バースデーパーティーの主役に！人気の誕生日ケーキ15選+気をつけたいこと3選

「誕生日ケーキ」の始まりは「古代ギリシャ時代」にまでさかのぼります。
月の女神「アルテミス」の誕生祝いに丸いハニーケーキを焼き、アルテミスへのお供え物にしたことが始まり。
丸いケーキの形は「月の形」を意味し、ケーキにさしたろうそくの灯は「月の光」を表したそうです。

日本で誕生日ケーキを食べるようになったのは第二次世界大戦後で意外と最近。
戦後のGHQ政策下において広まった文化の一つです。
これは「個人の誕生日」を意識するようになったことも大きくかかわっているでしょう。

もともと日本には「数え歳」文化が根付いており、元旦に一斉に歳をとることになっていました。
個人の誕生日を祝うこと自体があまりなかったようです。
室町時代から続く「七五三」や奈良時代の「元服」や「裳着」といった成人の儀式など、誕生日のお祝い自体はあったようですが今のそれとは全く違います。

変化をもたらしたのは昭和24年に制定された「年齢のとなえ方に関する法律」。
「数え歳」ではなく「満年齢」を年齢ととらえるようになり「個人の誕生日」が意識されるようになりました。
個人の誕生日を意識することで、お祝いの意味合いも強くなり「誕生日ケーキ」文化も広まりやすかったのかもしれませんね。

まずはケーキの種類を考えましょう。
定番でいえば「デコレーションケーキ」や「タルト」、「ロールケーキ」などがあります。
そのデコレーションの内容を誕生日の方の好みに合わせて選ぶのが大切です。
生クリームにするのかフルーツたっぷりが良いのか、和風テイストや低糖質なヘルシーなケーキもありますよ。

また、シーンに合わせたサイズを選ぶのも重要です。
ちょっとしたプレゼントにぴったりな「ミニケーキ」ももらってうれしい誕生日プレゼント。
盛大なパーティーの主役ではなく、軽めのプレゼントにケーキを選ぶのもいいかもしれませんよ。

家族や恋人など特別な間柄の場合は「誕生日ケーキ」とは別に必ず「誕生日プレゼント」を用意してください。
ケーキはあくまで「誕生日の食卓やパーティー」の主役であって、「誕生日」の主役は「人物」であることを忘れないようにしましょう。
予算が難しい場合はケーキの予算を削ってでも、誕生日プレゼントはきちんとしたものを贈るべきです。
お祝いの気持ちがあれば何でもいいわけではなく、きちんと形式は守ってこそ平和な誕生日を過ごすことができます。

ケーキ選びで一番気をつけてほしいのが「食品アレルギー」。
アレルギーの中でも最も多い「小麦粉」「乳製品」「卵」が使われているものがほとんどです。
自分のお子さまならまだわかるかもしれませんが、お友達を読んでパーティーをするときや義理のご両親などにプレゼントするときは事前の確認が必要ですよ。
下手をすると命にかかわるのがアレルギーなので甘くみないように。
最近ではアレルゲンが入っていなくてもおいしく作られたケーキがたくさんあります。
ご安心ください。

遠方にお住いのご両親や祖父母様への誕生日ケーキなら、配送などでお送りすることも多いでしょう。
昨今ではインターネットによる宅配ケーキも充実しており、遠くても誕生日をお祝いすることができます。
しかし、ケーキは生ものでほぼチルド扱いでの配送が多いです。
相手が在宅していなかったときなど、受け取りが遅れてしまいおいしく召し上がっていただけなかったら残念ですよね。
賞味期限が少し長いものを選ぶか、確実に受け取れる予定を確認しておくようにしましょう。

誕生日は特別な日。
それなら特別にお誕生日様の為に世界に一つだけのケーキを作ってプレゼントするのも大変魅力的な提案です。
しかし、誰かの手作りは衛生面が心配で食べられないという方も少なくはありません。
お子様たちあつまってみんなで作る場合も、反対される親御様もいないとは限らないのです。
手作りは確かに愛情を感じやすく良いと思われるかもしれませんが、いろんな考え方の方がいらっしゃるということを忘れてはいけませんよ。