特に子育てに関しては、情報や考え方がその時代で大きく違ってきてしまうものですから、義理両親は子どもたち夫婦に任せて、あまり口をはさまない方がトラブルになりにくいかもしれませんね。

2.生活習慣・金銭感覚の違い

2.生活習慣・金銭感覚の違い

image by iStockphoto

生活習慣や金銭感覚というのはなかなか変えることが難しいもの。
育ってきた環境もありますし、地域によってさまざまな習慣があります。
全く違う世界で生きてきた者同士が一緒に暮らすには、お互いが努力し合わなければ、色々な問題が起きてしまいます。

夫婦同士も元は赤の他人なので、習慣が違うもの同士が一緒に暮らしているわけですから、義理両親と暮らすことと根本的には同じだと思いますよね。
しかし夫と義理両親では決定的に違うところが1つあります。
何だと思いますか?それは自分が好きになって自分が選んで、自分がこの人と一緒に暮らしたい!つまり自分が決めたかどうかということ。

義理両親は自分が初めから決めて一緒に暮らすとなったわけではありませんよね。
もちろんそれも含めて結婚とも言えるのですが。
そのあたりの覚悟が弱いとやはり人間は不満が出てしまうもの。
自分の思い通りに行かないことが重なり、大きなストレスを溜め込んでしまうのです。

3.嫁姑の埋まらない溝

3.嫁姑の埋まらない溝

image by iStockphoto

昔から嫁姑問題は永遠のテーマとされてきました。
映画やドラマでも度々題材にされるほど、この問題はとても普遍的なものなのです。
なぜ嫁は義父よりも義母との関係の方が上手くいかないのでしょうか。
その根本は価値観の違いから自分を保守しようとする意識、つまり簡単に言えば女同士だからです。

例えば専業主婦で長年家事や育児に専念してきた義母からしてみれば、家のことや子育てよりも仕事を優先させるように見える嫁のことを理解できない。
そのため嫁とは価値観が合わないと感じ、自分の今まで信じてきたものを守ろうとして、嫁を攻撃するようになってしまうのです。

例えば嫁は義母の長年の経験から習得した生活の知恵も「古臭い考え」といって排除したりしようとしてしまいます。
なぜそんな事をしてしまうのか、理由は料理や家事が断然義母の方が上手でかなわないから。
ベテランの主婦力を見せ付けられて、劣等感や自分の家庭での役割を奪われてしまっているかのように感じ、義母を鬱陶しいと思ってしまうのです。
そして最後にもうひとつ「可愛い息子を嫁に取られた」これは女親特有の感情なのですが、これが根本にあるため、理由はわからないけれど何となく嫁は可愛くないと思ってしまうのかもしれませんね。

義理両親と上手にやっていく5つのコツ

ここからは、義理両親とどうしたら上手くやっていけるのか、考えていきたいと思います。
一緒に暮らすにあたってできればお互いが気持ちよく過ごしたいところですよね。
ちょっとした気遣いやコツで解決することがあるかもしれません。

#1 お互いが少しずつ我慢をする

いくら義理両親とはいえ、赤の他人同士が一緒に暮らすには、お互いがちょっとずつ我慢したり、折り合ったりしていかなければ上手くいきません。
家族で一緒に暮らしているのになぜこっちばかりが我慢しなければならないの!?そんな風に思ってしまった時は、気を遣うのはお互い様で当たり前のことと思いましょう。
共同生活は悪い事ばかりではなく、良いこともたくさんありますよ。

#2 必要以上に干渉しないこと

お互いのプライベートを尊重することが大切です。
特に義母が嫁や息子夫婦に対して干渉してしまうケースが多く、中にはふたりがいない隙を見計らって寝室に勝手に入ったりする姑もいます。
家族ですが別世帯ということを念頭に、ひとつ屋根の下で暮らしているからといって、何でもして良いと思ってはいけません。
子育てに関してもよっぽど目に余る事をしていない限りは、息子たち夫婦に任せておきましょう。

#3 全ての生活スタイルを合わせる必要はナシ

食事の時間やお風呂に入る時間、就寝時間など生活習慣が違うのであれば、無理に一緒に合わせる必要はありません。
筆者の場合、定年をむかえた義父は毎日夕方7時には寝て、次の日の朝方3時には起きていました。
そのため仕事で遅く帰ってくる主人のご飯の支度は、先に済ませて義父の寝室が近いダイニングではなく、自分達の部屋に持っていって晩御飯でしたね。
そんな風にして生活スタイルを分けて暮らすことで、接する時間を調整するのも上手くやっていくコツなのかもしれません。
次のページを読む
1 2
remi0426