恋愛

心理学を利用した恋愛テクニック10選

最近では、テレビで心理学を使った恋愛テクニックが紹介されたり、アドラー心理学を題材にしたドラマが放送されたりと、心理学も私達の身近なものになってきました。心理学を利用した恋愛テクニックは沢山書籍化もされていて、私もこれまでに何冊も読破しました。そこで今回は、私が読んだ本の中から、実際に恋愛で使いやすいテクニックを、みなさんにご紹介したいと思います。みなさんの恋愛のお役に立てれば嬉しいです。

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◆恋愛にこそ心理学を活かしましょう

◆恋愛にこそ心理学を活かしましょう

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「自分の好きな人が自分を好きになる」「デートの誘いを断れなくする」そんな魔法みたいなことができるとしたら、みなさんどうですか?ぜひ使ってみたいと思われるのではないでしょうか。
実は、それが出来るのが心理学なのです。

心理学のテクニックを恋愛に応用することで、好きな人の行動や感情を操作することができます。
「そんなに簡単に上手くいくの?」と思う人もいるかもしれませんね。
確かに知識やコツが必要なテクニックもありますが、今回ご紹介するのは今からでもできる簡単なものばかりです。
ぜひ目を通してみてくださいね!

#1 第一印象を良くできる「スリーセット理論」

#1 第一印象を良くできる「スリーセット理論」

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「出会いにおいて第一印象が大切」というのは、よく耳にしたことがあると思います。
これは「初頭効果」と言って、人は第一印象によって与えられた印象が、その後も強く残るようにできているというものです。

では、この「第一印象」はどのように決められるかご存知ですか?第一印象は「スリーセット理論」によって決められています。
スリーセット理論とは、「人は出会ってから三回目までにその人の印象を判定し固定させる」という理論です。

・一回目・・・外見・表情・仕草などから、その人の人柄をイメージします

・二回目・・・一回目に感じた自分の印象が正しかったのかを、話の内容などから再度判定します

・三回目・・・これまでの印象を第一印象として固定します

つまり、最初の出会いに失敗してしまったとしても、二回目までに挽回することができれば恋愛に発展するチャンスがあるということ。
そして印象が固定される三回目までに、いかに相手に好印象を残すかが、とても重要なのです。
ただ、最初の出会いであまりにも悪い印象を与えてしまうと、その後の二回目三回目が無いという場合もあります。
いつどこで素敵な人に出会ってもいいように、日頃から準備しておきたいですね!

#2 ギャップが大きいほど魅力的「ゲインロス効果」

みなさんは、心理学で「ゲインロス効果」というものがあるのをご存知でしょうか?これは、「ギャップが大きいほどその人が魅力的に見える」というもの。
どこかで聞いたことがあるようなことだと思いませんか?そう、いわゆる「ギャップ萌え」のことです!

「普段は気が強い女性が、意外と涙もろい」「仕事はバリバリできるのにおっちょこちょい」など、人はその人の外見や普段の様子とは違う一面を見つけた時に、そのギャップに思わず「ドキッ」とさせられてしまいます。
つまり、上手にギャップを作り出すことで、自分をより魅力的に見せることができるのです。

#3 好きは伝えると返ってくる「返報性の原理」

#3 好きは伝えると返ってくる「返報性の原理」

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「返報性の原理」とは、人が「受けた恩を返さなければ!」と思う心理のこと。
みなさんも自分に対して好意的な態度を取ってくれた人には優しくしようと思うし、反対に嫌な態度を取った人には親切にしたくないなと思いますよね?それはこの「返報性の原理」が働いているから。
つまり、好きな人には「好き」という気持ちを伝えた方が、相手も自分のことを好きになってくれる可能性が高くなるのです。

とはいっても、いきなり「好きです」と告白してしまうと、フラれてしまうリスクも高いですよね。
まずは、言葉や行動で、さりげなく相手に好意を伝えるようにしましょう。
例えば、「相手に目線を送る」「ボディータッチをする」「甘えてみる」など、「私はあなたのことが好きですよ」というサインを送るようにします。
そのサインが相手に届けば「返報性の原理」が働き、みなさんのことを好きになってくれる可能性が高まりますよ!

#4 「ウインザー効果」で印象アップを狙え!

「ウインザー効果」とは、直接本人から聞いたよりも第三者から聞いた情報の方が、信憑性が高まることを言います。
本人から「私は○○なんだ」と聞くよりも、「あの人って○○らしいよ」と人伝に聞く方が、なんだか信憑性がありますよね。
ただの噂話が、実際に起こった事実として広がってしまうのは、このためなのです。

ここまでお話すると、なんだか悪い効果のように感じてしまわれるかもしれませんが、この「ウインザー効果」を上手に利用すると、好きな人に自分のことを効果的にアピールすることができます。

やり方ですが、まず始めに、みなさんと好きな人の共通の知人や友人、同僚などの協力が必要になります。
信頼できる人を選んで、みなさんの恋愛成就に協力してもらえないか、お願いしてみましょう。
協力者を見つけたら、その人にみなさんの良い所を好きな人へ話してもらいます。
ここでウインザー効果が働きます!

「○○は料理が上手くて家庭的なんだよ」「○○っていい子だよね」などと話してもらえば、彼もみなさんのことを「家庭的ないい子」として認識するようになるのです。
みなさんも、ウインザー効果を上手に利用して、印象アップを狙いましょう!

#5 「ミラーリング」で居心地の良さを演出する

#5 「ミラーリング」で居心地の良さを演出する

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男性が彼女にする女性に求める条件として、「一緒にいる時の居心地が良い」というのは、上位にあげられる条件です。
この「居心地の良さ」を「ミラーリング」という心理学を利用して、作ることができます。

「ミラーリング」とは、相手のマネをして動きを合わせること。
「相手が飲み物を飲んだら自分も飲み物を飲む」「相手が笑ったら自分も笑う」など、実に簡単なことですよね。
ですがミラーリングされる側は、「この人とは気が合うな」「一緒にいて落ち着くな」と感じることができます。
自分と同じ反応を目にすることで、安心感や一体感を感じることができるのです。

ミラーリングは、会話でも使うことができます。

相手「この料理美味しいね」

あなた「本当にこの料理は美味しいね」

相手「今日はとても良いことがあったんだ」

あなた「とても良いことがあったの?」

このように、オウム返しにすることで、「この人は話を良く聞いてくれている」「自分の意見に賛成してくれている」という印象を与えることができます。
みなさんもミラーリングを利用して、一緒にいて居心地が良い女性を目指しましょう!

#6 「一貫性の法則」で誘いを断りづらくする

「一貫性の法則」とは、人が自分の思考・言動・行動に対して、一貫した姿勢を貫こうとするものです。
この法則を利用すると、意中の人をデートに誘った時に、相手に断りづらさを感じさせることができます。

やり方は、まず始めに相手が抵抗なく受け入れられるような小さなお願いをします。
「ペンを貸してもらえますか?」「今は何時ですか?」など、なんでもかまいません。
そしてこれをきっかけに、次にそれよりも少し大きなお願いをします。
例えば、簡単な仕事を手伝ってもらったり、何か相手の得意なことを教えてもらいます。
そしてそのお願いを徐々に大きくしていき、最終的にはデートに誘うのです。

すると相手は、これまでお願いを受け入れてきたので、デートの誘いだけを断るという「一貫性を欠く行動」に、抵抗を感じます。
そしてデートの誘いも受け入れてしまうのです。
みなさんも、好きな人をデートに誘う時に「ちょっとハードルが高いな」と感じたら、ぜひこの方法を試してみてくださいね。

#7 相手の選択を操る「ダブルバインド」

#7 相手の選択を操る「ダブルバインド」

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「ダブルバインド」とは、相手に二者択一の質問を投げかけて「NO」と言わせないための方法です。
例えば、好きな人を映画に誘うとしましょう。
その場合には、相手に映画に「行く?」or「行かない?」という質問をするのではなく、「土曜日にする?」or「日曜日にする?」という質問を投げかけます。
こうすることで、相手から「行かない」という選択肢を奪ってしまうのです。

ダブルバインドを使うと、押しに弱い人や、優柔不断な人はなかなか「NO」と言えません。
いつもハッキリ断れるという人でも、断りにくさを感じるのです。
この方法が必ずしも成功するとは言えませんが、先程ご紹介した「一貫性の法則」と合わせることで、デートに誘える可能性を格段にアップすることができますよ!

#8 人を褒める時のポイント「自己拡大」

みなさんは、人から褒められるのは好きですか?褒められて悪い気持ちになる人はいませんよね。
「褒める」というのにも、色々な褒め方があります。
外見を褒める・性格を褒める・行動を褒める・・・。
その中でも、人が他人から褒められて最も嬉しく感じるのは、「他人は知っているけど自分は知らない自分の魅力」を褒められることです。

「○○さんは、いつも笑顔が素敵だね」「○○くんは整理整頓が上手いね」そんな風に、自分では意識していなかったことを褒められると、驚くと同時に特別な喜びを感じることができます。
このことを心理学では「自己拡大」といいます。

そしてこの自己拡大を利用するもう一つメリットが、人はこの自己拡大を与えてくれた人に特別な感情を抱くようになるということ。
「自分のことを良く見てくれている」「自分の理解者だ」と感じるようになるのです。
好きな人を褒める時には、ぜひこの「自己拡大」を利用したいですね!

#9 「パーソナルスペース」に侵入して距離を縮める

#9 「パーソナルスペース」に侵入して距離を縮める

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人は誰しもパーソナルスペースという自身の縄張りのようなものを持っています。
みなさんも誰かと会話をしている時に、「この人距離が近いなぁ・・・」と不快に思った経験があるのではないでしょうか。
それはその人が、みなさんの許可なくパーソナルスペースへ侵入してきているから。
パーソナルスペースへ入れるのは、本人が好意を持っている人だけ。
逆に言えば、このパーソナルスペースへ自然に入り込むことができれば、好意を持っている人と、相手に勘違いさせられる可能性があるのです。

ではどのようにパーソナルスペースへ入り込めばいいのでしょうか?そのポイントは、左右から攻めること!パーソナルスペースには、前後に広く左右に狭いという特徴があります。
ですので、左右から距離を縮めていきましょう。
食事する時には、左右に並んで座れるカウンター席やソファー席を選ぶ。
デートに誘うなら、映画やドライブにするのがおすすめですよ!

#10 男心をくすぐる「アンダードック効果」

「アンダードック効果」は負け犬効果とも言われ、弱い者や不利な状況にある人に、思わず手を差し伸べたくなってしまう心理のこと。
スポーツ観戦をしている時に、勝っている人より負けている人を応援したくなってしまうのはこの効果が働くためです。
この効果を利用すると、好きな人に「自分が何とかしてあげなくては」「自分が守ってあげたい」と思わせることができます。

やり方は、好きな人に自分の弱っている姿や困っている姿を見せるだけ。
悩みを相談するのも効果的です。
男性は放っておけないような女性を好むもの。
アンダードック効果を利用して、男心をくすぐっちゃいましょう!
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