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【100選】本が苦手な子にも!名作から独特の世界観まで小学生へのクリスマスプレゼントにおすすめの本を学年別に紹介

#70 黒柳徹子さんの自叙伝「窓ぎわのトットちゃん」

窓ぎわのトットちゃん (講談社青い鳥文庫)

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黒柳徹子さんの小学校生活を描いた自叙伝です。
小学校1年生で学校を退学になってしまったトットちゃん。
「君は、ほんとうは、いい子なんだよ」新しい学校の先生から言われた言葉に大きな自信を与えてくれます。

自分と周りを比べて落ち込んだり、窮屈さを感じることもありますよね。
心が溶けるような優しい言葉に、読み終わったあとには不思議な安心感に包まれるかもしれません。
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#71 涙なしでは読めない「ワンダー Wonder」

ワンダー Wonder

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オーガスト・ブルマンはふつうの男の子。
しかし、生まれつき顔に障害がありました。
初めて通うことになった学校ではジロジロ見られ、悲鳴をあげられ、ときには「病気がうつる」と避けられることも…。

映画化で話題になったので聞いたことのある方も多いかもしれません。
障がいのあるなしに関わらず、他者を受け入れることの難しさ、それを受け入れた先に得られる大切なものについて考えさせられます。
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#72 自分らしさとは何か?「ハッピーノート」

ハッピーノート (福音館創作童話シリーズ)

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聡子は小学6年生。
学校でも塾でもいじめられているわけではないけれど、なかなか自分らしくいることができません。
そんなモヤモヤから家ではつい両親に当たってしまいます。
塾で出会ったリサとの交流を通して、徐々に自分らしくいられるようになる成長の物語です。

難しいお年頃の高学年女子。
友だちに合わせて思ってもいないことを言ったり、楽しいふりをしたり…。
ちょっぴり無理をしていることがあるかもしれません。
読み終わったあとは、昨日よりも少しだけ前向きに自分らしくいよう!と背中を押されることでしょう。
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#73 大人への反乱を描いた少年たちの物語「ぼくらの七日間戦争」

ぼくらの七日間戦争 (角川文庫)

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ある日、東京下町にある中学校の1年2組の男子生徒が全員姿を消した。
体面ばかりを気にする大人たちに対して反乱を起こしたのです。

思春期のときに感じる大人への不信感や葛藤に共感するお子さんは多いのではないでしょうか。
最初はめちゃくちゃな要求をする子どもたちが次第に変化し、成長していく姿も必見。
他の【ぼくらの】シリーズもオススメですよ。
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#74 恋をするっていいなと思える「ラブ・レター」

ラブ・レター (あさのあつこコレクション)

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大好きなクラスメイトの楽くん。
学校での手紙のやり取りは禁止されているけれど…。
大好きな楽くんにラブレターを出そうとする愛美の純粋で甘酸っぱい物語です。

恋心に揺れる思春期の繊細な心情が描かれています。
便箋を選んで、何度も何度も書き直した字。
スマホが主流の今だからこそ読んで欲しい一冊です。
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#75 もうすぐ中学生になる君に贈りたい「バッテリー」

バッテリー (角川文庫)

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リトルリーグのエースピッチャーとして絶対の自信を持っている巧。
中学入学前の春休み、父の転勤で岡山に越すことになり…。
そこでキャッチャーの豪と出会うことで、独りよがりだった巧の心が変化していきます。

描写が瑞々しく、読書に慣れていないお子さんも夢中にさせるほど魅力ある小説です。
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#76 猫と人間の愛と友情の物語「ルドルフとイッパイアッテナ」

ルドルフとイッパイアッテナ

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黒猫ルドルフと兄貴分のイッパイアッテナの愉快な野良猫生活を描いた物語。
二匹の知恵と友情、そして愛が溢れています。

親が子どもに教えていきたいような教訓も、説教くさくなくスッと心に響くことでしょう。
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#10 一度は読んでおきたい名作

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やはり何十年も読み継がれる名作には理由があります。
時代に左右されないテーマや美しい文章、心を動かす言葉。
中学受験をするお子さんなんかは教養としても読んでおきたいですよね。

名作は映画化されているものも多いので、読書が苦手なお子さんも親しみやすいでしょう。

#77 ちょっぴり不気味な世界に引き込まれる「注文の多い料理店」

宮沢賢治のおはなし (2) 注文の多い料理店

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猟にきた山の中で二人が見つけたのは「山猫軒」と書かれた料理店。
「どなたもどうぞお入りください」と書かれた扉の先にはまた扉で、その先も扉で、最後に二人を待っていたのは…。

小学生の頃、ちょっと怖いものに興味がわく時期ってありませんでしたか?不気味で不思議な世界観に、読み出したら指が止まらなくなるかもしれません。
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#78 幻想的で美しい情景が目に浮かぶ「銀河鉄道の夜」

新編 銀河鉄道の夜 (新潮文庫)

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こちらも宮沢賢治の不朽の名作。
星祭りに向かう途中、気付けば夜空をかける銀河鉄道にのっているジョバンニ。
親友のカムパネルラと一緒に銀河の旅に出かけます。

悲しいけれど心が落ち着き、本当の幸せとは何かと考えさせられる一冊です。
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