結婚結婚式

結婚式の写真は「プロ」「友人」どっちが良いの?

結婚式の写真と言えばまさに記念の1枚で、プロに頼めば仕上がりも構図もとても綺麗!だけど正直プランとしてはお値段もそこそこ…個人が一眼レフを持っている時代ということもあり「少しでも費用を削れるなら」とプロに頼むかどうするか悩んでしまう人もいるんじゃないでしょうか。そこで私の経験・知人の話をご紹介したいと思います!

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結婚式の写真はずっと残していきたい記念の1枚

結婚式の写真はずっと残していきたい記念の1枚

image by iStockphoto

私の場合は長女の妊娠と仕事の忙しさで結婚式をする予定がなく、とりあえずお腹が大きくなる前にと撮ったフォトウエディングの和装・ウエディングドレス・カラードレスそれぞれ2ポーズ6枚の写真データと長男を妊娠前に母の念願もあり身内だけでした結婚式・友人との2次会の写真データが手元にあります。
フォトウエディングと結婚式の写真はプロ、2次会はプロの方と友人それぞれが撮ってくれたデータです。

どちらのデータもある私たち夫婦が、結婚式のプランニングをするときに思ったこと出来上がった写真を見て思ったこと友人の写真データをもらって思ったことは「全部違って全部良い」というものでした。
具体的にどうだったのか1つずつご紹介します。

昔ながらの写真屋さん

昔ながらの写真屋さん

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まず私たち夫婦が初めて撮ってもらった写真はフォトウエディングのときで、撮影した時期は私が妊娠6ヶ月で少しずつお腹が目立ち始めた頃にあたる12月。
個人のレンタル衣裳屋さんの提携先で少し遠いところにあったのですが昔ながらの写真屋さんというところでした。

成人式や卒業式で振袖や袴は着たものの改まって写真を撮る機会はなかったのでどうしよう…と不安になっていましたが、家族でされている写真屋さんということもあり準備から撮影まで私の体調を気遣ってくれてすごく温かい雰囲気で撮影することが出来ました。

あいにくのお天気だったので庭先での撮影はせず、室内でイスに座ったり2人並んだり家族での集合写真を撮ってもらったりという感じで進行。
今では良い思い出になりましたが、撮影されている時は正直みんなに見られながら撮られるのはすごく恥ずかしかったです!

良かったところ

なんといってもアットホームな雰囲気で親切&丁寧あとは時間を気にして焦らなくて良かったというところです。

和装と洋装の撮影をするときにメイクとヘアメイクをそれぞれ衣装に合わせて仕上げてくれたのですが、ヘアメイクに関しては和装でまとめ髪だったものを洋装で巻き髪のハーフアップアレンジに変更を可能にしてもらったりと普通のスタジオや式場では到底してもらえないような対応をしてもらいました。
他にも個人的に良いなと思ったのは、着替え場所が旦那とは別の部屋だったので着替えてから対面出来ることで普段と違う特別感がぐっと増すようなそんな気分になれたことです。

写真の仕上がりの感想としては今どきのスタジオと違う、昔からある商店街の写真屋さんの店頭で飾られているような「まさに写真を撮りに行ったなー」という味がある仕上がりになったのでなかなかそういったところで撮ることもないし良い記念になったという感じでした。

家族挙式でプロの人ってどうなの?

次に改めて写真を撮る機会になったのは結婚式と2次会です。
こちらは撮影の前にプランナーさんと結婚式当日にプロの方の撮影などが必要かどうか話し合うところから始まります。

私たちは入籍してから3年過ぎての結婚式だったので親族のみ挙式、披露宴はせず親族での会食のあと友人のみの2次会という流れの予定にしていたので内容としても出来るだけシンプルにしたくて余計なものは無しと決めていました。
そこで悩んだのがまさにこのプロの方に撮影してもらうことです。
どうして悩むのかというと費用面という理由だけではなく「そんなプロに撮ってもらうような場面ってあるの?」というもの。

そこは自分たちで悩んでも仕方がないので正直にプランナーさんに疑問に思ったことを伝えて、家族挙式をする人たちが実際にプロに依頼をしているのかどうか状況を確認してみました。

大多数の人はプロ!

大多数の人はプロ!

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私たちが挙式をした式場のチャペルが少し小さめということや費用削減という理由でまれに挙式中などの撮影は自分たちで行い、記念の結婚式アルバムのみプロに頼む人もいるというお話でしたが大多数の人はやはりプロに頼むという結果でした。

プロに任せる理由をいくつか聞いたのですが、その中で私たちの決め手になったことは『チャペルで挙式をしている最中に十字架を背景にした真正面からの写真や指輪の交換シーン・宣誓時のアップ写真を撮るのはやはりプロ以外は難しい』ということでした。
もちろん参列者の人でバージンロード側に座っている人がそれに近い写真を撮ることは出来るけれどそれにも限界があります。

自分たちがどんな記念の写真を残したいのかを考えて選択することが大事ということですね!

挙式以外はケースバイケースで依頼がおすすめ

挙式後の食事会はプロに撮ってもらうような演出はしていなかったこと祖父母など年配の方が気を使ってゆっくりできないであろうことを考えプロ撮影は無し、2次会中は友人たちにもゆっくりと楽しんでもらいたいこと集合写真の撮影をしてもらいたかったのでプロに再び入ってもらうことで決定しました。

私の友人にはカメラを趣味にしている子が数人いたこともあり1卓に1台一眼レフカメラがあるような状態でしたが、各友人たちとの集合写真、料理、友人たちが入る前の会場、受付のお手伝いをお願いした友人たちだけの集合写真やちょっとした小物などプロに頼まないと撮影できなかったであろう写真が沢山あったので依頼して大正解でした。

他にも式場のカメラマンさんが気さくな方で、子供がいる私たちの写真撮影はすべて子供のペースで進めて下さったり写真のポージングを色々と一緒に考えてくれたり自然とこちらを笑顔にしてくれる接し方が好印象で安心して任せられました。

プロと友人が撮影したものの違い

プロと友人が撮影したものの違い

image by iStockphoto

プロと友人に撮ってもらった写真データを見比べましたがどちらも私たちふたりにとって良い思い出になったことに変わりはありません。
あえて違いをあげるとするなら、教会の中や庭園など撮影できるロケーションの違い・手元に届くまでの時間といったこの2つではないでしょうか。

まず1つめのロケーションの違いですが、これは言うまでもなくプロの方が使用できる場所も多いですし圧倒的に良いと言えます。
しかし2つめの手元に届くまでの時間は、友人たちの方が確実に早いです。
なぜならプロが撮影したものはデータお渡しのみだとしても選別作業などがあるので当日帰宅時に「はいどうぞ」とはならず、改めて式場などに来店もしくは郵送で自宅まで送ってもらう必要があり最低でも2週間以上は時間がかかってしまいます。

結婚式の写真撮影~番外編~

#1 新郎新婦がカメラマン

一時期テレビでドローンを使って世界一周旅行をしながら夫婦の方が絶景を撮っているという話がありましたよね。

それと同じとは言えないものの夫婦ともにカメラが大好きな知り合いの方が挙式以外プロには撮影を依頼せず、新郎を中心に自分たちで披露宴からお互いや参列者の方を撮影して最終的にはドローンで集合写真を撮ったというとても想い出に残る方法で結婚式を成功させました。
参列者の方たちにとっても新郎新婦が自ら写真を撮りに来てくれるので話す機会が多くなって嬉しかったということ、ドローンを使う新鮮さでとても印象に残る結婚式になったとすごく盛り上がったそうです。

ドローンの持ち込みなどは式場へのご相談なども別途必要になるでしょうが、新しい撮影方法として今後増えていきそうだなと思える発想ですよね!始めからあきらめてしまうのではなくダメもとでご希望を伝えることが大事だってことが分かります。

#2 フォトプロップスとフォトブースは友人カメラが大活躍

フォトプロップスとフォトブースは友人カメラが大活躍

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数年前からSNSでかわいいと話題になったフォトプロップス&フォトブースも今では結婚式で友人と一緒に楽しく写真撮影する際の必需品になってきましたよね。

フォトプロップスとは写真用の小道具のことで吹き出しやヒゲなどイラストが描かれた紙に棒を付けるだけのお手軽アイテムで新婦が当日の為に手作りしたりゼクシィなど結婚情報誌の付録にもなるほどメジャーなものです。
フォトブースはその名の通り撮影場所のことで撮影に適した背景にしたりフォトプロップスを設置して新郎新婦と一緒に撮影するだけでなく友人たち同士だけで楽しむことが出来るようになっています。

せっかくの小道具や場所を使って記念写真をタイミングよくプロの方に撮ってもらえれば良いのですが、残念ながらずっとそこにいて撮ってもらうということは難しいですよね。
なのでこう言った場所では友人のカメラやスマホが大活躍!特にスマホなら撮った写真をすぐに送ってもらうことができるのでSNSにアップしたい場合もすぐに出来ちゃいます。

かしこい選択は良いとこどり!

こうして比較していくとやはりプロが撮影してくれる写真・友人が撮影してくれる写真のどちらにもそれぞれ良いところとあともう一歩という部分がありますね。

結婚式は「楽しかったからもう一回!」が出来ない特別なイベントなので、どうしてもな理由がない限り我慢して後悔することがないようにしっかり悩んでください。
自分たちが悩んでどんな結婚式にしたいと思ったのか…そういった気持ちは当日の写真に自然と表れます。

私は自分の写真がどちらかと言えば苦手なのですが、それでもプロと友人それぞれからもらった写真データのお気に入り数枚をスマホに入れるくらい大切な想い出にすることが出来ました。
そんな風にあとあと1人で・夫婦で・家族で・友人と一緒に写真を見返したとき、特別な日を特別な人と大好きな人たちに囲まれて素敵な時間を過ごせたと思える仕上がりになっていれば良いですね!
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