袖口のおしゃれを楽しむ！おすすめのブランドカフスボタン50選

カフスボタンはシャツの袖口を留めるアクセサリーです。
最もポピュラーなタイプが「スウィヴル式」のカフス。
デザインが豊富で使うシーンに合わせて選べます。
バッキング（留め具）に付いた棒を90度回転させて使うやり方。
「チェーン式」はフェイスとバッキングを鎖で繋いだもの。
17世紀中盤～20世紀前半にヨーロッパの貴族たちが使用していたそう。
カジュアルシーンに最適なカフスボタンです。
「モチーフ式」はフェイス部分がモチーフになっているカフスボタン。
フォーマルな席ではゲストのみ使用できます。
「紐式」のカフスはシルクやゴムで作られたものが多いです。
袖口がものに当たっても音がしないことでパソコン操作などに最適。
カジュアルなイメージが強くフォーマルシーンには向いていません。

カフスボタンが使えるシャツは袖の両端にボタンホールがあるタイプです。
「ダブルカフ」は袖口を折り返し2重にしたシャツ。
袖口のスリットに合わせてカフスボタンを通して留めます。
別名フレンチカフとも言いますよ。
「シングルカフ」は折り返しの無い一重のカフです。
樽のような形状で「バレルカフ」とも呼ばれています。
多くのシャツがこのタイプでしょう。
「コンバーチブルカフ」はカフスボタンでもボタンでも留められるシャツ。
シーンによってシングル風とダブル風に使い分けることができます。
コンバーチブルカフにボタンが2つ付いているものを「アジャスダブルカフ」と呼びますよ。
実用性が高く多くのシャツに採用されています。

カフスボタンはビジネスシーンで使えるのか迷う人もいるでしょう。
カフスボタンはビジネスシーンでも着用できネクタイピンと同様にアクセサリーのひとつになります。
ビジネスシーンで着用するする場合は、派手なものは選ばずスーツに馴染みやすいシルバー系がおすすめです。
社風によってはユニークなデザインを取り入れても良いでしょう。

結婚式やパーティーなどでカフスボタンは使用されます。
午前中や日中の正礼装と呼ばれるモーニングコートを着用する時は「白蝶貝」のカフスボタンを身に着けるのが国際的ルール。
白蝶貝のカフスボタンは1つの貝より採れる量が少なく希少で高額です。
独特な光沢感があり太陽光によって美しく輝くでしょう。
そして、夕暮れ以降の準礼装になるタキシードでは「黒オニキス」のカフスボタンを合わせます。
胸元の第一ボタン、第二ボタン、第三ボタンまでは黒オニキスのスタッドボタンを付けることを推奨されていますよ。
フォーマシーンではカフスボタンの種類に注意して使用したいですね。
また、正装となる燕尾服の場合は白蝶貝でかまいません。

通夜や告別式などの弔事は、派手な服装や個性的なコーディネートは避けます。
シンプルなシャツを選びカフスボタンは黒色、留め具の部分はシルバーを選びましょう。
シンプルなデザインの黒のオニキスや黒蝶貝など黒い石を選びます。