この悩み、どうにかしたい！誰にでもできる、激しい人見知りを克服して生まれ変われる方法

アルバイトや就職活動で人見知りの人が極力避ける職種は、接客・販売・営業・サービス業です。
窓口や受付など、他人と接するような仕事は就きたいと思いません。
事務でも出来るだけ電話対応のないようなところを探すくらい、多数の人と関わらなければならない仕事はしたくないのです。
ですがあえて接客業に就くのが一つの治療として効果があります。

私は学校を卒業後、アパレル販売員として働き始めました。
自分からお客様に話しかけてどんどん接客するお店なので、嫌でも他人に話しかけなければなりません。
初めの数日はどうしても言葉が出ず店長に大変叱られましたが、一週間以内にはなんとか話しかけられるようになりました。
会話としては不自然でしたが、こうして話しかけることを可能にしていく事が人見知りを治す第一歩となります。
これに慣れていけば、「仕事モード」に自分の中でスイッチを切り替えると他人とスムーズに会話する事が出来ますよ。

自分から友達を作るなんて無理、と思うかもしれません。
ですが、いつも人の集まる人気者と友達になるのは意外とハードルが高くないのです。
人が集まるという事はそこには話題が豊富にあるという事になります。
また、社交的な人は視野がとても広く周りの人々をよく見ているので、話しかけるのが苦手という人は目につきやすい持ち物を可愛いものや流行のものに変えると相手から話しかけてくれる可能性もあります。
その時にきちんと返事を準備していないと会話がすぐに終わってしまう事もあるので、ある程度膨らませられるように準備しておきましょう。

難しいと思うかもしれませんが、例えば可愛いキャラクターの物を褒められた場合は「最近ハマりだして集めたいんだけど、グッズはどこに売っているかな？」などでもいいのです。
質問で返せば会話は続きます。
人気者の友達になればそこから友達は自然と増えるので、クラス替えや新しい職場などで役立ちますよ。

人見知りには天職だと思うかもしれません。
他人に気を遣わず一日家事をしつつのんびり暮らせると思うかもしれませんが、楽しいのは初めだけです。
日中誰とも会わないとパートナーがいない間は会話ができません。
子供が小さいと育児をしながら家事の両立となり忙しい為のんびりしている暇もなく、車がないと遠出も出来ずに近所の散歩くらいしか気分転換はできないのです。

この生活が半年弱続くと心が病みます。
働いていないと誰かに褒められる事で満たされる承認欲求も全く満たされず、自分の存在価値を考えるようになります。
この状態でいざ何かの集会に参加すると、自分でも驚く程次々に言葉が出てきますよ。
セールスマン相手でも長話するようになるのです。
特に女性の場合は人と話す事でストレス解消をするので、ストレスを抱えれば抱え込んだだけ爆発したように言葉が出ます。
ここまで追い込むと、その後人見知りを再発させることはありません。